格安SIMとスマホ比較」の過去ログと管理人の日常ログです。

2018年8月版:格安SIM34枚とドコモ本家の通信速度ランキングと評価、サブブランドの脅威+おかわりSIMの終了

2018年8月版の格安SIM34枚とドコモ本家の通信速度ランキング

超速い 1位 UQ mobileドコモ本家(ドコモwith)
2位 BIGLOBE WiMAX 2+ワイモバイルスマモバのギガプレミアム
3位 LINEモバイルのソフトバンク回線(暫定順位)
4位 LinksMate
比較的速い 5位 NifMoLIBMOmineoのドコモプラン
6位 IIJmioのタイプD、DMMモバイルb-mobile S、U-mobile S、BIGLOBEモバイルのタイプA、イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線、楽天モバイルの新APN
普通 7位 BIGLOBEモバイルのタイプD、LINEモバイルのドコモ回線、FREETEL、楽天モバイルの新新APN
少し遅い 8位 エキサイトモバイルイオンモバイルのタイプ1のドコモ回線、楽天モバイルのスーパーホーダイの低速ON、OCNモバイルONE、IIJmioのタイプA、mineoのauプラン
遅い 9位 スマモバのLTE使い放題、U-mobileの通常プラン、DTI SIM、nuroモバイル、ロケットモバイル、イオンモバイルのタイプ1のau回線
論外 10位 DMMモバイルのSNSフリー、QTモバイルのSタイプ、TONEモバイル、0SIM

上記が2018年7月平均と8月直近の通信速度(HTTPS速度)、反応速度と安定性、Webサイトの読込速度、アプリのダウンロード速度、動画の再生時の通信速度など、実際に出る通信速度を総合的に評価した格安SIMとWiMAX 2+の通信速度ランキングです。

通信速度は下記のサイトで毎日計測しています。

格安SIM34枚とドコモ本家の通信速度(リアルタイム)

ここでは主に7月1日〜7月31日までの測定値をもとに評価していますが、過去の記録と8月直近の数値も考慮しています。

前回からの順位変動

LINEモバイルのソフトバンク回線の速度が大幅に改善したので、一気に6ランクアップの3位。

LinksMateは長らく暫定順位になっていましたが、サービス開始から1年経ったので暫定を削除しました。

おかわりSIMは新規受付を終了したので、ランキングから削除しました。FREETEL SIMもカウントフリー機能がなくなるので、数ヶ月以内にランキングから削除します。

b-mobile SとU-mobile Sは平均的には速度が比較的良いのですが、日や時間帯によって不規則に結構低下することが多いので、1ランクダウンの6位。

mineoのドコモプランが健闘しているのでは1ランクアップの5位。

BIGLOBEモバイルのタイプAも速度が改善しているので1ランクアップの6位。

イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線の速度が少し改善したので1ランクアップの6位。

楽天モバイルの新APNの速度も改善しているので1ランクアップの6位。

楽天モバイルの新新APNの速度も改善しているので1ランクアップの7位。

その他の格安SIMは、前回と同程度か誤差レベルなので、順位は変わりません。

格安SIMや格安スマホのニュース

サブブランドの脅威

ワイモバイルが9月1日から使えるデータ量を1.5倍に増量すると発表して、UQ mobileもそれに引っ付いて9月1日からUQ mobileのおしゃべり/ぴったりプランで使えるデータ量が1.5倍に増量になります。

加えて、ソフトバンクのサブブランド、LINEモバイルのソフトバンク回線は格安SIM料金なのに、通信速度が速いときたもんです。

LINEモバイルのソフトバンク回線は2018年7月からサービスを開始したので、通常であればサービス開始から8ヶ月くらいすると、他の格安SIMと同じように平日の昼は速度がとても遅くなるのですが、どうもそこまで速度低下しない雰囲気がします。

というのもワイモバイルの増量で、使えるデータ量と月額料金を比較すると、LINEモバイルのソフトバンク回線はそこまで速度低下せずに使える料金っぽいからです。

UQ mobileやワイモバイル並みに超速い速度の維持は無理にしても、LINEモバイルのソフトバンク回線は平日昼でも結構普通に使える1Mbps程度を長期的に維持するのではと予想しています。(個人的な予想です)

※ ソフトバンクのサブブランドの回線のコスト計算と、純粋なMVNOの回線のコスト計算とは違うと思っています。

サブブランドの中では、BIGLOBEモバイルだけが出遅れている感じです。出遅れているというか、あまり何もしていない感じがします。ただ、BIGLOBEモバイルのau回線が少し速度がよくなり始めているので、すこーし頑張るのかなとか。。

