格安SIMとスマホ比較」の過去ログと管理人の日常ログです。

2016年8月3日 格安SIM20枚とWiMAX 2+、格安SIMの障害情報の不親切さ

計測日時: 2016年8月3日 平日 水曜
※速度計測の負担を軽減するため、今回から速度グラフの表示を省略します。

2016年8月3日の格安SIMとWiMAX 2+の通信品質ランキング

下記が2016年8月3日の画像の読込速度、アプリのダウンロード速度、ファイルのダウンロード速度、動画の再生時の通信速度など、実際に出る通信速度を総合的に評価した格安SIMとWiMAX 2+の通信品質ランキングです。

1位 BIGLOBE WiMAX 2+
2位 UQ mobile
3位 なし
4位 なし
5位 NifMoFREETEL
6位 mineoのauプラン、DMM mobileエキサイトモバイルIIJmio、イオンモバイル
7位 BIGLOBE SIM
8位 OCNモバイルONE、おかわりSIM、楽天モバイルの新APN、楽天モバイルの新新APN、mineoのドコモプラン
9位 楽天モバイルの旧APN、TONEモバイル(高速)、Umobile、DTI SIM
10位 ぷららモバイルLTE、TONEモバイル(通常)、0SIM

前回からの順位変動

UQ mobileは平日の昼の時間帯は異常に速い速度から、普通に速い速度に戻ったので1ランクダウンして2位になりました。

FREETELは、良い速度を維持していることから1ランクアップして5位になりました。

楽天モバイルの新APNと新新APNは通信障害を起こしたことと、通信速度が再び低下したことから、1ランクダウンして8位になりました。

前回最悪だったmineoのドコモプランの通信速度が少し改善されたので、1ランクアップして8位になりました。

U-mobileは、悪かった通信速度がさらに悪化して最悪になったので1ランクダウンして9位になりました。

前回速度が落ちて最悪になった0SIMが、今回さらに速度が低下してク◯レベルになったので、1ランクダウンして10位になりました。

残りの格安SIMは前回と同じ順位です。

2016年8月3日の通信速度の総括

表の中の数字は通信速度(ダウンロード速度)です。単位は全てMbpsです。 

前回まで時間帯ごとにまとめて計測アプリの速度結果を掲載したり、速度グラフを掲載していましたが、回を重ねるごとに速度計測の負担が鬼のように大変になっていってしまいました。

そのため、負担を軽減するため、時間帯ごとの計測アプリの速度結果の一覧や、速度グラフの掲載は省略することにしました。代わりに、速度計測の頻度を少し増やそうかと思います。

(現在4週間に1度の割合で速度計測をしていますが、次回から3週間周期で速度計測をしようかと予定しています。)

楽天モバイル(新新&新&旧)

楽天モバイル(新新) 2016年3月以降に契約した場合(これから楽天モバイルを契約する場合は、この速度が適用されます)

楽天モバイル(新新) 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 20.00 12 1.5  
12時 5.89 0.12 0.1/0.1  
14時     1.5  
19時 15.13 3.5 0.9 1.2

楽天モバイル(新新)は前回よりも速度がだいぶ低下していました。特にアプリやファイルのダウンロード速度は前回は10Mbps以上出ていましたが、今回は1.5Mbpsくらいまでしか出なくなっていました。

加えて、8月2日から3日にかけて、通信が頻繁に途切れる障害が出て、まともにネットができない状態になりました。2日経ってようやく問題は解消されましたが、かなり長い時間ぶっ壊れていました。(かなり迷惑な障害でした)

ちなみに、今回の楽天モバイルの障害は、障害を起こしている間、楽天モバイルからは何の情報の掲載もありませんでした。障害が復旧してから、ようやく超目立たないところに記載があっただけです。

楽天モバイルに限らず、格安SIMは障害情報をまともに掲載しません。FREETELもにたようなことを以前したし、U-mobileもしたし、BIGLOBEも、その他の格安SIMも表面化していないだけで、大なり小なりバカバカ出てくると思います。

