格安SIMとスマホ比較」の過去ログと管理人の日常ログです。

2017年8月23日 格安SIM26枚とWiMAX 2+、U-mobile Sを追加、計測に反応速度と安定性を追加

2017年8月23日(平日水曜日)の格安SIMとWiMAX 2+の通信品質ランキング

超速い 1位 UQ mobile
2位 BIGLOBE WiMAX 2+ワイモバイル
3位 U-mobile S(暫定順位)
4位 なし
比較的速い 5位 なし
6位 LINEモバイルmineoのauプラン、mineoのドコモプラン、IIJmioのタイプD、IIJmioのタイプA、DMMモバイルエキサイトモバイルイオンモバイルのタイプ1、U-mobile(通常プラン)、楽天モバイルの新新APN
普通 7位 NifMoDTI SIM、イオンモバイルのタイプ2、楽天モバイルの新APN
少し遅い 8位 BIGLOBE SIM、FREETEL
遅い 9位 OCNモバイルONE、TONEモバイル(高速)
論外 10位 ロケットモバイル、nuroモバイル、おかわりSIM、TONEモバイル(通常)
クズ 0SIM

 

上記が2017年8月23日の反応速度と安定性、Web(画像)の読込速度、アプリのダウンロード速度、ファイルのダウンロード速度、動画の再生時の通信速度など、実際に出る通信速度を総合的に評価した格安SIMとWiMAX 2+の通信品質ランキングです。

前回からの順位変動

今回初計測のU-mobile Sは超速い通信速度だったので3位にランクイン。

LINEモバイルは通信速度の低下により、1ランクダウンの6位。暫定順位を外しました。

NifMoは平日昼の反応速度と安定性が悪すぎるので、1ランクダウンの7位。

DTI SIMも平日昼の反応速度と安定性が悪すぎ、なおかつ実際に出る通信速度が前回とはパターンがバラバラなので、1ランクダウンして7位にしました。

イオンモバイルのタイプ2も平日の昼の反応速度と安定性が最悪、平日夜も良くない結果になっていたので、1ランクダウンの7位。

U-mobile(通常プラン)は通信速度もかなり速く、反応速度と安定性もトップクラスに良いので、1ランクアップの6位。

楽天モバイルの新新APNと楽天モバイルの新APNは両方とも速くなっていて、反応速度と安定性も悪くないので、それぞれ1ランクアップで楽天モバイルの新新APNは6位、楽天モバイルの新APNは7位。

OCNモバイルONEとTONEモバイル(高速)は、通信速度が遅い上に、反応速度と安定性もかなり悪いので、1ランクダウンの9位。

nuroモバイルは3日間の速度制限が大幅に緩和されたので、クズから10位にランクアップ。TONEモバイルの通常モードも一律500kbpsの速度制限が緩和されたので、クズから10位にランクアップ。

その他の格安SIMは、前回と同程度か誤差レベルなので、順位は変わりません。

格安SIMや格安スマホのニュース

反応速度と安定性の計測を始めました

今回から新たに、反応速度と安定性の計測を始めてみました。

反応速度は、例えば、Webサイトのリンクをクリックして、次のページの表示が開始されるまでの時間です。データをリクエストして、戻ってくるまでの時間を主に計測しています。PINGと性質が似ていますが、小さいデータをhttps経由(TCP)で70回投げて、その平均値を反応速度にしています。遅延またはパケロスが多いと、反応速度が悪くなります。

クリックしても次のページに移動するのが遅いのは、反応速度が悪いからです。

ちなみに、計測アプリのPINGの結果を使わないのは、格安SIMのPINGは実態を伴っていない場合が結構あるからです。

安定性は、反応速度の揺らぎ(jitter)を計測しています。例えば、1回目の反応速度が0.2秒で、二回目の反応速度が0.3秒だった場合、安定性は0.1秒になります。安定性の数値が高いほど不安定と評価できます。パケロスが多いと安定性が悪くなります。

Webサイトを読み込んでいて、読み込みが引っかかるのは、安定性が悪いからです。

反応速度と安定性の目安

光回線+有線接続、反応速度0.008秒、安定性0.001秒
光回線+WiFi接続、反応速度0.023秒、安定性0.012秒
格安SIM、反応速度0.150秒、安定性0.020秒
WiMAX2+、反応速度0.120秒、安定性0.020秒