いずれにせよ、UQ mobile、ワイモバイル、LINEモバイルのソフトバンク回線という、サブブランド組によって、純粋なMVNOは相当苦戦することになりそうです。

IIJmioはフルMVNOでしぶとく生き残りそうですが、mineoとかどうするんだろうとか思います。

純粋なMVNOは、いつまで経ってもサブブランド組との不利な戦いを強いられることになると思いますが、本当どうするんだろう。

UQ mobileとワイモバイルは、サブブランドプランなのでどうにか回避したとしても、LINEモバイルのソフトバンク回線がやばすぎて、このサイトでも直接対決から逃げて手のひら返す始末だったりします。

総務省はさっさと出てきて、回線の卸値を現状の2割オフにでもしないと、純粋なMVNOはどうしようもない気がします。

なんとなーく大半のMVNOはソフトバンクの傘下に降りそうな気が・・。(ソフトバンクがLINEモバイルの事業で分があると感じたら、お安く買い叩きに来そうな気がします)

あるいは楽天モバイルのMNO事業がもしうまくいった場合、楽天が純粋なMVNOを安く買い叩き始めるのかもとか思っています。

Twitterの運用状況

2016年10月07日 Twitter開始
2017年12月22日 フォロワー3102
2018年7月13日 フォロワー4410
2018年8月12日 フォロワー4545

Twitter:格安SIMの管理人で地道に運用を続けています。格安SIMとスマホの口コミと併用しながら活動しています。

2018年7月平均+8月直近の各MVNOの通信速度の総括

基本的には2018年7月平均の数値をもとにしますが、8月直近の速度も考慮します。

ドコモ本家

ドコモ本家の2018年7月の通信速度(平日平均)

ドコモ本家は35Mbps〜40Mbps程度の超速い速度で安定しています。

ドコモ本家だけHTTPS通信速度の計測に3倍のデータ量を使っているので、最高速度が速くなります。

他の格安SIMも、空いている時間帯(10Mbps以上)ならデータを3倍くらい使えばドコモ本家と同じくらいの速度になる可能性が高いですが、空いていない時間帯(10Mbps未満)だと、データをいくらたくさん使っても速度は速くなりません。

docomo with(+シンプル+ベーシック) vs 一般的な格安SIM
・docomo withの月額料金は一般的な格安SIMの約2倍
・docomo withならいつでも超速い

docomo withがなかった時は料金差が3倍以上だったので、ここまで高いと格安SIMが絶対良いと思っていました。それがdocomo withの登場で2倍程度に価格差が縮まって、大手キャリア(ドコモ本家)でも自分にあったプランを選べば、別段割高という状況ではなくなっています。

ドコモ本家でも、格安SIMでも、サブブランド(UQ mobile/ワイモバイル)でも自分にあったプランを選ぶのが重要だと思います。

このサイトで使っているドコモはdocomo withで契約しています。
ドコモ本家の通信速度(リアルタイム)

UQ mobile

UQ mobileの2018年7月の通信速度(平日平均)

ドコモ本家に次いで速度が速いのがUQ mobileです。

ただUQ mobileの使っているデータ量は月9GB程度です。これをドコモ並みに月15GBまで消費させれば、ドコモくらいの通信速度になると思われます。月額料金的にそんなに払うのは厳しいので、UQ mobileは月9GB内で速度計測しています。実際のところはドコモ本家とUQ mobileはほぼ同格です。

UQ mobileは相変わらず超速い速度を維持しています。平日昼でも夜でも土日祝日でも平均18Mbpsを維持しています。通信品質は全て良しです。いつでもサクッと速くて安定した通信品質を維持しています。

そんなUQ mobileですが、おしゃべりプランとぴったりプランで使えるデータ量が9月から1.5倍に増量します。

2GBプラン → 3GBへ
6GBプラン → 9GBへ
14GBプラン → 21GBへ

ワイモバイルが9月に増量することを発表したのをきっかけに、いつものようにUQ mobileが付いていったのですが、ワイモバイとUQはこれでさらにユーザ数を伸ばしそうです。

今回の増量で、UQとワイモバが最強になるというわけではないのですが、純粋なMVNOがもはや隙間ニーズのような状態になりつつある印象です。

データをあまり使わない、電話をほとんどしないのであれば、純粋なMVNOのプランの方が良いですが、純粋なMVNOはそれだけではかなり厳しい状況になっていくと思います。