障害を起こすとネットが繋がらなくなったりするなど大迷惑を被るのですが、現状、どの格安SIMが通信障害を犯す割合が少ないのか判断がつきません。

格安SIMごとに、どの程度の頻度と範囲で障害を発生させているかわかるように総務省が主導して、強制ルールを作ってもらいたいものです。

楽天モバイル(新) 2015年10月6日〜2016年3月頃に契約した場合

楽天モバイル(新) 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 18.92 1.5 1.5  
12時 15.43 0.15 0.05/0.05  
14時     1.6  
19時 19.84 0.7 0.2 1.2

楽天モバイル(新)も前回と比べて速度が悪化していました。計測アプリでは10Mbps以上出ますが、画像(Web)の読み込みや、アプリ/ファイルのダウンロード速度はロクでもない速度になっています。楽天モバイル(新)も8月2日から3日にかけて、通信が頻繁に途切れる障害が発生していました。

楽天モバイル(旧) 2015年10月5日以前に契約した場合

楽天モバイル(旧) 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 1.55 0.7 0.4  
12時 0.37 0.2 0.2/0.25  
14時     0.4  
19時 0.93 0.7 0.8 0.6

楽天モバイル(旧)は前回と同様、ロクでもない通信速度しか出なくなっています。2015年10月5日以前に楽天モバイルを契約してしまった人で通話SIMを使っている人は、12ヶ月以内に解約した場合は解約手数料9800円がかかるので、13ヶ月目になったらさっさと他の格安SIMヘMNPすることをお勧めします。

楽天モバイルは格安スマホをかなり安く買えたり、楽天市場でもらえるポイントが2倍になったり、月850円で5分以内の国内電話がかけ放題になったりと、料金面やサービス面で強みがありますが、通信速度に関しては諦めたほうがいいです。

楽天モバイルは、通信速度の改善にお金をかけるのではなく、そのお金で格安スマホを安くする原資に当てているような感じがします。

通信速度を重視せずに、格安スマホが安く買えればいい場合や、楽天市場でもらえるポイントが2倍にしたい場合に楽天モバイルがおすすめです。

楽天モバイルの評価とネットの評判の詳細

UQ mobile

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 67.51 30 80  
12時 4.25 2.5    
14時     65  
19時 32.59 30 55 8

上記は、UQ mobileのデータ高速プラン、音声通話プラン、ぴったりプランの通信速度になります。

相変わらず圧倒的に速い通信速度を維持しています。前回は平日の12時の時間帯でも画像の読み込み速度で7Mbps出ていましが、今回は2.5Mbpsに低下してます。低下したと言っても2.5Mbpsなので快適に使うことができます。

通信速度を重視する場合は、UQ mobileを優先的に検討してみることをおすすめします。

ただ、UQ mobileの場合、選べるスマホの種類が限られていることや、選べるデータ量も限られています。テザリングを使ってノートパソコンでネットをしたいとかでもない限り、そこまで最優先する必要もないです。

格安SIMの中で平均以上の通信速度が出ていれば、基本的にスマホで使う分には問題なく使えます。

UQ mobileの無制限プランについて

通信速度を計測する場合、利用用途や計測する時間帯によって速度が大幅に変わるのですが、UQ mobileの無制限プランだけは変わりません。朝でも昼でも夜でも、どんな利用用途でも通信速度が下記のように0.5Mbpsに一定しています。

無制限プラン 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 0.50 0.50 0.50  
12時 0.60 0.50    
14時     0.50  
19時 0.47 0.50 0.50 0.50

画像(Web)の読み込み速度や、アプリ/ファイルのダウンロード速度、動画の再生時の通信速度は全て計測していませんが、ほぼ確実に0.5Mbpsが超安定して出ます。

普通であれば、0.5Mbpsは遅いのですが、UQ mobileの無制限プランは0.5Mbpsでも速度が超安定しているので、割と普通に使うことができます。それに何より、月額1980円で、3日間で3GBまでデータが使えるので、データを安くたくさん使うこともできます。

UQ mobileの評価とネットの評判の詳細

NifMo

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 11.84 15 4  
12時 1.16 0.3 0.15  
14時     20  
19時 7.30 12 4 4