反応速度と安定性は数値が小さければ小さいほど良い数値です。上記の数値より大幅に高くなければ、そんなに問題はありません。

光回線+WiFi接続ですが、無線LANが少し古いやつなので、もう少し良いやつに買い換えれば数値が少し良くなるかもしれません。

U-mobile Sを追加

今回からソフトバンク系の格安SIM、U-mobile Sを計測に追加しました。予定では、DTI SIMのネットつかい放題を契約して計測する予定でしたが、U-mobile Sを優先しました。

DTI SIMは、現在契約している1GBプランをネットつかい放題に変更して、数ヶ月ほど計測してみようと思います。プラン変更をしたので、ネットつかい放題は来月から計測を行います。

おかわりSIMとロケットモバイルの計測は今回が最後

おかわりSIMとロケットモバイルの計測は今回が最後です。

U-mobile Sを追加して、計測項目に反応速度と安定性を追加したため、手間も増え、一定の時間内で計測を終わらせるのがかなり厳しくなってきました。そのため、計測が無意味と思われる、おかわりSIMとロケットモバイルは今回で持って終了とします。

おかわりSIMは通信品質が悪いので、誰もこんなSIMを選ばないので廃止です。ロケットモバイルは、nuroモバイルと同じ速度になり、2つ計測する意味はないのでロケットモバイルを廃止します。

Twitterの運用状況

2016年10月07日 Twitter開始
2017年04月15日 フォロワー1665/5000
2017年05月12日 フォロワー2310/5000
2017年06月14日 フォロワー2408/5000
2017年07月14日 フォロワー2581/5000
2017年08月25日 フォロワー2661/5000

Twitter:格安SIMの管理人で地道に運用を続けています。 

2017年8月23日の通信速度の総括

下記の表の中の数字は通信速度(ダウンロード速度)です。単位はMbpsです。反応/安定は反応速度と安定性です。単位は秒になります。反応速度と安定性は数値が小さいほど良いです。

アプリ/ファイルと記載されているところで、例えば0.4/0.25と記載されている場合は、アプリのダウンロード速度が0.4Mbpsで、ファイルのダウンロード速度が0.25Mbpsです。

楽天モバイル(新新&新)

楽天モバイルは計測アプリ(Speedtest等)の結果は超速いですが、実際に出る通信速度は格段に遅くなっているので注意してください。

これから楽天モバイルを契約する場合、基本的に楽天モバイル(新/rmobile.jp)が適用されます。

楽天(新) 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.138/0.016 17.66 8 1.5/16 2
12時 0.483/0.135 1.60 0.25 0.3/0.23 0.8
14時 0.141/0.017 18.59   18/6  
19時 0.105/0.024 13.33 2.5 1.6/4.5 1
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 16 2 13    

楽天モバイル(新)は前回に引き続き、さらに速くなっていました。平日の昼の反応速度と安定性は劣りますが、それ以外は格安SIMの中でも比較的速い速度になっています。アプリのダウンロード速度も、前回と比較してまともな速度になっています。

楽天モバイル(新新/rmobile.co)はバックアップ的に使われています。ユーザが急増した場合、速度低下を緩和するために、楽天モバイル(新新)が割り当てられる場合があるようです。

楽天(新新) 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.137/0.013 27.85 11 1.6/22 2
12時 0.286/0.159 6.13 0.35 1.4/0.3 1.4
14時 0.129/0.016 25.45   28/20  
19時 0.106/0.023 13.48 10 1.5/6 2
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 15 2 9    

楽天モバイル(新新)は前回よりも速度が速くなっています。平日の昼の安定性が少し劣りますが、それ以外は格安SIMの中でも比較的速い速度になっています。アプリのダウンロード速度も、前回と比較してまともな速度になっています。

楽天モバイルはアプリのダウンロードは遅い速度に制限されていましたが、今回は普通の速度になっていました。平日昼の反応速度と安定性が少し悪いですが、それ以外はかなりまともな通信品質になっています。

ただ、楽天モバイルは時期によって通信品質の落差が激しいので注意してください。現時点は、楽天モバイルとして最も良い通信品質になっています。

楽天モバイルは、基本的に格安スマホをかなり割安に買うところ、もしくは楽天市場でもらえるポイントが二倍になるので、楽天市場を良く使う場合に選ぶことをオススメします。