格安SIMの通信速度に不満を感じる人はUQ mobileがオススメです。特に平日昼でも快適に使いたい場合は格安SIMの中ではUQ mobileしか選択肢はありません。LINEモバイルのソフトバンク回線もかなり有力な候補ですが、より確実な速度品質を望む場合は格安SIMではUQ一択になります。

UQのプラン内容が自分に合っていない場合に他の格安SIMやドコモ本家を選ぶのが無難な感じです。

UQ mobileの詳細評価

UQ mobileの通信速度(リアルタイム)

BIGLOBEモバイル

※ 最適化解除APNで速度計測を行っています。エンタメフリーのオフです。

BIGLOBEモバイルのタイプD(ドコモ回線)の2018年7月の通信速度(平日平均)

BIGLOBEモバイルのドコモ回線は前回と同じく格安SIMの中で普通な速度を維持している感じですが、格安SIMの中では少し遅めにランク付けしたほうが良いかなとか思うようになっています。

8月に入っても何だか少し微妙な感じがする、そんな普通レベルです。

BIGLOBEモバイルのタイプA(au回線)の2018年7月の通信速度(平日平均)

BIGLOBEモバイルのau回線は前回は少し良くなっています。8月になってからさらに良くなっていて、格安SIMの中では比較的良い感じになっています。

UQ mobile以外のau系の格安SIMは全部ひどい状態になっていますが、BIGLOBEモバイルのau回線も比較的まともな速度を出し始めています。

BIGLOBEモバイルはトラフィックをかなりいじっている感じで、通信品質を数値で推定するのが一番難しいMVNOです。

HTTPS通信速度的には、BIGLOBEモバイルのタイプDは格安SIMの中でも少し悪い速度ですが、どうもHTTPS通信速度を少し制限して、他の用途(Webサイトの読み込み速度等)を少し速くするなど、ごちゃごちゃやっている感じがして判断するのが困難です。

そのため、このサイトではBIGLOBEモバイルのタイプDの通信速度はざっくり普通と表現しています。(普通よりも少し遅いが適切なような微妙なようなで悩んでいます)

通信の最適化で画像がかなり劣化する場合があるので、データを節約するよりもオリジナルのキレイな画像を表示させたい場合は最適化解除APNを使うことをオススメします。

最適化解除APN
APN(接続先): biglobe.jp
ID(ユーザー名): user@aporg
パスワード: 0000
認証方式: CHAPまたはPAP

普通の人が普通程度に使う分にはだいたい大丈夫ですが、普通とは少しでも違うとどのような速度制限が課せられているかわからないので注意してください。

ちなみに、ここの管理人の使用スマホはBIGLOBEモバイルのタイプDです。テザリングを使って、サイトの更新までしてしまっています。

テザリングでパソコンを使う場合でも、サイトの更新程度なら思った以上に普通に使うことができます。ただ、平日の12時台と18時台は論外だと思っているので、その時間帯でのテザリングの利用は最初から避けています。

動画に関しては相変わらずトラフィックコントロールで0.75Mbps程度に絞られるので、AmazonプライムビデオやHuluを見る場合は、少しストレスになる感じの再生になります(見れなくはないですが、少し我慢する)。

動画でもNetflixならトラフィックコントロールにかからないので結構快適に見れるのですが、30分の視聴で600MBくらいデータを消費して、おっふな感じになりました。(AmazonやHuluだと30分で150MBくらい)

ノートパソコンで動画を快適に見れないのもアレですが、快適に見れるのもアレだな・・とか思うようになりました。

BIGLOBEモバイルの詳細評価
BIGLOBEモバイルのドコモ回線の通信速度(リアルタイム)
BIGLOBEモバイルのau回線の通信速度(リアルタイム)

楽天モバイル

楽天モバイルは3つの通信速度に分かれています。

①組み合わせプランでAPNがrmobile.jp:楽天(新)
②組み合わせプランでAPNがrmobile.co:楽天(新新)
③スーパーホーダイの低速ON

APNは選択することができません。契約した後に強制的にランダムでAPNが決まります。おそらくAPNがrmobile.jpになる可能性が高いです。

楽天モバイルの新APN(JP)の2018年7月の通信速度(平日平均)

楽天モバイルの新APN(JP)は格安SIMの中でも雑魚だったのですが、前回速度が結構改善されて、今回さらに改善して格安SIMの中でも比較的速い速度になってしまいました。楽天なのに・・。ただし、アプリのダウンロード速度がいつも通り悪目です。

楽天モバイルの新新APN(CO)の2018年7月の通信速度(平日平均)

