2019年7月版:格安SIM29枚/ドコモ/WiMAX/どんなときもWiFiの速度ランキング、DMMモバイル身売り、違約金1000円の影響
2019年7月版の格安SIM/ドコモ/WiMAXの速度ランキング
超速い | 1位 UQ mobile、ドコモ本家 2位 WiMAX2+、ワイモバイル 3位 どんなときもWiFi 4位 BIGLOBEモバイルのタイプA |
比較的速い | 5位 BIGLOBEモバイルのタイプD、LinksMate、IIJmioのタイプD、DMMモバイル、イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線 6位 mineoのauプラン、mineoのドコモプラン、エキサイトモバイル |
普通 | 7位 LINEモバイルのソフトバンク回線、楽天モバイルのau回線、楽天モバイルのAPN(JP)、楽天モバイルのAPN(CO)、mineoのソフトバンクプラン、イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線、QTモバイルのDタイプ |
少し遅い | 8位 OCNモバイルONE、IIJmioのタイプA |
遅い | 9位 楽天モバイルのスーパーホーダイの低速ON、LIBMO、LINEモバイルのドコモ回線、LINEモバイルのau回線、イオンモバイルのタイプ1のau回線 |
超遅い | 10位 DMMモバイルのSNSフリー、TONEモバイル、ロケットモバイルの神プラン、0SIM |
通信速度(HTTPS速度)、反応速度と安定性、Webサイトの読込速度、アプリのダウンロード速度、動画の再生時の通信速度など、実際に出る通信速度を総合的に評価した、格安SIMとドコモ、WiMAXの速度ランキングです。
通信速度は下記のサイトで毎日計測しています。
格安SIM/ドコモ/WiMAX/どんなときもWiFiの速度(リアルタイム)
前回からの順位変動(微調整)
mineoのau回線は速度低下により1ランクダウンの6位
mineoのソフトバンク回線は速度低下により1ランクダウンの7位
イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線とQTモバイルのDタイプの速度はあまり変わりませんが、相対評価の調整で1ランクアップの7位
その他の格安SIMは誤差レベルなので順位は変わりません。
格安SIMや格安スマホのニュース
DMMモバイルが楽天モバイルへ身売りへ・・、MVNOの統廃合は進むの?
24万回線のDMMモバイルが23億円で楽天モバイルに買収されてしまいました。
当面の間はサービス内容は変わりませんが、月額料金の10%のポイントバックがDMMポイントから楽天ポイントに変更になります。。DMMポイントを集めて、電子書籍を集めるのが楽しみだったのですが、残念です。。楽天ポイントも10%バックだったら良いのですが、ポイントバック率はまだ公表されていません。
DMMモバイルは低容量プランに強みのある格安SIMです。低容量プランが安く、10%のポイントバックもあり、速度もIIJmioの設備を使っているので格安SIMの中でも比較的速く安定しています。DMMモバイルを契約している人の半数くらいは月1GBを契約していると思われます。
個人的にはDMMモバイルはかなりおすすめだったのですが、そんなDMMモバイルでも4年半で24万回線しか集めることができませんでした。低容量プラン中心で24万回線程度だと、DMMグループとしてのシナジー効果はあまり期待できない状態だったんだと思います。。
2018年にMVNOの統廃合が進むと思っていたのですが、ほとんど進まず、2019年にようやく出てきたと思ったら予想外のDMMモバイル・・。
NifMoとか、U-mobileとか、DTI SIMとか、一応サービスは継続しているものの閉店休業みたいな状態なので、この辺が統廃合されるだろうと思っていたら、普段からキャンペーンに比較的積極的なDMMモバイルが身売りって・・・。うーん。
統廃合は短期的にはあまり進まないと思います。
ユーザの獲得コストは高いのですが、格安SIMを契約した人はそう滅多に動かなくなります。販促を辞めてしまえば、あとはお金が入ってくるだけで、黒字化は結構容易です。
