2020年3月版の格安SIM/ドコモ/ポケットWiFiの速度ランキング
超速い | 1位 UQ mobile、ドコモ本家、ワイモバイル 2位 WiMAX2+、FUJI WiFi 3位 どんなときもWiFi(大規模障害)、楽天モバイル UN-LIMIT(電波悪い) 4位 OCNモバイルONEの新コース(暫定)、BIGLOBEモバイルのタイプA、LinksMate |
比較的速い | 5位 IIJmioのタイプD、LIBMO、BIGLOBEモバイルのタイプD、イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線 6位 mineoのauプラン、mineoのドコモプラン、エキサイトモバイル、イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線、QTモバイルのDタイプ |
普通 | 7位 LINEモバイルのソフトバンク回線、mineoのソフトバンクプラン、OCNモバイルONEの旧コース、楽天モバイルのau回線、IIJmioのタイプA |
少し遅い | 8位 楽天モバイルのAPN(JP)、楽天モバイルのAPN(CO)、LINEモバイルの新プランのドコモ回線 |
遅い | 9位 楽天モバイルのスーパーホーダイの低速ON、LINEモバイルの旧プランのドコモ回線、LINEモバイルのau回線、イオンモバイルのタイプ1のau回線 |
超遅い | 10位 TONEモバイル、ロケットモバイルの神プラン |
通信速度(HTTPS速度)、反応速度と安定性、Webサイトの読込速度、アプリのダウンロード速度、動画の再生時の通信速度など、実際に出る通信速度を総合的に評価した、格安SIMとドコモ、ポケットWiFiの速度ランキングです。
※ 格安SIM35枚の速度計測を行なっていますが、ほとんど誰も契約しない速度も微妙な格安SIMは速度ランキングから除外しています。
通信速度は下記のサイトで毎日計測しています。
前回からの順位変動
ワイモバイルは2位にいると都合が悪いので、1ランクアップして1位に変更 (FUJI WiFiと同列にはしたくなかったので・・)
今回初計測のFUJI WiFiは平日の昼でも速度低下しないので2位にランクイン
今回初計測の楽天モバイル UN-LIMITは超速いですが電波が悪いので3位にランクイン
速度が速くなったLIBMOは1ランクアップの5位
IIJmioのタイプDも速度が少し速くなったので1ランクアップの5位
mineoのソフトバンク回線は速度が少し低下したので1ランクダウンの7位
イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線、QTモバイルのドコモ回線、それぞれ同じように速度が少し改善したので1ランクアップの6位
OCNモバイルONEの旧コースも速度が少し改善したので、1ランクアップの7位
楽天モバイルのau回線とIIJmioのタイプAは速度が大幅アップしましたが、様子見で1ランクアップの7位
今回初計測のLINEモバイルの新プランのドコモ回線はあまり速くないので、8位にランクイン
その他の格安SIMは誤差レベルなので順位は変わりません。
注: 新型コロナの影響で速度が改善した可能性があります。次回のランキング更新で元のランクに戻るかもです。。
格安SIMや格安スマホのニュース
新型コロナの影響?格安SIMの速度が全般的に少し改善・・
今回は妙に速度が改善している格安SIMが多かったです。
1月は正月休みの影響で、自宅のWiFiを使う人が多くなるので格安SIMの速度が改善する傾向があるのですが、2月は??
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新型コロナの影響では??