楽天モバイルの新新APN(CO)は前回かなり悪くなりましたが、今回は少し改善して格安SIMの中でも平均レベルになっています。ただし、アプリのダウンロード速度がかなり遅く、裏で何かしている可能性もあるので少し注意が必要です。

楽天モバイルのスーパーホーダイ(APN:CO)の低速ONの2018年7月の通信速度(平日平均)

スーパーホーダイは最大1Mbpsの低速モードが無制限で使える、10分かけ放題付きの通話SIMのプランです。昼12:00~13:00と18:00~19:00の時間帯は最大300kbps制限されます。

いつも通り最大1Mbpsの実効速度は1Mbps、最大300kbpsの実効速度も300kbpsでした。平日朝8時前後だと1Mbpsを下回ることもありますが、まだ大丈夫な感じです。

楽天モバイルの総合評価

楽天モバイルのスーパーホーダイは外でも動画を気軽にたくさん見たい人にはベストな選択肢です。Webの読み込み速度も1Mbps近く出て反応速度も良いので、他の格安SIMと比べても悪くない体感値になっています。

楽天モバイルのスーパーホーダイ、もしくは通話SIMを契約すると、楽天市場でもらえるポイントが+2倍になるので、楽天市場で買い物をよくする場合に検討してみてください。あとは、スマホで動画をたくさん見る場合はスーパーホーダイは良い選択肢です。

楽天モバイルの詳細評価
楽天モバイルの新APN(JP)の通信速度(リアルタイム)
楽天モバイルの新新APN(CO)の通信速度(リアルタイム)
楽天モバイルのスーパーホーダイ(APN:CO)の通信速度(リアルタイム)

IIJmio

IIJmioのタイプD(ドコモ回線)の2018年7月の通信速度(平日平均)

IIJmioのタイプDは前回よりも速度が改善して、ようやくIIJmioとしてはまともな速度になった感じです。ただ、学生が夏休みなって回線の負荷が少し減っただけではないのかとか思ったりしていますが・・。

IIJのIRを見ると、7月に回線品質向上に向け回線定常外増強を行ったようなので、それが少し効いているのかも。。IIJmioは103.6万回線だそうです。3ヶ月で3万回線増加。端末提供で伸ばしているそうです。

IIJmioのタイプA(au回線)の2018年7月の通信速度(平日平均)

IIJmioのタイプAは無視です。

au系の格安SIMは、何をおいてもUQ mobile、次にだいぶ離れますがBIGLOBEモバイルのタイプAを検討することをオススメします。IIJmioのタイプAにせよ、mineoのauプランにせよ、速度がもうダメっぽいので無視したほうが良いと思います。

IIJmioを選ぶ場合は、タイプDがおすすめです。

IIJmioの詳細評価
IIJmioのタイプDの通信速度(リアルタイム)
IIJmioのタイプAの通信速度(リアルタイム)

エキサイトモバイル

エキサイトモバイルの2018年7月の通信速度(平日平均)

エキサイトモバイルは前回よりは少し良くなりましたが、厳しいです。IIJmioのタイプDと比べて少しの差だと思うかもしれませんが、崖っぷちのような速度なので、この少しの差が結構大きな差だったりします。

それっぽいキャンペーンをしていれば、唯一の従量制プランとしてギリギリ何とかならないでもないのですが、エキサイトモバイルは現在まともなキャンペーンをしていないので、どうしようもない感じです。

格安SIMで実際に使ったデータに応じて月額料金が変わるプランを提供しているのはエキサイトモバイルくらいなので、生き残ってもらいたいところですが厳しい感じです。(b-mobileも従量制をやっていますが、あっちも厳しい)

エキサイトモバイルの詳細評価
エキサイトモバイルの通信速度(リアルタイム)

DMMモバイル

DMMモバイルの2018年7月の通信速度(平日平均)

DMMモバイルはIIJmioのタイプDの設備を使っているので、IIJmioのタイプDとほぼ同等の速度が出ます。

IIJ系でもDMMモバイルがIIJmioの速度と同等、IIJ系のエキサイトモバイルとイオンモバイルはIIJmioよりも劣る速度になっています。

DMMモバイルも前回より少し速度が改善して、格安SIMの中でも通信速度が比較的良い速度を維持しています。

ただし、DMMモバイルの月額250円のSNSフリーオプションを追加すると、Twitter、Facebook、インスタグラムの利用時の通信速度が致命的に遅くなります。SNSフリーはカスサービスなので無視です。