楽天モバイルの詳細評価

UQ mobile

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.088/0.027 46.99 30 40/55 20
12時 0.077/0.016 68.76 21 65/45 18
14時 0.081/0.018 62.98   30/60  
19時 0.090/0.022 60.54 24 40/45 20
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 30 15 35    

UQ mobileは恒例のごとく、超速い速度を維持しています。今回追加した反応速度と安定性もトップクラスです。いつでもサクッと速くて安定した通信品質を維持しています。

通信速度を最重視する場合、UQ mobileを最優先に検討してみてください。

UQ mobileの詳細評価

NifMo

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.195/0.038 2.33 4 1.6/1.1 10
12時 1.091/0.925 1.29 0.8 0.25/0.13 4
14時 0.160/0.022 18.20   20/17  
19時 0.201/0.081 2.56 4 0.9/0.6 9
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 8 3.5 7    

NifMoは前回に引き続き、速度が速くなっていました。ただし、平日昼の反応速度と安定性が最悪クラスです。Webサイトを見る場合、反応が鈍かったり、読み込みが引っかかったりが発生します。全体的に反応速度が遅めです。

動画を見るのには適している格安SIMですが、Webサイトを閲覧するには反応速度と安定性の悪さから、特に平日の昼はかなり不快な感じになります。

平日の昼は他の格安SIMよりも劣る結果になるので、その時間帯だけ捨てれば、他の時間帯は比較的優秀な感じになっています。

NifMoの詳細評価

OCN モバイル ONE

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.264/0.206 7.59 10 2/2 10
12時 0.911/1.147 1.31 1.1 0.12/0.08 8
14時 0.247/0.163 22.74   4/4  
19時 0.354/0.250 2.07 3 0.5/1.2 10
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 2 1 1.5    

責任者出てこい!という気分になったのが、OCNモバイルONEです。反応速度、安定性ともに全時間帯で最悪クラスです。

反応速度と安定性は、主にパケロスが強い影響を与えるのですが、OCNモバイルONEは少し前にパケロスは半減させるシステムを導入したとか言ってましたが、効果はかなり少ないです。

通信速度は前回よりも少し速くなっていますが、反応速度と安定性が悪いので、リンクをクリックしても反応が鈍い、Webサイトを読み込んでいて、なんか引っかかる、みたいなことが多発する格安SIMです。

基本的に、OCNモバイルONEになんて近づかない方がいいです。

OCNモバイルONEの詳細評価

IIJmio

タイプD 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.111/0.015 10.67 9 20/2 10
12時 0.123/0.021 0.98 0.5 0.35/0.4 0.35
14時 0.085/0.018 20.26   16/14  
19時 0.126/0.018 2.70 1.8 4/1.4 2
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 2.2 2 4    

IIJmioのタイプDが前回よりも速度が改善して完全復活+αしました。加えて、反応速度と安定性も格安SIMの中でかなり健闘しています。

特に平日の昼でも、かなり綺麗な反応速度と安定性になっています。平日の昼は通信速度は遅いですが、ちゃんとした品質になっています。

タイプA 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.160/0.040 5.31 2.5 22/1.4 6
12時 0.213/0.045 0.62 0.5 2.5/0.4 2
14時 0.159/0.077 32.68   35/13  
19時 0.161/0.032 2.23 1.7 8/1.2 20
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 2.2 2.2 10    

IIJmioのタイプAも少し速度が改善されていました。タイプDと比べると、反応速度と安定性が劣っています。どうせ、KDDIの陰謀だろうと思うのです。とは言え、タイプAでも他の格安SIMと比較すると、割と良い反応速度と安定性になっています。

一時期少し悪い速度になっていましたが、少し前にIIJ meetingで通信速度がーみたいなセミナーをしていましたが、その甲斐あってか速度がだいぶ良くなりました。

なんにせよ、今まで調べていなかった反応速度と安定性もしっかりしていたので、IIJmioはもう少し評価されてもいい気がします。

IIJmioの詳細評価

DMMモバイル

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.122/0.016 13.21 5 15/2.5 12
12時 0.130/0.020 0.51 0.5 0.4/0.4 0.4
14時 0.109/0.013 19.76   18/15  
19時 0.176/0.022 2.10 1.8 10/1.2 9
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 4        