NifMoは前回に引き続いて快適な通信速度が出ていました。ただし、平日の昼12時の時間帯の通信速度は良くありませんでした。

平日の昼12時の時間帯の通信速度は、どの格安SIMも悪いので、とりあえず楽天モバイルのような超最低の速度にならなければ良い気がします。ただ、NifMoで超お買い得なキャンペーンが開始されたので、このキャンペーンでユーザが増加して、通信速度が低下する可能性があります。

格安SIMや格安スマホの中で、最もお得なキャンペーンです。現時点での一番人気の格安スマホ、Pilite(実売価格2万9000円)がNifMoなら1万6023円で手に入ります。国産スマホで大ヒットしたarrows M02の後継機、arrows M03(実売価格3万8000円)がNifMoなら2万3229円で手に入ります。超お買い得です。

ユーザが増加して、通信速度が低下する可能性は高いですが、それを加味してもお買い得です。NifMoの場合、通信速度が不満が出るくらい低下した場合、1ヶ月くらい待っていれば、速度が改善されたりします(去年の11月がそんな感じになりました)。

NifMoの評価とネットの評判の詳細を見る

OCN モバイル ONE

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.79 3 1  
12時 0.94 0.35 0.1/0.2  
14時     1.5  
19時 3.18 2.5 0.5 1

前回よりは少しだけ良くなったかな?とも思いますが、相変わらず通信速度が低空飛行をしているのが、OCNモバイルONEです

格安SIMはユーザが増えて速度が低下したり、回線を増強して速度が速くなったりしたりしますが、OCNモバイルONEは何もしていない感じがします。

通信速度は最悪ではありませんが、ずーと良くないのです。わざわざこれから選ぶ格安SIMではありません。すでにOCNモバイルONEを使っている人は、我慢できるならそのまま使っていていいんじゃないかと思うくらいの通信速度です。

通信速度もあまり良くなく、月額料金も他の格安SIMと比べると高いです。

OCNモバイルONEの唯一のメリットは200kbpsの低速モードなら無制限に使うことができることです。インタネットラジオのRadikoなどをたくさん聴きたい場合に、OCNモバイルONEを検討してください。それ以外に、OCNモバイルONEを選ぶメリットはありません。

OCN モバイル ONEの評価とネットの評判の詳細

IIJmio

IIJmioとDMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルの通信速度は同じになります。

IIJmioとDMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルは、通信速度がほぼ同じ結果になります。これはIIJmioの設備をDMM mobileとエキサイトモバイル、イオンモバイルが使っているからです。計測を簡略化するために、DMM mobileの画像(Web)、アプリ/ファイル、動画の速度をIIJmioとエキサイトモバイル、イオンモバイルと同じものとして扱います。

IIJmio 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 2.69 4 2  
12時 0.67 0.4 0.4  
14時     20  
19時 2.08 1.5 1.5 1.4

IIJmioは前回と同様、比較的少しだけ速い速度を維持していました。

IIJmioは通信速度はとても速くはなりませんが、遅くもなりません。ここずーと少しだけ速い通信速度を維持しています。無難か格安SIMを選びたい場合は、IIJmioが一番無難です。

ただ、IIJmioを選ぶなら、DMM mobileやエキサイトモバイルがオススメです。DMM mobileやエキサイトモバイルはIIJmioの設備を使っているので、IIJmioと同様に無難な速度が出る格安SIMです。

IIJmioとの違いは、DMM mobileなら月額料金が少し安くなって選べるデータ量の種類が多いこと、エキサイトモバイルなら実際に使ったデータ量に応じて月額料金が決まるので、月額料金をIIJmioよりも安くすることができることです。

IIJmioと同じ品質を得ることができるので、IIJmioを選ぶなら、DMM mobileかエキサイトモバイルがオススメです。

ちなみに、イオンモバイルの同じことが言えますが、サービス開始から長期(4カ月ちょっと)にわたって申し込みの受付を停止していました。イオンモバイルの対応能力に疑問があるので、イオンモバイルはしばらくの間は様子見です。

IIJmioの評価とネットの評判の詳細

DMM mobile

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 6.89 4 2  
12時 0.59 0.4 0.4  
14時     20  
19時 1.79 1.5 1.5 1.4