SNSをたくさん使う場合は、LINEモバイルを使ったほうがはるかに良いです。とりあえずSNSフリーオプションを除外して、DMMモバイルを検討してください。

IIJmioは比較的オススメできる格安SIMですが、選べるデータ量が少ないです。特にデータをあまり使わない場合は微妙です。DMMモバイルはIIJmioとほぼ同じ通信品質ですが、選べるデータ量もたくさんあり、小容量のデータ量も用意しています。データをあまり使わない場合はDMMモバイルがオススメです。

DMMモバイルの詳細評価
DMMモバイルの通信速度(リアルタイム)

イオンモバイル

イオンモバイルには3つの回線、タイプ1のドコモ回線、タイプ1のau回線、タイプ2のドコモ回線があります。それぞれで実際に出る通信速度が異なります。タイプ2だけデータSIMだけ申し込みを受け付けています。

タイプ1はIIJmioの設備を使ったIIJmio系の格安SIMです。タイプ2はNTTコム系の格安SIMです。

イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線の2018年7月の通信速度(平日平均)

タイプ1のドコモ回線は、IIJmoのタイプDの設備を使っていて、エキサイトモバイルと同様にIIJmioより少し悪いです。6月よりかは良いですが、わざわざ選びたい格安SIMではありません。

イオンモバイルのタイプ1のau回線の2018年7月の通信速度(平日平均)

タイプ1のau回線はゴミです。

イオンモバイルのタイプ2の2018年7月の通信速度(平日平均)

タイプ2はNTTコムの設備を使っています。前回よりも速度が改善して、格安SIMの中でも少し良い速度になっています。平日の昼は他の格安SIMと比べても死にますが、そこに目をつぶれば、結構良い感じの速度になっています。

イオンモバイルの詳細評価
イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線の通信速度
イオンモバイルのタイプ1のau回線の通信速度
イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線の通信速度

mineo(マイネオ)

>mineoのドコモプランの2018年7月の通信速度(平日平均)

mineoのドコモプランは前回少し改善して、今回も少し改善して、格安SIMの中でも比較的良い速度になっています。IIJmioのタイプDよりも少し良い感じです。

この速度を維持してくれるといいなと思います。

mineoのauプランの2018年7月の通信速度(平日平均)

mineoのauプランは前回と同じような悪い速度を維持していました。空いている時間帯はとても速いのですが、混む時間は他の格安SIMと比べてもより悪い結果になります。

auプランはもう速度的に見捨てて、au系の格安SIMを探している場合は、UQ mobileかBIGLOBEモバイルのタイプAがオススメです。

mineoを選ぶ場合はドコモプランがオススメです。

mineoの詳細評価
mineoのドコモプランの通信速度(リアルタイム)
mineoのauプランの通信速度(リアルタイム)

NifMo

NifMoの2018年7月の通信速度(平日平均)

NifMoは前回よりも速度がかなり改善して、引き続き格安SIMの中でも比較的速い速度を維持しています。

平日昼は他の格安SIMと同じように通信速度が一気に落ちて、反応速度もかなり悪くなります。ただ、平日昼でもYoutubeは比較的容易に見ることができます。

平日昼以外の時間帯だとドコモ系でトップクラスの通信速度です。mineoやIIJmio等よりだいぶ良いです。

アプリのダウンロード速度も平日夕方18時以降でも10Mbps以上出ています(IIJmioやmineoとかだと1Mbps程度です)。土日祝日も他の格安SIMだと日中は1.5Mbpsくらいが平均値になりますが、NifMoなら8Mbpsくらいが平均値になります。

NifMoは昔から通信速度を頑張っているMVNOです。

NifMoの詳細評価
NifMoの通信速度(リアルタイム)

OCN モバイル ONE

OCNモバイルONEの2018年7月の通信速度(平日平均)

OCNモバイルONEの通信速度は前回よりもだいぶ改善して、格安SIMの中でも少し悪い程度まで改善しています。無駄に速かったYoutubeの通信速度も徐々に制限されていっています。

低速モードを中心に使う場合はOCNモバイルONEはオススメです。

低速モードが230kbpsくらい出るので、インターネットラジオや音楽ストリーミングサービスをたくさん使おうと思っている場合にOCNモバイルONEを検討してみてください。

ちなみにOCNモバイルONEは、2018年8月から高速データ通信でも、Amazon Music、AWA、dヒッツ、Google Play MUSIC、Spotify、ひかりTVミュージック、レコチョクBestならデータ消費なしに聞くことができるようになりました。

OCNモバイルONEの詳細評価
OCNモバイルONEの通信速度(リアルタイム)

LINEモバイル

LINEモバイルのドコモ回線の2018年7月の通信速度(平日平均)