とりあえず、そのまま放置する中小のMVNOが結構長い間、残り続けるのかなとか思います。選択と集中ができるDMMみたいなところだと、サクッと売っちゃうのかなとか思いました。
違約金1000円になった場合の影響
政府の意向で、スマホの違約金が1000円になります。
まだ細かいことは決まっていませんが、2019年9月から10月ごろに違約金1000円になります。
2019年9月〜10月以降に新規契約する場合が違約金1000円、既存契約の場合は更新月が来た場合に、更新月以降は違約金1000円に上書きされる感じで調整が進んでいる感じです。(既存プランの場合は、9月以降に更新月が来ても違約金1000円の上書きにならない可能性が高いかも・・)
これで乗り換える人が増えるかというと、かなり疑問です。。
MVNOはそもそも縛りが緩いので違約金が1000円になってもあまり変わりません。ただし、UQモバイルやワイモバイルは2年縛りの自動更新なので、プラン変更を余儀なくされると思われます。
OCNモバイルONEは現在の格安スマホの割引キャンペーンができなくなると思いますが、分割払いのみにして、割引も分割にして乗り切るかもです。。ただ、キャンペーンに関しても政府が制限を設けているので、どういったキャンペーンなら政府が容認するのか、まだよくわかりません。
大手キャリアは、今はスマホは36回払いや48回払いが当たり前みたいな異常な状態になっていて、違約金が1000円になっても分割代の残りは払わないといけないので、乗り換えは困難です。
大手キャリアごとに光回線で縛ったり、ポイントやQRコード決済で縛ったりと、色々な縛りをあの手この手と使っています。
違約金1000円になると、乗り換えユーザの平均契約年数も期待できないので、キャンペーンも縮小されていくと思います。キャンペーンが縮小されれば、乗り換えるモチベーションも減ります。
せめて2年縛り(MVNOは半年〜1年縛り)はそのままで、自動更新だけ禁止してくれれば良かったのですが、一律1000円の違約金は、乗り換えを増やす上では悪影響の方が大きいと思います。
Twitterの運用状況
2016年10月07日 Twitter開始
2017年12月22日 フォロワー3102
2018年12月13日 フォロワー6093
2019年6月15日 フォロワー6924
2019年7月17日 フォロワー6994
フォローしてくれた方、よくリツイートやいいねをくれる方々、ありがとうございます! かなり感謝しています。地道にコツコツとTwitterをしていこうと思います。(タイムラインをあまり汚さないように、ツイートは結構不定期です。
Twitter:格安SIMの管理人で地道に運用を続けています。格安SIMとスマホの口コミと併用しながら活動しています。
格安SIMとスマホの口コミの状況
2017年05月11日から開始
2017年12月22日 登録ユーザ131人 / 口コミ3515件
2018年12月13日 登録ユーザ279人 / 口コミ10363件
2019年06月15日 登録ユーザ362人 / 口コミ13126件
2019年07月17日 登録ユーザ368人 / 口コミ13406件
口コミサイトは1日800人くらい訪れるサイトになっています。増えたり減ったりをウロウロと。。口コミが割と誰かの参考になっているかもです。時間がある時にでも格安SIMとスマホの口コミに参加してくれると嬉しいです。
2019年6月平均+7月直近の各MVNOの速度の総括
ここでは格安SIM/ドコモ/WiMAXの通信速度(リアルタイム)の2019年6月平均の数値をもとに評価しますが、7月直近の速度や過去の速度も考慮します。
ドコモ本家
ドコモ本家は相変わらず超速い速度で安定しています。速度スコアも98点です。
UQ mobile
ドコモ本家に次いで速度が速いのがUQ mobileです。UQ mobileもいつも通り超速い安定的な速度を維持しています。速度スコアも前回と同じく99点です。
以下は、いつもと同じ評価文章です。
いつも同じ評価になってしまいますが、UQ mobileは相変わらず超速い速度を維持しています。平日昼でも夜でも土日祝日でも快適な速度を維持しています。通信品質は全て良しです。いつでもサクッと速くて安定した通信品質を維持しています。
格安SIMの通信速度に不満を感じる人はUQ mobileがオススメです。特に平日昼でも快適に使いたい場合は格安SIMの中ではUQ mobileしか選択肢はありません。