新型コロナの影響で、飲み屋に行ったり、遊んだりせず、家に引く篭る人が増えていると思います。
家に帰って自宅のWiFiでネットをするので、格安SIMの回線負荷が減って速度が改善したのではとか思ったりです。
あと、テレワークが始まっているらしく、自宅で仕事をする人が増えて、その影響で格安SIMへの回線負荷が減っている可能性もあると思います。
テレワークをする人は、ITリテラシーがそれなりに高い人たちだと思うので、格安SIMを使っている人多そうだし。。
特に2月の速度計測で速度が大きく改善したのがIIJmioのau回線。ここ法人契約が相当多いはずですが、コロナショックで法人の利用率が低下してるんじゃないかなとか思うんです。
単純にIIJの決算が良かったから、回線を大幅増強したのかもですが・・。
何にしても、コロナショックは経済に相当なダメージを与えていると思うので、節約は心がけた方が良いと思うのですが、便乗商法とかで怒られるかも・・。
楽天モバイルMNO、FUJI WiFi、LINEモバイルの新プランのドコモ回線を追加
楽天モバイルMNOのUN-LIMIT、FUJI WiFi、LINEモバイルの新プランのドコモ回線の通信速度の計測を始めました。
それぞれのサービスの特徴は速度計測の結果と一緒に説明します。
U-mobileが新規受付を終了、0SIMはサービスを終了
長らく開店休業状態だったU-mobileがようやく新規受付を終了しました。
さらば格安SIMのU-mobile、2年間以上やる気ナッシングでようやく新規受付終了。ヤマダニューモバイルは紹介制度を終了
2年半くらい前からやる気を完全に無くして、ただ存在しているだけの格安SIMに成り下がっていましたが、ようやく店じまいしました。(と言っても、既存ユーザは当分の間は使い続けることができると思います。
そして0SIMも2週間後くらいに終了を発表。ただし、こっちはサービスの終了です。既存ユーザも使えなくなります。
格安SIMの0SIM死亡、2020年8月31日にサービス終了で使えなくなる、乗り換え先のおすすめは・・
2020年2月17日にサービスの終了を発表して、同日付で新規受付を終了。サービス提供終了日は2020年8月31日です。
0SIMは月500MBまでなら無料で使える格安SIMですが、最初に事務手数料3000円を支払う必要があります。その結果、最近0SIMに加入した不幸な人の怒りを買いました。
0SIMを運営しているところは、ソニーネットワークコミュニケーションズ/ソネットですが、昔から新しいSIMサービスを提供したり、新規受付を終了したり、プランをコロコロ変えたり、そんな会社です。。
私は、0SIMは事業継続性がない儲からないサービスで開始2年ぐらいでやめるだろうと思っていたので勧めていませんでした。それが結局4年9ヶ月も続いてしまったので、そんなに続くんだったらデータSIMくらいは勧めるべきだったと思ったりです。
格安SIMの管理人のYouTuberの状況
2019年
7月20日 動画を1つアップしてYouTuber開始
8月14日 チャンネル登録者212人、視聴5,030回 (動画5個)
9月12日 チャンネル登録者563人、視聴22,486回 (動画9個)
超サボっています。
Twitterの運用状況
2016年10月07日 Twitter開始
2017年12月22日 フォロワー3102
2018年12月13日 フォロワー6093
2019年12月21日 フォロワー7692
2020年03月01日 フォロワー8215
フォローしてくれた方、よくリツイートやいいねをくれる方々、ありがとうございます! かなり感謝しています。地道にコツコツとTwitterをしていきます。
Twitter:格安SIMの管理人で地道に運用を続けています。格安SIMとスマホの口コミと併用しながら活動しています。
格安SIMとスマホの口コミの状況
2017年05月11日から開始
2017年12月22日 登録ユーザ131人 / 口コミ3515件
2018年12月13日 登録ユーザ279人 / 口コミ10363件
2019年12月21日 登録ユーザ384人 / 口コミ14791件
2019年12月21日 登録ユーザ386人 / 口コミ15470件