LINEモバイルのドコモ回線は前回よりも少し改善して、引き続き格安SIMの中でも普通レベルな速度を維持しています。ただ、平日朝は他の格安SIMよりもだいぶ速度が良いです。LINEモバイルは若干夜型の人が多いのかなとか思います。

LINEモバイルのソフトバンク回線の2018年7月の通信速度(平日平均)

LINEモバイルのソフトバンク回線は、7月13日から4日間ほどカスのような速度になりましたが、7月18日以降は平日の昼でもかなり速い速度を維持しています。

LINEモバイルはソフトバンク回線限定で2018年8月から2018年12月末まで最低1Mbps保証キャンペーンを行っています。この時期に1回でも速度が1Mbpsを切ると、その月はデータを1GBもらうことができます。

7月13日から4日間の失敗以降は、相当余力を持って回線の増強が入っているっぽいので、ソフトバンク回線は12月末まで格安SIMとは思えない速度を維持することになります。

2019年以降は速度が低下すると思いますが、どこまでの低下になるのかに賛否が分かれています。

まず、2019年以降は平日昼でもUQモバイルやワイモバイルのように10Mbps以上の速度を維持するのは、ソフトバンク回線であっても無理です。いつでも無敵の速度で使いたい場合は、UQモバイルやワイモバイル、ドコモ本家などの大手キャリアを使ってください。

おそらく2019年以降は、速度が徐々に低下して、長期的には平日昼は1Mbps前後を維持すると思います。可能性的には5割といったところです。平日昼に0.5Mbps〜1Mbps程度をうろうろする可能性は3割、0.4Mbps以下になる可能性は1割くらいだと思っています。1Mbpsを超えるのはせいぜい1割程度だと思います。(個人的な予想です

LINEモバイルはソフトバンクのサブブランドです。
ワイモバイルもソフトバンクのサブブランドです。

ワイモバイル(10分かけ放題付き)
月1980円(2年目以降は月2980円)、2年間は月3GB、3年目以降は月2GB、余ったデータの繰越なし

LINEモバイルのソフトバンク回線の月3GBプラン+10分かけ放題
月2570円、SNS系アプリがデータフリー、余ったデータの繰越あり

ワイモバイルには色々制限が入ってきますが、ソフトバンクのサブブランドという同じ立場で料金的にも近い場所にいるので、ワイモバイルとLINEモバイルのソフトバンク回線は、通常の格安SIMのように極端な速度差にはならないと思います。

LINEモバイルのソフトバンク回線は、2019年以降はワイモバイルよりも速度が遅くなるけど、通常の格安SIMよりだいぶ速い速度を維持すると思います。

個人的な予想なので外れる可能性もあると思いますが、他の純粋なMVNOにとっては相当な脅威になると思います。

LINEモバイルの詳細
LINEモバイルのドコモ回線の通信速度(リアルタイム)
LINEモバイルのソフトバンク回線の通信速度(リアルタイム)

ワイモバイル

ワイモバイルの2018年7月の通信速度(平日平均)

ワイモバイルはいつも通り超速い通信速度が出ています。前回までは12Mbps程度を安定して維持していましたが、7月は15Mbps程度に速度アップしました。ただし8月になってからは再び12Mbps程度に。。何れにしても快適に使えます。

ワイモバイルはソフトバンクの一部門、LINEモバイルはソフトバンクの子会社という立場です。どっちも実質的に似たり寄ったりの立場です。

ワイモバイルは2018年9月から使えるデータ量が1.5倍に増量になります。その結果、UQ mobileのおしゃべりプランとぴったりプランも9月から1.5倍に増量することになりました。

ワイモバイルは余ったデータの繰越もできないし、データを使い切ったら128kbpsに制限されるので、コスパが少し悪いと思っていましたが、1.5倍の増量はやばいです。コスパが一気に良くなりました。

例のごとくUQ mobileも追随して、UQのほうがワイモバイル以上にコスパが良いのですが、増量の結果、ワイモバイルでも十分なコスパになっています。そしてワイモバイルの増量が、LINEモバイルのソフトバンク回線の速度維持の現実性を帯させています。

LINEモバイルのソフトバンク回線は料金と速度ともに段違いのコスパだったので、速度維持の妥当性が微妙でした。そこにワイモバイルの増量でワイモバイルのコスパが一気にアップした結果、LINEモバイルのソフトバンク回線の速度維持の可能性まで大幅にアップした感じです。

まだ9月の増量前で、LINEモバイルのソフトバンク回線の速さもまだ不安視されている感じですが、純粋なMVNOはサブブランドの前にフルボッコになりそうな未来が近づいて来ている気がします。