DMMモバイルはIIJmioの設備を使っているので、IIJmioの速度改善に伴い、DMMモバイルも前回より速度が速くなっていました。加えて、反応速度と安定性もIIJmioのタイプD同様に良い数値になっています。

DMMモバイルの詳細評価

エキサイトモバイル

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.125/0.43 14.45 13 5/1.8 7
12時 0.103/0.015 0.90 0.4 0.35/0.4 2
14時 0.094/0.010 33.27   23/17  
19時 0.161/0.016 2.46 1.8 12/1.5 8
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 4 2.5 4    

エキサイトモバイルはIIJmioの設備を使っているので、IIJmioの速度改善に伴い、エキサイトモバイルも前回より速度が速くなっていました。加えて、反応速度と安定性もIIJmioのタイプD同様に良い数値になっています。

この調子が続けばいいなと思いますが、IIJmioの通信速度が通常時よりも良い位置にいるので、この通信品質を維持するのは少し厳しいかなと思います。少し長い目で見るとDMMモバイルと一緒に少し低下すると思います。

エキサイトモバイルは、実際に使ったデータ量に応じて月額料金が変わる従量制のプランを行っています。従量制プランは、月3GB以上のデータを使う場合に月額料金を簡単に安くできるという強みが出てくるプランになります。シェアSIMなどで複数の格安SIMを使いたい場合は、さらに無駄なくデータを使うことができるのでおすすめです。

エキサイトモバイルの詳細評価

イオンモバイル

イオンモバイルにはタイプ1(データSIM/通話SIM)とタイプ2(データSIMのみ)があります。タイプ1はIIJmoの設備を使ったIIJmio系の格安SIMです。タイプ2は2016年12月から始まった新しいプランでNTTコム系の格安SIMです。

タイプ1 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.140/0.038 11.56 14 5/2 10
12時 0.122/0.023 0.95 0.5 0.38/0.4 2
14時 0.084/0.020 23.80   24/18  
19時 0.143/0.037 2.23 2 2.5/1.5 2.5
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 2 2.2 4    

イオンモバイルのタイプ1はIIJmioの設備を使っているので、IIJmioの速度改善に伴い、イオンモバイルのタイプ1も前回より速度が速くなっていました。加えて、反応速度と安定性もIIJmioのタイプD同様に良い数値になっています。

タイプ2 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.132/0.063 2.79 3 6/0.7 7
12時 1.581/2.084 0.27 0.25 0.6/0.03 4
14時 0.098/0.015 20.88   10/0.6  
19時 0.394/0.391 0.70 0.9 5/0.08 6
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 1 1 1    

イオンモバイルのタイプ2は、通信速度は前回よりも少し低下したくらいですが、今回導入した反応速度と安定性はかなり悪い結果になりました。

イオンモバイルのタイプ2はNTTコムの設備を使っています。この設備を使っているのがOCNモバイルONE、NifMo、LINEモバイルです。

NTTコムの設備って老朽化している気がします。

設備が新しい(高い)ほど、パケロスを少なくすることができるらしいですが、NTTコムは老朽化している設備でも使ってんじゃないかと思います。新しい設備を導入したよとか、数ヶ月前に発表していましたが、改善の兆しがない・・。もうしかして、まだ導入が全然できてないくて、少しずつ導入されていっているのかな・・?

イオンモバイルのタイプ1は特に問題はありませんが、イオンモバイルのタイプ2は通信品質にかなり問題があるので、低速230kbpsをたくさん使う場合にだけタイプ2を検討してみてください。

イオンモバイルは悪くはないのですが、オンラインでの申し込みがやたらとメンドくさい申し込み方法になっていて送料もかかるので、IIJmio系ならエキサイトモバイルやDMMモバイルがオススメです。

イオンモバイルの詳細評価

U-mobile

通常プランは、U-mobileの1GB、5GB、ダブルフィックス、USEN MUSIC SIM、LTE使い放題、LTE使い放題2の通信速度です。

通常プラン 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.077/0.012 7.54 16 21/20 12
12時 0.164/0.091 6.44 4.5 18/0.4 7
14時 0.078/0.010 25.39   18/16  
19時 0.092/0.013 8.86 14 12/7 9
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 15 4 22    