口コミサイトは1日800人くらい訪れるサイトになっています。最近少しアップです。口コミが割と誰かの参考になっているかもです。時間がある時にでも格安SIMとスマホの口コミに参加してくれると嬉しいです。
2020年2月平均の速度の総括
通信速度や計測方法の詳細は、格安SIMの通信速度の計測の仕方と注意点を参考にしてみてください。
ここでは格安SIM/ドコモ/WiMAXの通信速度(リアルタイム)の2020年2月平均の数値をもとに評価しますが、過去の速度も考慮します。
ドコモ本家
ドコモ本家は特に変わりなしです。相変わらず40Mbps前後の超速い速度で安定しています。速度スコアは99点です。
UQ mobile
ドコモ本家に次いで速度が速いのがUQ mobileです。
UQ mobileも超速い速度ですが、前回までは25Mbp〜30Mbpsで安定していました。今回は15Mbps〜25Mbps程度なので、前回までと比べると速度低下しています。
ただ、10Mbps以上ならほとんどの場合で快適に使えるので、速度スコアは前回と同じく99点です。速度低下は今のところは気にしなくても大丈夫かなと思います。
以下は、いつもと同じ評価文章です。
いつも同じ評価になってしまいますが、UQ mobileは相変わらず超速い速度を維持しています。平日昼でも夜でも土日祝日でも快適な速度を維持しています。通信品質は全て良しです。いつでもサクッと速くて安定した通信品質を維持しています。
格安SIMの通信速度に不満を感じる人はUQ mobileがオススメです。特に平日昼でも快適に使いたい場合は格安SIMの中ではUQ mobileしか選択肢はありません。
BIGLOBEモバイル
※ 最適化解除APNで速度計測を行っています。エンタメフリーのオフです。
BIGLOBEモバイルのドコモ回線は前回の89点から、速度スコアは91点に少しアップしました。
平日の昼は速度が低下しますが、他の格安SIMと比べたら平日の昼でも結構マシです。
ドコモ回線の格安SIMの中ではOCNモバイルONE(新コース)に次いで速度が速いです。
BIGLOBEモバイルのau回線の速度スコアは、前回の94点から92点に少し低下しました。au回線の格安SIMの中ではUQモバイルに次いで速度が速いです。
BIGLOBEモバイルのドコモ回線とau回線の速度スコアは同じになりましたが、年間を通すとau回線の方が速度スコアが少し良く、平日の昼の速度もau回線の方が良くなります。
格安SIM全体では、UQモバイルとワイモバイル、OCNモバイルONE(新コース)、BIGLOBEモバイルのau回線、BIGLOBEモバイルのドコモ回線の順に速度が快適です。
楽天モバイルMVNO
楽天モバイルは格安SIMのMVNO、それと大手キャリアと同じようなMNOです。まず最初に昔からあるMVNOの速度を評価した後に、楽天モバイルMNOの速度を評価します。
楽天モバイルMVNOは4つの通信速度に分かれています。
①ドコモ回線:組み合わせプランでAPNがrmobile.jp:楽天(JP)
②ドコモ回線:組み合わせプランでAPNがrmobile.co:楽天(CO)
③ドコモ回線:スーパーホーダイの低速ON
④au回線:組み合わせプラン
①と②のAPNは選択できません。契約した後に強制的にランダムでJPかCOのAPNになります。
楽天モバイルのAPN(JP)はHTTPS速度は格安SIMの中でも普通程度ですが、アプリのダウンロードを極端に制限しているため、速度スコアは63点で結構悪いです。
加えて、楽天モバイルは平日昼は特殊なトラフィックコントロールを行なっているので、何かのきっかけで速度が0.1Mbpsに制限されたりします。速度の信頼性は低いです。
楽天モバイルのAPN(CO)もHTTPS速度は比較的良くても、アプリのダウンロードを極度に制限しているため、速度スコアは70点です。
スーパーホーダイは最大1Mbpsの低速モードが無制限で使える、10分かけ放題付きの通話SIMのプランです。昼12:00~13:00と18:00~19:00の時間帯は最大300kbps制限されます。
いつも通り最大1Mbpsの実効速度は1Mbps、最大300kbpsの実効速度も300kbps出ますが、最大300kbps以外の時間帯以外でも、アプリのダウンロードの速度を0.2Mbps程度に制限したりします。