ところで、KDDIのサブブランドのBIGLOBEモバイルは何をしているのやらとか思っています。ソフトバンクとKDDIの投資スタイルの違いなのかなとか。ソフトバンク攻撃的、KDDI保守的な感じがします。

以下はいつものコピペです。

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このサイトの計測結果ではUQ mobileの方が速いですが、計測する場所によってワイモバイルの方が速くなることも十分ありえます。ただ、両者とも超速いので、速さ比べをしても意味はありません。反応速度と安定性も同じく最高クラスです。

両者の大きな違いは、データの使い勝手です。

UQ mobileは余ったデータの繰越をすることができますが、ワイモバイルだと余ったデータは繰越せません。UQ mobileの低速は高速データプランだと200kbps、おしゃべりプランとぴったりプランなら300kbpsですが、ワイモバイルの低速は128kbpsです。

UQ mobileには、かけ放題のオプションなしで月3GBのプランを選ぶことができますが、ワイモバイルにはかけ放題が強制的に付いているプランしか選べません。

データの使い勝手の良さから、基本的にはUQ mobileを選ぶことをお勧めします。ヤフーショッピングをたくさん使う場合に、ヤフーショッピングでもらえるポイントが増えるワイモバイルがオススメです。
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ワイモバイルの詳細評価
ワイモバイルのキャンペーンの詳細
ワイモバイルの通信速度(リアルタイム)

LinksMate(リンクスメイト)

LinksMateの2018年7月の通信速度(平日平均)

LinksMateの通信速度は、前回と同じような快適な速度を維持しています。平日の昼は速度が少し低下する場合がありますが、他の格安SIMと比べるとはるかにマシです。

たまにゲームの大型アップデートで速度が急低下している時間帯がありますが、月に1回か2回くらいなので、許容範囲だと思います。

今後も速度を維持していけるのかは、少し微妙なところだと思いますが、サービス開始から1年が経過して、そのほとんどが快適な速度を維持しているので、頑張っているMVNOだなと思います。

キャンペーンのお得度が弱く、5GB、10GB、20GB、30GBとざっくりとしたプランしか用意していませんが(1GBプランは2Mbpsの速度制限)、それゆえに速度を維持しやすいのかもしれません。

ゲームが好きな場合はLinksMateがおすすめです。

リンクスメイトの詳細評価
LinksMateの通信速度(リアルタイム)

LIBMO(リブモ)

LIBMOの2018年7月の通信速度(平日平均)

LIBMOの通信速度は前回と同じような比較的良い速度を維持しています。

いつも同じ感じなので、下記はいつも通りのコピペになります。

LIBMOのHTTPS速度は2.8Mbps程度に制限しています。平日昼は速度が遅くなりますが、Youtubeは比較的快適に見えることができます。平日夕方18時台は他の格安SIMは1Mbpsを切ることが多いですが、LIBMOなら2Mbps近く出ていたりします。

一般的な使い方なら10Mbpsとかの速度はあまり必要ないです。2Mbps以上出ていれば快適で、1Mbpsを切ると顔色が悪くなる感じです。そういう意味でLIBMOのように2Mbps以上を安定して維持できれば文句なしです。

ただ、アプリのダウンロード速度を終日2Mbps程度に制限している点だけ少し注意が必要です。

LIBMOは最大950円の月額割引(1年間)を行なっています。他のMVNOだと主にキャッシュバックや商品券が半年から1年後にもらえたりするキャンペーンをしていますが、LIBMOなら月額割引なので最初から支払う金額を少なくすることができます。月額割引重視の場合に、LIBMOがオススメです。

LIBMOの詳細評価
LIBMOの通信速度(リアルタイム)

スマモバ

スマモバのギガプレミアムの2018年7月の通信速度(平日平均)

スマモバのギガプレミアムはいつも通り12Mbps程度で安定しています。1日3GB使えるギガプレミアムは平日の昼でも速度が落ちません。

ギガプレミアムはソフトバンクのAPNを直接使っているので、かなり高い確率でワイモバイルと同等の速度になっていると思われます。

1日3GB使えるギガプレミアムは月額料金が4480円で高いのですが、電波が届きやすいLTEで、平日の昼でも超速い速度が出て、なおかつデータをたくさん使いたい場合にオススメです。

スマモバのLTE使い放題の2018年7月の通信速度(平日平均)