DMM mobileも相変わらず、IIJmioと同じ速度が出ていました。多少の速度差は誤差です。

DMM mobileなら月額料金がIIJmioよりも少し安くて、選べるデータ量も豊富です。DMM mobileの通信速度はIIJmio品質なので、IIJmioより月額料金が少し安くできる、DMM mobileを選んだほうがいいです。

ただ、今なら同じくIIJmio品質のエキサイトモバイルがキャンペーンで月額料金の割引をしているので、IIJmio品質で選ぶなら、エキサイトモバイルが一番お得です。

DMM mobileの評価とネットの評判の詳細

エキサイトモバイル

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 5.75 3 10  
12時 0.54 0.4    
14時     15  
19時 1.52 1.8 1.5 1.6

エキサイトモバイルも前回と同様、IIJmioと同じく平均的な格安SIMより少し速い通信速度が出ていました。

エキサイトモバイルの通信速度はIIJmio品質です。IIJmioと違うのは、月額料金になります。エキサイトモバイルの場合、実際に使ったデータ量に応じて月額料金が変わる従量制のプランになっています。1GBごとの従量制(最適料金プラン)になので、月額料金を一番簡単に安くすることができます。

加えて、今なら従量制(最適料金プラン)を申し込むと、月額料金が4ヶ月間500円引きになるキャンペーンをしています。もともと安いエキサイトモバイルの月額料金が、さらに割安で使うことができます。

ちなみに、2016年8月15日までのキャンペーン割引ですが、延長を繰り返しているキャンペーンなので実際のところいつキャンペーンが終了するのかわかりません。

IIJmio、DMM mobile、エキサイトモバイル、イオンモバイルの中で、キャンペーン割引をしている、エキサイトモバイルが一番オススメです。

エキサイトモバイルの評価とネットの評判の詳細

イオンモバイル

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 2.97 4 2  
12時 0.41 0.4 0.4  
14時     20  
19時 1.77 1.5 1.5 1.4

イオンモバイルも、IIJmioとIIJmio品質の他の格安SIMと同様に、IIJmioと同じ速度が出ていました。

イオンモバイルはもともと2016年2月下旬に格安SIMのサービスを開始しましたが、サービス開始直後にネットでの受付を停止、実店舗での数量限定(少数)の受付になってしまいました。4ヶ月たってようやくネットで数量限定で受付を再開した経緯があります。

このサイトで契約しているイオンモバイルは3月にイオンの実店舗に2回行って手に入れたのですが、無駄に長い手続きだったので悪印象があったりします。

充実のサポートとか言って、実際の対応能力のなさに、イオンモバイルの信頼性は低いです。通信速度の面では、IIJmio品質なので悪くないのですが、わざわざイオンモバイルを選ぶくらいなら、DMM mobileやエキサイトモバイルを選んだほうがいい気がします。

イオンモバイルの評価とネットの評判の詳細

U-mobile

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 9.08 3.5 1  
12時 0.51 0.25 0.15/0.1  
14時     0.7  
19時 0.55 0.7 0.4 0.3

U-mobileは前回よりも悪化して、最悪な格安SIMになりつつあります。ただし、これ、U-mobileの1GB、5GB、ダブルフィックス、USEN MUSIC SIMの通信速度になります。

U-mobileで最近開始した、PREMIUM LTE使い放題、U-mobile SUPERは別回線を通るので、上記の通信速度は適用されません。

なんというか、U-mobileには統一性がなくて、四方八方にバラバラになっている感じです。もはや何が何だかわかりません。U-mobileの公式サイトも統一感がないので、一度大規模改修をしたほうがいい気がします。

ちなみに、PREMIUM LTE使い放題は、使い放題という名前が付いていますが、使い放題ではありません。旧LTE使い放題は、3日間で1.2GBぐらい使うと速度制限になって使いものにならなくなったので、PREMIUMプランも似たようなデータ量になるのではないかと思います。(旧LTE使い放題は、PREMIUM LTE使い放題の登場とともに廃止されました)