楽天モバイルのスーパーホーダイ(低速最大1Mbps)の速度スコアは37点で格安SIMで最下位クラスです。
最下位ですが、YouTubeなどの動画をたくさん見る場合にスーパーホーダイはオススメです。スマホで動画をあまり見ない場合は、わざわざ動画を長時間見るのが強みのスーパーホーダイを選ぶメリットは少ないです。
楽天モバイルのau回線の速度スコアが、前回の65点から82点に大幅アップしました。格安SIMの中でも結構良い速度スコアです。
楽天モバイルのau回線はIIJmioの設備を使っているので、アプリのダウンロード制限もありません。
ただ、au回線の格安SIMは、基本的には通信速度が超速いUQ mobileと結構速いBIGLOBEモバイルのタイプAがオススメです。
楽天モバイルのドコモ回線(CO、JP、スーパーホーダイ)は、アプリのダウンロードを秘密裏に制限していたり、変なトラフィックコントロールをしてきたりするので、信頼性はあまりないです。
楽天モバイルは、楽天ポイントで支払えるので、楽天ポイントが余っている場合に検討してみてください。あとは、スマホで動画をたくさん見る場合はスーパーホーダイは良い選択肢です。
※ 楽天モバイルを契約していると、楽天市場でもらえるポイントが+2倍になったのですが、4月1日から+1倍に減額になってしまいました。
- 楽天モバイルの料金プランと評価を徹底解説
- 楽天モバイルのスーパーホーダイの詳細評価
- 楽天モバイルのAPN(JP)の速度
- 楽天モバイルのAPN(CO)の速度
- 楽天モバイルのスーパーホーダイの速度
- 楽天モバイルのau回線の速度
楽天モバイル UN-LIMIT
楽天モバイルは2020年4月8日からMNOプランのRakuten UN-LIMITを開始します。
MVNOは大手キャリアから設備を借りて運営していますが、MNOは大手キャリアと同じように自前の設備で通信サービスを提供します。
格安SIMの管理人も2020年2月から無料プログラムで楽天モバイルMNOの速度の計測を開始しました。
その結果・・・
40Mbpsくらいでて速いです・・。
ただ、電波が悪いです。
電波がつながれば速度が速いのですが、同じ場所で速度計測していても、電波が無くなったりします。
計測場所は、自宅ですが、ドコモ、au、ソフトバンク、WiMAXの電波全て問題なく入ります。楽天モバイルMNOだけ電波が不安定です。
楽天モバイルMNOのSIMを入れた格安スマホを、外へ持ち出してウロウロしましたが、外では1割くらい電波が切れます。別に高い建物に囲まれているというわけでもないのに、電波が切れたりします。
MVNO事業者の人たちにいろいろ聞いているのですが、ほとんどの人が電波が悪いっていう評価になっています。実は、電波が普通に使える!みたいな評価をしている人出てこなかったです。
こんなので楽天モバイルは2020年4月からMNOプランを始めるってかなり無理があると思うのですが、オリンピックが終わる頃には、それなりの電波になってそうな気がします。
つながらない?楽天モバイル Rakuten UN-LIMITの料金プランと速度と対応エリア、実際に使ってデメリットとメリットを徹底解説、通信障害や電波なしのリスクを避ける契約方法
IIJmio
IIJmioのタイプDは格安SIMの中では比較的速い速度を維持しています。前回の77点から83点に速度スコアが結構アップしました。
速度スコアは平日昼に0.3Mbps以下になるとマイナスポイントが発生して、速度スコアが低下しますが、今回のIIJmioのタイプDは平日昼に0.3Mbp以下になることが少なかったので、速度スコアがアップした感じです。
それとIIJmioのタイプDの速度が全体的にアップしているのも速度スコアの改善に貢献しました。
IIJmioのタイプAの速度スコアが前回の66点から85点に大幅アップです。
謎です。
楽天モバイルのau回線もIIJmioのタイプAの設備を使っていますが、楽天au回線も速度アップしたので、単純にIIJmioのタイプAで大幅増強でもあったのかも・・。
今の速度を維持してくれれば、割といいのですが、今までの遅さを考えると、しばらくの間はIIJmioのタイプAの評価は保留です。