BIGLOBEモバイル
※ 最適化解除APNで速度計測を行っています。エンタメフリーのオフです。
BIGLOBEモバイルのドコモ回線は前回とほぼ同じかなり速い速度を維持しています。速度スコアは89点から88点に微減です。UQモバイルを除いて、格安SIMの中ではトップクラスです。
BIGLOBEモバイルのau回線も前回とほぼ同じく格安SIMの中でもUQモバイルに次いで速い速度を維持しています。速度スコアは前回と同じく93点をキープしています。
格安SIMの中でUQモバイルについで通信品質が良いのがBIGLOBEモバイルのau回線、その次にBIGLOBEモバイルのドコモ回線です。
楽天モバイル
楽天モバイルは4つの通信速度に分かれています。
①ドコモ回線:組み合わせプランでAPNがrmobile.jp:楽天(JP)
②ドコモ回線:組み合わせプランでAPNがrmobile.co:楽天(CO)
③ドコモ回線:スーパーホーダイの低速ON
④au回線:組み合わせプラン
①と②のAPNは選択できません。契約した後に強制的にランダムでJPかCOのAPNになります。
楽天モバイルのAPN(JP)は前回よりHTTPS速度は少しだけ良くなりましたが、アプリのダウンロード制限が厳しくなったため速度スコアは前回の76点から73点に減りました。
格安SIMの中では普通な速度スコアですが、楽天モバイルは時期(気まぐれ)によってアプリ等のダウンロード制限をするので、速度の信頼性は低いです。
楽天モバイルのAPN(CO)は前回とほぼ同じ速度を維持しています。HTTPS速度的には悪くありませんが、楽天モバイルはトラフィックコントロールで特定の通信の速度を制限しているので、速度スコアは前回の75点から72点に減りました。
格安SIMの中では普通な速度スコアです。
スーパーホーダイは最大1Mbpsの低速モードが無制限で使える、10分かけ放題付きの通話SIMのプランです。昼12:00~13:00と18:00~19:00の時間帯は最大300kbps制限されます。
いつも通り最大1Mbpsの実効速度は1Mbps、最大300kbpsの実効速度も300kbps出ますが、最大300kbps以外の時間帯以外でも、アプリのダウンロードの速度を0.3Mbps程度に制限したりします。
楽天モバイルのスーパーホーダイ(低速最大1Mbps)の速度スコアは前回は41点で今回は38点になり、速度スコアは格安SIMで最下位です。
最下位ですが、Youtubeなどの動画をたくさん見る場合にスーパーホーダイはオススメです。スマホで動画をあまり見ない場合は、わざわざ動画を長時間見るのが強みのスーパーホーダイを選ぶメリットは少ないです。
楽天モバイルのau回線は前回より速度が少し遅くなり、速度スコアは前回の76点から73点になりました。格安SIMの中では普通です。
au回線の場合は厄介なトラフィックコントロールを行なっていませんが、au回線は通信速度が超速いUQ mobileと結構速いBIGLOBEモバイルのタイプAという選択肢があります。
速度を重視しなければ楽天モバイルでも良いですが、au回線を選ぶ場合は、基本的には速度を重視してUQ mobileかBIGLOBEモバイルのタイプAがおすすめです。
楽天モバイルは、楽天市場でもらえるポイントが+2倍になるので、楽天市場で買い物をよくする場合に検討してみてください。あとは、スマホで動画をたくさん見る場合はスーパーホーダイは良い選択肢です。
IIJmio
IIJmioのタイプDは前回とほぼ同じ比較的速い速度を維持しています。速度スコアは前回の82点から84点にアップしました。格安SIMの中では比較的良いスコアを維持しています。
IIJmioのタイプAは前回よりは少し良くなり、速度スコアは前回の67点から今回は71点にアップしました。格安SIMの中では普通か少し悪いスコアです。
au系の格安SIMは速度が超速いUQ mobile、次に結構速いBIGLOBEモバイルのタイプAを検討することをオススメします。
エキサイトモバイル
エキサイトモバイルも前回よりも少しだけ速度が低下していますが、比較的速い速度を維持しています。速度スコアは85点から83点に少しダウンです。