U-mobileはしばらく様子見です。

U-mobileの評価とネットの評判の詳細

FREETEL(FREETEL SIM)

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 20.66 16 15  
12時 21.99 0.8 0.6  
14時     30  
19時 20.54 4.5 1 1.3

FREETELは前回に続いて快適な通信速度を維持していました。

FREETELの計測アプリの速度結果は実際に出る通信速度とかけ離れているので、参考にする価値はありませんが、実際に出る通信速度は格安SIMの中でもUQ mobileについでトップクラスです。

平日夜のアプリやファイルのダウンロード速度が少し遅いですが、それ以外は理想的な通信速度を維持しています。FREETELは実際に使ったデータ量に応じて月額料金が決まるので、月額料金も簡単に安くできます。

さらに、FREETELには月840円で国内通話が5分かけ放題になるオプションがありましたが、これは以前は通話音質が悪くて固定電話への番号通知もできなかったのですが、7月下旬に音質が大幅に改善されて、固定電話への番号通知もできるようになりました。

低速モード(節約モード)への切り替えアプリも7月下旬ようやくリリースされて、低速モードへの切り替えも簡単になりました。

いつの間にやら、フリーテルは通信速度、月額料金、サービス面、全てにおいて満足する格安SIMになりました。格安SIMの中で、最も満足度が高くなるのは、おそらくフリーテルだと思います。

そんなフリーテルですが、2016年9月5日まで月額料金が最大3年間299円引きになるキャンペーンも行っています。

music.jpという月額400円の映画や漫画、音楽のダウンロードサービスに申し込むことで、3年間299円引き(合計1万764円)が適用されます。music.jpを申し込まない場合、割引期間は2年間(合計7176円)になります。

もともとフリーテルの月額料金は安いのですが、このキャンペーンでさらにお得になっています。

FREETELの評価とネットの評判の詳細

mineo(マイネオ) auプラン(A)

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.77 4 3  
12時 0.70 0.6 0.2/0.25  
14時     40  
19時 2.74 4 0.8 1.7

mineoのauプランは前回に引き続き、比較的速い通信速度を維持していました。

この速度が安定的に維持できれば良いのですが、最近のmineoのauプランの通信速度は不安定で、不定期に遅くなったりすることがあります。そこまで気にするほどではありませんが、もう少し安定してもらいたいところです。

mineoの強みは、通話SIM(デュアルタイプ)をすぐに解約しても違約金がかからないことや、家族割や複数回線割(月50円引き)があること、フリータンクで月1GBのデータを無料でもらえること、パケットシェアで家族でデータをシェアできることが強みですが、mineoのauプランの弱みは選べる端末が少なくて価格も少し高かったことです。

そんなmineoのauプランの弱みが、ZenFone GoのVoLTE対応により解消されました。

ZenFone Goは税込2万1000円ほどで買える人気上位の5.5インチスマホです。ZenFone Goはドコモ系の格安SIMしか使えなかったのですが、ZenFone GoのソフトウェアのアップデートでVoLTEに対応して、au系の格安SIM、mineoのauプランでも使えるようになりました。(mineoのauプランの格安SIMの種類は「au VoLTE対応SIM」)

mineoでも9月からZenFone Goを開始しますが、今なら先行予約でAmazonギフト券2000円分と契約事務手数料3000円が無料になるキャンペーンを8月31日までやっています。

mineoの評価とネットの評判の詳細

mineo(マイネオ) ドコモプラン(D)

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.43 8 2  
12時 1.11 0.5 0.2/0.25  
14時     2  
19時 2.65 2.5 0.1 0.7

mineoのドコモプランは、前回は最悪な通信速度になっていましたが、今回はある程度速度が改善されていました。改善されたと言っても、平均的な格安SIMよりも少し下回る程度になります。

特に平日の14時の空き時間くらい、通信速度は10Mbpsくらい出てもらいたいところです。

mineoの評価とネットの評判の詳細

BIGLOBE SIM(3G・LTE)

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 28.52 20 27  
12時 0.55 0.6 0.25/1  
14時     4  
19時 7.62 3 18 1