スマモバのLTE使い放題は、平日は17時までは格安SIMの中でも好調ですが、18時以降はボロボロです。土日祝日もほぼ終日で1Mbpsを割り込み、夜になるにつれて速度が遅くなっていきます。

スマモバのLTE使い放題は3日間で3GBまで使えますが、動画をたくさん見ている人が主に使っていると思われます。LTE使い放題でもYoutubeなら360pの普通画質でも止まらずに見ることができますが、NetflixやHuluとかだと少し厳しめです。

スマモバの端末は割高設定になっていて、端末を買ってしまうと3年未満で解約すると、割高端末の残高の支払いで余計に多額の違約金が発生するので、スマモバでは端末を買うのはやめたほうがいいです。

加えて、スマモバはデータSIMでも2年未満で解約すると違約金で9800円がかかるので注意してください。(ギガプレミアムは3年契約)

スマモバの詳細評価

QTモバイル

QTモバイルのSタイプ(ソフトバンク回線)は、QTモバイルに返却してしまったので計測を終了しました。

QTモバイルのSタイプは、おそらくnuroモバイルのソフトバンク回線の設備を使っていて、とにかく通信速度が遅いです。格安SIMの中で1,2位を競うくらいの遅さです。アプリのダウンロードも0.4Mbps程度に制限されていて、まともにできません。

QTモバイルのDタイプはIIJmioのタイプDを使っているので、まともな速度が出ると思うので、QTモバイルのDタイプの計測を検討しようと思います。QTモバイルのAタイプはmineoのauプランの設備を使っているので微妙。Sタイプは無視です。

QTモバイルの詳細評価

おかわりSIM、新規受付終了で計測終了につき最後に総評

おかわりSIMは2018年7月に新規受付を終了してしまいました。このため、おかわりSIMの通信速度のリアルタイム計測も8月中に終了します。

おかわりSIMの2018年7月の通信速度(平日平均)

おかわりSIM、悪くないどころか格安SIMの中でもかなり良い速度を出していました。

ただし、キャンペーンなしで、知名度もなし。誰も契約してくれないので、計測費用も得られない赤字SIMと化していました。運営会社もU-mobileがやっているのか、日本通信がやっているのかよくわからない運営をしていました。

結局何がいけなかったのかというと、知名度もないのにキャンペーンなしで運営していたのがまずかったと思います。

ただでさえ、知名度があってもキャンペーンなしだと契約者数がボロボロになるのに、知名度もなしでキャンペーンなしだと、速度が速くても箸にも棒にもなりませんでした。

既存ユーザには良いかも知れませんが、結果的にユーザ数が伸びず新規契約を打ち切ってしまったので、キャンペーンなしは回り回って既存ユーザの首を締める結果になるんかもとか思います。

極端なキャンペーンはやめたほうがいいと思いますが、せめてそれっぽいキャンペーンをしていれば少しは状況が違くなったかもです。

おかわりSIMの詳細評価

BIGLOBE WiMAX 2+

BIGLOBE WiMAX 2+は契約から2年経ってしまったので、とりあえず解約して、いったんWiMAXから離れることにしました。しばらくBIGLOBEモバイルのテザリングをWiMAXの代わりに使って、その後どうするか考えようと思います。

WiMAXだと何も気にせずにデータをたくさん使えたのですが、BIGLOBEモバイルにしてからデータを節制するようになりました。。

BIGLOBE WiMAXは2年近く1ヶ月ごとに計測を行っていましたが、この辺のWiMAX2+の通信速度は時間帯に関わらず15Mbps前後で安定しています。ということで、今後も15Mbps程度は出るものとして評価します。

※ WiMAX2+は場所によって速度が大幅に異なります。特に郊外だとまともな利用はおそらく無理です。

——–以下、WiMAX2+のいつもの宣伝——–

WiMAX 2+なら3日間で10GB使えるので、1ヶ月で最大100GB使えます。2年契約ならキャッシュバックを計算に入れると月3000円くらいで使えます。

格安SIMは大容量のデータプランだと月額料金がかなり高くなり、大容量プランに適した速い速度も出ません。格安SIMにも無制限プランがありますが、実際にはデータは無制限には使えず速度も遅いです。

月10GB以上データを使うならWiMAX2+を検討し始めて、月15GB以上ならWiMAX2+を選んだほうが良いです。

ただ、WiMAX2+は場所によっては電波の受信が悪くなる可能性が高いので、郊外に住んでいるような場合はWiMAX2+を選ぶのはリスクが高いので注意してください。

BIGLOBE WiMAX 2+の評価とキャンペーンの詳細
WiMAX 2+とポケットWiFiの評価とキャンペーンの詳細