IIJmioのタイプDとほぼ同じスコアですが、エキサイトモバイルの方が少し変動幅が大きい感じです。平均的にIIJmioが安定していて、エキサイトモバイルが日によってIIJmioより少し上回ったり、(木曜・金曜などは)下回ったりします。
エキサイトモバイルは実際に使ったデータに応じて月額料金が変わる従量制プランになっています。従量制なので、月に使うデータ量を気にせず使うことができます。安くしたい場合も、一番簡単に安くできます。
DMMモバイル
DMMモバイルは前回と同じく比較的速い速度を維持しています。速度スコアも前回は83点で今回は84点です。格安SIMの中でも比較的良いスコアを維持しています。
データをあまり使わない場合で格安SIMのみ必要な場合はDMMモバイルがおすすめですが、2019年9月にDMMモバイルは楽天へ身売りになります。。
身売りになっても1年くらいはサービス品質などは特に変わらず続くと思いますが、長い目で見ると今から選ぶのはちょっと微妙です。
ただ、月1GB、2GBプランだとDMMモバイルが一番おすすめだったので、低容量プランでDMMモバイル並みにおすすめのMVNOが思いつきません。。とりあえずは1年くらいは特にそんなに問題なく使えると思うので、月1GB、2GBプランを探している場合にDMMモバイルも検討してみてください。
mineo(マイネオ)
※ mineoは通信の最適化を解除した通信速度になります。通信の最適化を解除しなければ、平日の昼でももう少し速度が出るかもですが、通信の最適化での速度は考慮外にします。
mineoのドコモプランは前回よりも速度が低下して、格安SIMの中では普通か少し良い程度の速度になっています。
平日の昼は格安SIMの中でもクソ遅くなりますが、それ以外の時間帯は比較的優秀な速度を維持しています。ただ、反応速度が他の格安SIMよりも少し悪いです。速度スコアも前回の79点から76点にダウンしました。
mineoのauプランも前回よりも速度が低下して、速度スコアが82点から79点にダウンしました。格安SIMの中では少し良い程度です。
mineoのソフトバンクプランの速度も前回よりも遅くなり、格安SIMの中でも少し遅い速度になっています。速度スコアも前回の81点から今回は74点に大幅ダウンしました。
mineoは格安SIMの中でも比較的良い通信速度だったのですが、最近のmineoの速度は微妙になりつつあります。。
OCN モバイル ONE
OCNモバイルONEの速度は前回よりも速度が少し速くなって、格安SIMの中でも普通程度の速度にまで改善しています。速度スコアも前回の71点から75点にアップしました。
OCNモバイルONEといえば、速度を犠牲にして格安スマホを超安く買うところだったのですが、最近のOCNモバイルONEの速度は普通に。。。
OCNモバイルONEの速度が改善している理由ですが、YouTubeを速度制限し始めたのが大きいのではと思います。
OCNモバイルONEは、以前はYouTubeは無駄に速度が速く、それが原因で帯域を圧迫させて速度が低下していた感じがします。それが去年の夏頃から徐々にYouTubeの速度を制限し始めて、無駄に圧迫されることが減ってきて全体の速度が改善し始めたのかなとか・・。
混雑時にYouTubeの速度制限をして、スマホで普通画質の360pが見れる程度に速度制限をかけている感じです。
スマホをテザリングして、パソコンやテレビでYouTubeを見るとマズイですが、そんな人あまりいないので、全体的にはメリットのほうが大きいのかなと思います。
LINEモバイル
LINEモバイルのドコモ回線は格安SIMの中でもクズ回線を維持しています。速度スコアも前回は49点、今回は51点です。格安SIMの中でも最悪クラスです。
アプリのダウンロードも終日遅いままです。ゴミです。
LINEモバイルのソフトバンク回線の2019年5月の速度(平日平均)
LINEモバイルのソフトバンク回線は前回と同じく格安SIの中でも普通な速度を維持しています。速度スコアも前回同様73点です。
LINEモバイルを検討している場合は、ソフトバンク回線を選ぶことを強くオススメします。
LINEモバイルのau回線はクズです。以上です。
LINEモバイルはソフトバンク回線を検討している場合で、Twitter、Facebook、インスタグラム、LINEをデータ消費なしに使えるので、SNS系アプリをたくさん使う場合に検討してみてください。たくさん使えば、満足度は高いです。