BIGLOBE SIMは前回に続いて、比較的良い通信速度を維持していました。

前回と比べて、14時のアプリ/ファイルのダウンロード速度が20Mbpsから4Mbpsに急低下していましたが、翌日の14時に再計測したところ20Mbpsに戻っていました。19時のアプリ/ファイルのダウンロード速度が18Mbpsと超速いですが、たまたまです。いつもは2〜3Mbpsくらいです。

BIGLOBE SIMの通信速度は少し安定していませんが、全般的に見ると比較的良い通信速度になっています。

BIGLOBE SIMは通信速度の面でも割とお勧めできますが、通話パック60(月額650円)を申し込むことで、2400円相当(60分)の通話料金が650円になるので、格安SIMでも電話代を安くしたい場合にもオススメになります。

2016年10月2日までに申し込むと、月額料金が半年間最大1200円引きになるキャンペーンも実施しています。

BIGLOBE SIMの評価とネットの評判の詳細

DTI SIM

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 4.36 4 1.3  
12時 0.45 0.5 0.6/0.5  
14時     4  
19時 4.12 2 1 1

DTI SIMは前回と比べて速度がだいぶ改善されて、平均的な格安SIMよりも少しだけ速いくらいの速度になっていました。

ただし、これ回線の増強直後の通信速度になります。8月2日に回線の増強があって、計測したのが8月3日です。DTI SIMの場合、ユーザが急増しているので、通信速度はここから目に見えて落ちていく可能性が高いので、上記の通信速度は当てになりません。

ユーザが急増している理由は、キャンペーンで月額料金が安くなっていることと、データを大量に安く使うことができるためです。

3GBのデータSIMなら通常850円の月額料金が、半年間無料で使うことができます。月額2200円のネットつかい放題は、現在キャンペーンで半年間980円引きで使うことができます(2016年8月31日まで)。

ネットつかい放題は無制限プランですが、おおよそ1日もしくは連続する2日の通信量が1~3GB程度なら速度制限に引っかからずに使うことができます。現状だと、1日1GB〜1.5GBくらいは使えるようです。

10GBプランの月額料金の最安値はDMM mobileの2190円です。DTI SIMのネットつかい放題は月30GB〜45GB使えて、月額料金はキャンペーン中は半年間1220円になります。超安いです。

このため、ユーザ数が急増して、DTI SIMの通信速度は低下気味にあります。今回はたまたま回線増強直後の通信速度の計測になりましたが、数週間後にはだいぶ速度が低下している状態になっている可能性は高いです。

DTI SIMの月額料金はかなりお得ですが、通信速度に関してはあまり当てにしないほうがいいです。

DTI SIMの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

日本通信 b-mobile おかわりSIM

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 5.13 5.5 2.5  
12時 0.99 0.8    
14時     1.7  
19時 5.82 2.5 1.4 1.5

おかわりSIMは地味ですが、安定してそこそこ良い通信速度が出ています。空いている時間、平日の14時でもアプリ/ファイルのダウンロード速度が2Mbps前後しか出ませんが、昔からそういう格安SIMです。

空いている時間帯でも通信速度は速くなりませんが、比較的安定した通信速度が出ます。悪くはない格安SIMですが、キャンペーンもないので、わざわざおかわりSIMを選び理由がありません。

おかわりSIMを選ぶなら、FREETELかエキサイトモバイルを検討するのがおすすめです。

FREETELの使った分だけ安心プランもおかわりSIMと同じく従量制のプランになっている上に、通信速度がおかわりSIMより速く、月額料金もおかわりSIMより少し安くて、さらにキャンペーンで月額料金が最大3年間299円引きになります。

エキサイトモバイルの最適料金プランも従量制のプランで、おかわりSIMよりも細かくデータ容量の区分が仕切られていて、大容量にも対応していて、通信速度もおかわりSIMより速くて、キャンペーンで月額料金が4ヶ月間500円引きになります。

おかわりSIMは何かキャンペーンで割安に始められる場合に、検討する感じになります。

b-mobile(おかわりSIM+高速定額)の評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

トーンモバイル

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.02 1 0.7  
12時 0.62 0.5    
14時     0.5  
19時 0.37 1.5 0.7 0.7