数ヶ月前から、なんかU-mobileの通常プランの通信速度が良いんだよな・・と思っていたのですが、今回は前回よりもさらに速度が速くなっていました。加えて、反応速度と安定性もトップクラスです。

U-mobileの通常プランは、時期によって速度が低下する可能性がそこそこある格安SIMですが、現在はダークホースな存在になっています。

SプランはU-mobile Sの通信速度です。

Sプラン 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.067/0.007 23.34 16 9/25 25
12時 0.079/0.007 21.87 18 27/35 14
14時 0.063/0.011 40.88   30/25  
19時 0.061/0.010 39.41 16 30/30 17
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 15 13 20    

U-mobileのSプランは今回が初計測です。通信速度はトップクラス、反応速度と安定性も最高クラスです。

Sプランは日本通信系の格安SIMです。公式サイトでは、iPhoneとiPadのみ対応みたいな感じになっていますが、Androidスマホでも普通に使えます。(Androidスマホで使う場合は自己責任で・・)

Sプランは月額料金が格安SIMとしては結構高いですが、この速度と反応速度・安定性を維持できれば、かなりお勧めできる格安SIMです。

ただ、この通信品質を維持するのは少し難しいと思います。それでも月額料金が高いので、その分、回線の増強費に割り当てられるので、通常の格安SIMよりも1段上をいく通信品質を維持する気がします。

Sプランは始まって5ヶ月ほどのプランですが、結構知名度がない格安SIMとプランなので、1年くらいは現状の品質を維持するんじゃないかと思います。

U-mobileの親会社、U-Nextも決算が良かったらしく、少し余裕があるのかもとか思っています。加えて、今まで型落ちスマホを定価で販売していたU-mobileでしたが、ようやくまともな新しい格安スマホの販売を再開しました。

U-mobileは新作の映画を毎月無料で1つ見れる強みもあるので、U-Nextを使っている人には、わりと良い気がします。

U-mobileの詳細評価

FREETEL(FREETEL SIM)

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.203/0.036 7.68 6 1.2/1 1.5
12時 0.628/0.303 1.12 1 0.28/0.18 0.5
14時 0.094/0.009 10.44   1.6/0.8  
19時 0.188/0.058 1.62 3 0.6/0.7 0.7
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 1 1.2 0.5    

FREETELは前回よりも速度が少し低下していました。平日の昼の反応速度と安定性も悪い結果になっています。

加えて、久しぶりにFREETELの節約モード(低速モード)の通信速度を計測してみましたが、ファイルのダウンロード速度が20kbps程度まで低下していました。前回計測時は60kbpsくらいは出ていたのですが、もはや節約モードは使えないことを前提に考えたほうがいいです。

高速データ通信でも、アプリやファイルのダウンロード速度が全時間帯で遅く、平日の昼の反応速度と安定性も悪い、通信品質で選ぶメリットはありません。

従量制のプランを使いたいならエキサイトモバイルのほうが通信速度が速くて安定しています。

FREETELの定額プランはLINEやTwitter、Facebook、インスタグラムをデータ消費なしで使えますが、同じくデータ消費なしで使えるLINEモバイルのほうが通信速度がかなり速いです。

ただ、FREETELならスマホをほとんど使わない場合は最安値クラスで維持できます。海外に長期間滞在することがよくある場合に、FREETELがオススメです。それ以外は無視です。

FREETELの詳細評価

mineo(マイネオ)

ドコモタイプ 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.147/0.048 8.59 15 16/1 13
12時 0.458/0.199 0.99 0.6 0.25/0.2 8
14時 0.098/0.010 17.36   14/14  
19時 0.136/0.034 2.22 3.5 17/1.2 14
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 6 5 7    

mineoのドコモプランは前回よりも速度が少し速くなっていました。ただ、平日昼の反応速度と安定性はそこそこ悪い結果になりました。

mineoは以前から平日の昼は1Mbpsを目標にしていると公言していますが、計測アプリの速度が速くても、パケロスで反応が鈍ったり、読み込みで引っかかったりが少し発生しています。