ドコモ回線やau回線は無視するのがオススメです。ソフトバンク回線でもSNS系アプリを少し使う程度の場合は、無視することをオススメします。
- LINEモバイルの料金プランと評価を徹底解説
- LINEモバイルのドコモ回線の速度(リアルタイム)
- LINEモバイルのソフトバンク回線の速度(リアルタイム)
- LINEモバイルのau回線の速度(リアルタイム)
ワイモバイル
ワイモバイルは前回と同じく超速い通信速度を維持しています。いつでも快適に使えます。(グラフの表示が少しおかしいですが、気にしない方向で・・)
ソフトバンクのAndroidスマホを使っている場合は、ワイモバイルかmineoのソフトバンク回線、SNSアプリをたくさん使う場合にだけLINEモバイルのソフトバンク回線を検討してみてください。
ワイモバイルは今までデータSIMプランを契約していましたが、2019年7月からスマホプランMに変更しました。
その結果、同じ端末で計測しているので、なぜかHTTPS速度が10Mbps〜20Mbps程度に低下してしまいました。。速度スコア的には96〜97点程度なのであまり気にする必要はないのですが、速度低下した理由がよくわかりません・・。
LinksMate(リンクスメイト)
LinksMateは前回と同じ格安SIMの中でも比較的速い速度を維持しています。速度スコアは前回84点で今回82点です。
HTTPS速度的にはかなり速いですが、トラフィックコントロールで複数の利用用途の速度を制限しているので、速度スコアは格安SIMの中では結構良いくらいになります。
6月になってからトラフィックコントロールの調整にしくじって、インスタやTwitterなどのカウントフリー対象アプリの速度が異常に遅くなったため速度スコアも低下しました。
7月からは全て良好になったので、速度スコアも80後半近くになっています。
LIBMO(リブモ)
LIBMOは前回と同じくらいの遅い速度を維持しています。速度スコアは59点から59点にありました。格安SIMの中でもかなり悪いです。
LIBMOは最大2万円のキャッシュバックキャンペーンを行なっているので、速度よりもキャッシュバックをもらいたい場合に検討してみてください・・。
QTモバイル
QTモバイルのドコモ回線は前回と同じく普通な速度を維持しています。
QTモバイルのドコモ回線の速度は格安SIMの中でも普通程度ですが、平日の金曜に速度がかなり低下する場合がそこそこあるので注意が必要です。
下記はほぼコピペです(手抜き)。
QTモバイルのDタイプはIIJmioのタイプDの設備を使っていますが、通信速度はイオンモバイルと同じようにIIJmioよりも1段階遅くなり、格安SIMの中では普通速度になります。
QTモバイルのAタイプはmineoのauプランの設備を使っていて、速度はおそらくmineoのauプランとほぼ同じだと思いますが、au回線なら通信速度が速いUQ mobileやBIGLOBEモバイルがオススメです。
QTモバイルのSタイプは、nuroモバイルのソフトバンク回線の設備を使っています。nuroモバイルのソフトバンク回線の速度は遅めなので、ソフトバンク回線はmineoかLINEモバイルを使った方が無難です。
QTモバイルは月1GBでもキャンペーンで商品券がもらえて、月6GBの場合は月額割引がアップするので、料金的にはかなり安く使うことができます。速度をそんなに重視しない場合で、キャンペーンで安く使えそうな場合に検討してみてください。
イオンモバイル
イオンモバイルには3つの回線、タイプ1のドコモ回線、タイプ1のau回線、タイプ2のドコモ回線があります。それぞれで実際に出る通信速度が異なります。タイプ2だけデータSIMだけ申し込みを受け付けています。
タイプ1はIIJmioの設備を使ったIIJmio系の格安SIMです。タイプ2はNTTコム系の格安SIMです。
タイプ1のドコモ回線は前回よりも速度が少し低下して、格安SIMの中でも少し遅い速度になっています。ただ、7月になってからはいつもの普通な速度を維持している感じです。
タイプ1のドコモ回線は日によって速度が結構遅くなったりするので、少し安定性に欠けます。
イオンモバイルのタイプ1のau回線はクズです。