TONEモバイルは1GB300円の高速チケットを使っている状態の通信速度になります。高速チケットを使っていない通常速度は上記の速度の2分の1から3分の1くらいになります。

遅いです。

高速チケットを使っているのに、空いている時間であるはずの14時でもアプリ/ファイルのダウンロード速度が0.5Mbpsしかでません。前回と比べて朝と夜の通信速度が改善されていますが、それでも平均的な格安SIMの通信速度よりも遅いです。

トーンモバイルは基本的に小中学生に持たせる格安スマホです。通信速度が高速チケットを使っても遅いので、高速チケットなしの通信速度は目も当てられなくなる感じです。ですが、小中学生の場合、通信速度が遅いスマホを渡した方が、スマホを使いすぎないという点でメリットがあります。

高校生以上や大人の場合、TONEモバイルの遅い通信速度を使ってもメリットなんてないので、避けたほうが良いです。

トーンモバイルの評価と他の格安SIMや格安スマホとの比較と評判

0SIM

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 1.72 1 1.1  
12時 0.33 0.2    
14時     0.7  
19時 0.87 0.2 0.25 0.3

0SIM終了のお知らせ、と思われるくらい最悪の通信速度になっていました。前回も速度が悪化して悪い速度という評価になったのですが、今回はさらに悪化して最悪になりました。

0SIMは申し込み自体を制限し始めました。

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2016年8月1日より、お申し込みできる日が「0のつく日」のみとなりました。
<お申し込み可能日>
2016年8月:8月10日、8月20日、8月30日
2016年9月:9月10日、9月20日、9月30日
※ 2016年10月以降のお申し込み日に関しては現在調整中です。
————-

新規ユーザの申し込みを終了して、0SIMを終了させたい匂いがプンプンします。ただ、体面上、サービスの継続を頑張りましたをアピールしているくらいです。

0SIMはSo-netが提供している格安SIMです。So-netの格安SIMはあまり信用できないと思っていたら、やっぱりみたいな事になりそうです。

0SIMのデータSIMは月500MB未満のデータなら月額無料で使えますが、この調子だとクソすぎる通信速度で放置され続けるので、手を出さないほうがいいです。0SIMは完全に安かろう悪かろうです。

0SIMの評価と他の格安SIMや格安スマホとの比較と評判

BIGLOBE WiMAX 2+

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 6.62 16 20  
12時 10.38 9 6 20
14時     25  
19時 18.34 20 15 15

BIGLOBE WiMAX 2+は契約してからずーと、全時間帯で全ての利用用途で速い速度が出ていました。

計測アプリの速度結果が少し遅かったり、平日の昼のアプリ/ファイルのダウンロード速度が少し遅い結果が出たりしますが、誤差です。基本的に15Mbpsから20Mbps出ます。

WiMAX 2+の通信速度は主に場所によって変わってきます。都市部に近ければ近いほど速度が速くなって、郊外に行けば行くほど遅くなる傾向にあります。

ちなみにここでの計測場所は東京の住宅地の家の中(窓まで2mの距離)です。渋谷まで40分ぐらいの場所です。

おそらく主要な都市から1時間以内なら15Mbpsから20Mbpsくらいでる気がします。1時間半くらいになるとぐっと速度が低下して5Mbpsくらいになるのではないかと思います。2時間くらいになると、つながるかどうか怪しいレベルになると思います。

WiMAX 2+の場合、3日間で3GB以上のデータを使うと速度制限になりますが、格安SIMと異なり、速度制限中でも5Mbpsくらいでます。

データをたくさん使いたい場合で、ある程度人が住んでいるような場所に住んでいる場合は、WiMAX 2+を検討してみることをおすすめします。

人がまばらにしか住んでいない郊外や山の中、または都市部でも窓がない密室の場合は、WiMAX 2+の電波が届かない可能性が非常に高いので、検討する場合はその点だけ気をつけてください。

BIGLOBE WiMAX 2+の評価と比較とネットの評判の詳細

WiMAX 2+とポケットWiFiの比較と評価、自分に最適なプランの選び方