auタイプ 反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.148/0.021 4.62 16 30/1.6 16
12時 0.551/0.285 0.63 1 0.3/0.25 10
14時 0.121/0.026 53.41   50/30  
19時 0.136/0.021 8.06 13 3/3 16
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 50 12 40    

mineoのauプランも前回よりも通信速度が早くなっていましたが、ドコモプランと同じように平日昼の反応速度と安定性は割と悪い結果になりました。

平日の昼を無視すれば、それ以外の時間帯はかなり立派な通信品質になっているのですが、平日昼の反応速度と安定性をもう少し改善できないものかと思います。

前回まで、平日の昼でもアプリのダウンロード速度だけ異様に速かったのですが、今回の計測ではファイルのダウンロード速度並みに低下していました。

mineoの詳細評価

BIGLOBE SIM

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.120/0.020 2.25 4 0.9/1.2 12/0.7
12時 0.233/0.200 0.48 0.38 0.35/0.35 0.65/0.65
14時 0.076/0.010 20.44   1.6/3 10/0.52
19時 0.109/0.021 2.99 6 1.5/1.5 0.75/0.45
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 0.75 1.5 3.5    

BIGLOBE SIMは前回と同じ程度の普通の速度を維持していました。反応速度と安定性は、平日の昼は少しだけ悪いですが、それ以外の時間帯は反応速度と安定性はかなり良い結果でした。

ただ、今回気になったのがエンタメフリーの速度低下です。

Youtubeの項目で、12/0.7となっているのは、通常モードだと12Mbpsですが、エンタメフリーオプションに入っていると0.7Mbps(700kbps)出るという意味です。

エンタメフリーはYoutubeの普通画質(360p)が無制限で見れるという謳い文句で登場したオプションサービスですが、普通画質で見るには少し厳しい速度に低下している時間帯がありました。

Youtubeの動画によって普通画質の再生に必要な通信速度が変わってきますが、330kbps〜680kbps(平均530kbps)の速度が出ていれば、再生途中で止まることなく動画を再生することができます。

参考:Youtubeの視聴に必要な通信速度とデータ量

前回までの計測ではエンタメフリーは600kbpsくらい出ていたので、ほとんど問題なく再生できたのですが、今回の計測では平日の夜の時間帯では450kbps程度にまで低下していました。今後が少し不安な感じです。

BIGLOBE SIMの詳細評価

DTI SIM

下記はDTI SIMのネットつかい放題以外の通信速度になります。ネットつかい放題プランは通常のプランよりも速度が制限されています。

ここでは、ネットつかい放題以外の通信速度を評価します。(ネットつかい放題は平日の夜になると、速度が結構低下するらしいので注意してください)

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.111/0.046 12.03 5 4/4 10
12時 1.104/1.139 0.74 0.6 0.25/0.15 5
14時 0.123/0.070 6.48   11/3  
19時 0.129/0.040 2.00 3 11/6 6
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 6   4    

DTI SIMは前回と同じくらいですが、実際に出る通信速度にバラツキが出ています。平日の昼の反応速度と安定性は最悪レベルです。

通信速度は比較的速いのですが、実際に出る通信速度が同じ時間帯でもバラツキが強く、平日の昼の反応速度と安定性は最悪レベルなので、通信品質は1ランクダウンして、普通レベルに変更します。

DTI SIMは3GBのデータSIMなら通常840円の月額料金が半年間無料で使うことができるので、データSIMをちょっと試してみたい場合にオススメです。

予定では今回はDTI SIMのネットつかい放題を契約する予定だったのですが、U-mobile Sの契約を優先してしまいました。。DTI SIMはネットつかい放題へプラン変更して、しばらくの間、ネットつかい放題の速度計測をしようと思います。

DTI SIMの詳細評価

おかわりSIM

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.088/0.015 0.35 2.5 0.65/1.2 0.5
12時 0.572/0.051 忘れた 0.75 0.6/0.4 0.4
14時 0.099/0.031 1.14   0.65/0.8  
19時 0.565/0.041 0.68 0.6 0.65/0.65 0.3