タイプ2(データSIMのみ)は前回とほぼ同じ速度を維持しています。格安SIMの中でもかなり優秀です。
平日の昼はかなり遅くなったり、トラフィックコントロールでアプリのダウンロードを遅くしている時間帯がありますが、それを考慮しても全体的に格安SIMの中では比較的良い通信品質になっています。
イオンモバイルを選ぶ場合はタイプ1のドコモ回線か、タイプ2を検討してみてください。
- イオンモバイルの料金プランと評判を徹底解説
- イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線の速度(リアルタイム)
- イオンモバイルのタイプ1のau回線の速度(リアルタイム)
- イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線の速度(リアルタイム)
どんなときもWiFi
どんなときもWiFiは前回よりも速度がアップして6月は平均30Mbps程度を維持していました。ただ、7月に入ってからは平均22Mbps程度になっています。
どんなときもWiFiは月3480円でデータを無制限に使えるポケットWiFiです。
場所や電波等によってソフトバンク回線、ドコモ回線、au回線に自動的に切り替わるとのことですが、実際に使って色々試したところソフトバンク回線に繋がるのがほとんどです。
同じ場所でも、まず最初にソフトバンク回線でつながって、データを超たくさん使うとドコモ回線に切り替わる感じになっています。
どのくらい使えば切り替わるのか判断するのが難しいです。
データを継続的に超たくさん使うと、ドコモ回線に切り替わることが多い感じですが、データを1日10GBくらい使う程度だと、今のところは切り替わらないのでは?みたいな感じです。
ドコモ回線はLinksMateを使っているので、ドコモ回線に切り替わるとLinksMateのトラフィックコントロールで速度が遅くなります。
スマホならLinksMateを掴んでもほとんど問題なく使えますが、パソコンだとLinksMateだと少し我慢して使う必要がある感じです。
とりあえず自宅のWiFiとして1ヶ月使って200GBくらいデータを使ってみましたが、快適に使うことができました。パソコン、タブレット、スマホなど、問題なしです。
データを超たくさん使ったり、何かしらの回線の混雑時になった場合は、ドコモ回線に切り替わって、速度がイマイチになる場合もありましたが、ほとんどの場合で快適でした。
WiMAX2+
格安SIMの管理人はGMOとくとくBB WiMAX2+でHOME L02を契約しています。
WiMAX2+は前回と同じく超速い速度を維持していました。WiMAX2+の速度スコアは前回と同じく99点です。
WiMAX2+は使えるデータ量が3日間で10GBまでですが、どんなときもWiFiのようにドコモ回線を掴むと速度が遅くなることはありません。
ただし、どんなときもWiFiなら使えるデータ量は無制限です。格安SIMの管理人は1ヶ月で200GB使って、1日最大31GB使っても制限には引っかかりませんでした。LTE回線を使えるので、スマホが使える場所ならどこでも使えます。
ざっくり評価すると、データを3日間で10GBで十分な場合はWiMAX2+、それ以上データを使いたい場合はどんなときもWiFiがおすすめです。
——–以下、いつものコピペです——–
WiMAX 2+なら3日間で10GB使えるので、1ヶ月で最大100GB使えます。3年契約ですがキャッシュバックを計算に入れると月3300円くらいで使えます。
格安SIMは大容量のデータプランだと月額料金がかなり高くなり、大容量プランに適した速い速度も出ません。格安SIMにも無制限プランがありますが、実際にはデータは無制限には使えず速度も遅いです。
月10GB以上データを使うならWiMAX2+を検討し始めて、月15GB以上ならWiMAX2+を選んだほうが良いです。
ただ、WiMAX2+は場所によって速度が結構変わります。特に郊外に住んでいるような場合はWiMAX2+の電波が届きにくくなっている可能性が高いのでTry WiMAXで無料で試してから契約を検討することをオススメします。
WiMAX2+を契約するとUQモバイルの月額料金が300円引きになるので、WiMAX2+を契約する場合はUQモバイルも検討してみることをオススメします。