おかわりSIMは前回同様、あまり良くない速度を維持していました。反応速度も悪いです。

おかわりSIMの速度を計測しても意味がないので、今回で計測を終了します。

おかわりSIMの詳細評価

トーンモバイル

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.195/0.152 3.77 2.5 5/0.8 6
12時 0.789/0.612 2.70 0.5 2/0.3 2
14時 0.335/0.197 6.07   2/1.5  
19時 0.236/0.137 0.62 1.8 0.25/2.5 1.3
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 1.8        

TONEモバイルは1GB300円の高速チケットを使っている状態の通信速度です。

TONEモバイルは前回よりも少し速度が低下していました。反応速度と安定性は、格安SIMの中でも最悪クラスです。特に安定性がいつでも悪いです。

TONEモバイルの格安スマホはIP電話を売りにしているのですが、IP電話はある程度、反応速度と安定性が良くないと、通話の質が悪くなると思うのですが・・・。

IP電話を少しするくらいなら問題ないと思いますが、頻繁に使おうと思っている場合や、長電話に使う場合は、避けたほうが良いです。

TONEモバイルの詳細評価

0SIM

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.797/0.311 0.34 0.3 0.05/0.015  
12時 3.858/3.970 0.20 0.25 0.01/0.03  
14時 0.895/0.329 0.31   0.1/0.15  
19時 0.308/0.193 0.31 0.3 0.01/0.3  

ネタ枠で0SIMの速度計測を続けていますが、反応速度と安定性も最高に悪いですね!

0SIMの詳細評価

nuroモバイル

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.130/0.020   2 0.07/4 9
12時 0.328/0.206   0.4 0.05/0.3 0.6
14時 0.163/0.028     0.06/2  
19時 0.205/0.066   1.1 0.06/0.5 8
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 2 1 1.1    

nuroモバイルはクソのような速度しか出ませんでしたが、今回はいくつかの通信速度が少し改善されていました。ただ、アプリが全くダウンロードできなくなっていました・・。前回は0.4Mbpsくらいでしたが、今回は0.06Mbpsくらい。nuroモバイルは、いつからアプリのダウンロードを禁止したのでしょうか・・?

そんなnuroモバイルですが、朗報が一つ。

nuroモバイルの超厳しい3日制限が大幅に緩和されていました。

前回までは月2GBのデータプランの場合、3日間で250MB以上使うと速度制限を受けて、通信速度が120kbps程度になってしまっていました。

ところが今回試したところ600MBまで使うことができました。600MB使って速度制限になりました。何日制限を受けるのか、まだわかりませんが、おそらく3日間だと思います。

月2GBのプランで、3日間600MBまで使えるのなら、特に問題なしと評価できます。月3GB以上のプランがどうなっているのかわかりませんが、おそらくその他のデータプランも結構緩和されていると思われます。

これで、ようやくnuroモバイルの最悪ポイントの一つが解消されました。(今回だけ、たまたまでなければ良いのですが・・)

あとは、通信速度です。とりあえず、アプリをダウンロードさせろと言いたいです。

nuroモバイルの詳細評価

LINEモバイル

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.094/0.025 13.40 13 9/8 12
12時 0.284/0.148 2.29 1.1 7/0.25 8
14時 0.087/0.006 22.65   8/7  
19時 0.141/0.064 8.92 4 11/0.9 10
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 8 3 5    

7月下旬以降に、LINEモバイルの速度が低下したという話がちらほらと出ていましたが、このサイトの速度計測でも、LINEモバイルは前回に引き続き速度が低下していました。この結果、通信品質が1ランクダウンして、比較的速い速度にランクダウンです。

平日の昼の反応速度と安定性も少し悪い結果になっていました。これは、MVNEにNTTコムを使っているためです。

LINEモバイルは低下する余地がまだ残されていると思うので、速度と安定性を重視する場合は、LINEモバイルは避けたほうが良いです。

LINEモバイルはSNS系アプリをデータ消費なしで使えることが強みの格安SIMです。SNS系アプリをたくさん使う場合にLINEモバイルを検討してみてください。

LINEモバイルの詳細

ロケットモバイル

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.150/0.033   2 0.07/6 9
12時 0.304/0.188   0.4 0.05/0.3 0.4
14時 0.150/0.027     0.06/0.08  
19時 0.214/0.077   2.2 0.05/0.8 6

ロケットモバイルはnuroモバイルの設備を使っているので、実際に出る通信速度はnuroモバイルとほぼ同じです。ロケットモバイルの速度を計測し続けても意味がないので、おかわりSIMと同様にロケットモバイルの速度計測は今回が最後です。

反応速度と安定性の計測にもそこそこ時間がかかるので、計測しても無意味な、おかわりSIMとロケットモバイルに計測時間を割り当てる余裕はなくなったのが理由です。

ちなみに、ロケットモバイルの神プランですが、nuroモバイルの速度制限時の速度と同じパターンになっていました。nuroモバイルでも、神プランと同じバースト転送もどきのような機能が動作していました。

ロケットモバイルは、神プランという一番安い低速無制限の音声通話SIMを使いたい場合に検討してみてください。

FREETELも安い低速無制限の音声通話SIMがありますが、FREETELの低速は60kbpsくらいしか出ません。神プランはバースト転送ありで、低速は100kbps〜130kbpsくらいになります。

ロケットモバイルの詳細評価

ワイモバイル

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.070/0.008 17.62 16 22/22 13
12時 0.066/0.006 21.70 17 15/35 18
14時 0.067/0.008 18.04   22/22  
19時 0.067/0.008 24.39 16 25/32 15
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 16 8 25    

ワイモバイルはいつも通り超速い通信速度が出ていました。反応速度と安定性も最高クラスです。

このサイトの計測結果ではUQ mobileの方が速いのですが、計測する場所によってワイモバイルの方が速くなることも十分ありえます。ただ、両者とも超速いので、速さ比べをしても意味はありません。反応速度と安定性も同じく最高クラスです。

両者の大きな違いは、データの使い勝手です。

UQ mobileは余ったデータの繰越をすることができますが、ワイモバイルだと余ったデータは繰越せません。UQ mobileの低速は高速データプランだと200kbps、おしゃべりプランとぴったりプランなら300kbpsですが、ワイモバイルの低速は128kbpsです。

UQ mobileには、かけ放題のオプションなしで月3GBのプランを選ぶことができますが、ワイモバイルにはかけ放題が強制的に付いているプランしか選べません。

データの使い勝手の良さから、基本的にはUQ mobileを選ぶことをお勧めします。ヤフーショッピングをたくさん使う場合に、ヤフーショッピングでもらえるポイントが増えるワイモバイルがオススメです。

ワイモバイルの詳細評価

BIGLOBE WiMAX 2+

  反応/安定 計測 Web アプリ/ファイル Youtube
8時 0.157/0.027 12.04 10 10/10 3
12時 0.117/0.014 10.34 9 14/10 4
14時 0.120/0.013 8.69   4/4  
19時 0.120/0.012 6.90 10 6/6 4
その他動画 Amazon Hulu Netflix    
21時 2.5   3    

BIGLOBE WiMAX 2+は前回よりも速度が大幅に低下していました。というのも、なぜか電波の入りが悪かったためです。

普段は電波が3.7本(フルバーは4本)くらい入る場所で計測しているのですが、今回は同じ場所なのに、電波が1.3本くらいしか立ちませんでした。。

翌日にはフルバー近くになって、速度が元に戻ったのですが、こういうこともあるんだなーと思います。何か基地局で工事でもしてたのかな?

今回の速度低下は例外として扱います。

WiMAX2+の場合は、全時間帯で反応速度と安定性は良い結果になっていました。

——–以下、WiMAX2+のいつもの宣伝——–

WiMAX 2+なら3日間で10GB使えるので、1ヶ月で最大100GB使えます。2年契約ならキャッシュバックを計算に入れると月3000円くらいで使えます。

格安SIMは大容量のデータプランだと月額料金がかなり高くなり、大容量プランに適した速い速度も出ません。格安SIMにも無制限プランがありますが、実際にはデータは無制限には使えず速度も遅いです。

月10GB以上データを使うならWiMAX2+を検討し始めて、月15GB以上ならWiMAX2+を選んだほうが良いです。

ただ、WiMAX2+は場所によっては電波の受信が悪くなる可能性が高いので、郊外に住んでいるような場合はWiMAX2+を選ぶのはリスクが高いので注意してください。

BIGLOBE WiMAX 2+の詳細評価

WiMAX 2+とポケットWiFiの比較と評価、自分に最適なプランの選び方