とりあえず無難に、au回線の格安SIMは速度が超速いUQ mobile、次に結構速いBIGLOBEモバイルのタイプAを検討することをオススメします。
エキサイトモバイル
エキサイトモバイルもIIJmioの設備を使っていますが、こちらも速度スコアが前回の82点から86点にアップしました。で格安SIMの中でも結構良いです。
IIJmioもエキサイトモバイルもITリテラシー高い系の人たちが多く使っています。その人たち新型コロナでテレワークになって、自宅のWiFiを使っているから、格安SIMの回線負荷が減っているのではとか思ったりです。
エキサイトモバイルは実際に使ったデータに応じて月額料金が変わる従量制プランになっています。従量制なので、月に使うデータ量を気にせず使うことができます。安くしたい場合も、一番簡単に安くできます。
mineo
※ mineoは通信の最適化適用済みの通信速度です。通信の最適化を解除しても大して変わらないので気にしないで良いです。
mineoのドコモプランの速度スコアは前回の77点から78点になりました。格安SIMの中では比較的速い速度です。
平日の昼はパケロスとPINGの遅延で格安SIMの中でもクソ遅くなるので、それが足を引っ張って速度スコアが伸び悩んでいますが、それ以外の時間帯は優秀な速度を維持しています。
mineoのauプランの速度スコアは前回の73点から80点にアップしました。
auプランは、前回は平日の昼はドコモプラン以上にクソ遅くなりますが、今回は少し改善しました。
いずれにせよ、au回線の格安SIMは、速度が超速いUQモバイルか、結構速いBIGLOBEモバイルのタイプAがおすすめです。
mineoのソフトバンクプランの速度は前回よりも悪くなりました。速度スコアは前回の78点から74点にダウン、平日の昼と夜はより速度が遅くなりました。
ソフトバンク回線の格安SIMの速度評価
ワイモバイル >> 超えられない壁 > LINEモバイルのソフトバンク回線 > mineoのソフトバンクプラン
mineoは3月3日から+月350円で最大500kbpsの通信速度が使い放題になる「パケット放題」を開始しました。
月350円足すだけで500kbpsの低速が使い放題なので、低速を主に使う人にとってはコスパ最高です。
低速を主に使う人はmineoを使うことを強くおすすめしますが、普通に高速データ通信を使うユーザの場合は逃げた方が良いと思います。
低速500kbpsの回線負荷で、高速データ通信の速度が遅くなる可能性が結構高いと思っています。
毒リンゴ?mineoの新サービスの所感、低速500kbpsと深夜使い放題における性善説 vs 地獄のギガ消費者
あとmineoは2020年2月11日に大規模障害を起こして、インターネットが使えなくなりました。
OCNモバイルONE
2019年11月下旬から始まったOCNモバイルONEの新コースは、前回と比べて速度が全体的に少し低下しました。
ただ、大きくは低下していないので、速度スコアは前回の93点から92点になったくらいです。
ドコモ回線の格安SIMの中でOCNモバイルONEの新コースが一番速いです。
新コースはYouTubeの速度が平日昼12時は240pの低画質、平日夜18時頃は360pの普通画質に制限されていますが、そこまでデメリットはない感じです。(無駄に帯域を使わないので、その分速度の維持が期待できるのでメリットのほうが大きい)
新コースは始まってまだ3カ月くらいしか経っていないのでユーザが増えるにつれて速度が遅くなっていくと思いますが、速度スコアが80点後半くらいで維持できれば良いなと思います。
ドコモ系の格安SIMの速度(現時点)
1位:OCNモバイルONE
2位:BIGLOBEモバイルのタイプD
3位:LinksMate
OCNモバイルONEの旧コースの速度は前回よりも速度が改善して、速度スコアが前回の67点から76点に大幅アップしました。
HTTPS速度が少し改善して、平日夜のアプリのダウンロード速度が速くなったのがスコア改善の要因です。
旧コースは240kbpsの低速通信を無制限に使えるメリットがありますが、ごく一部の人が低速通信を異常に使いまくるため、旧コース全体の速度が低下する原因になっています。
新コースは240kbpsの低速通信は契約データ量の半分までに制限されています。新コースでは低速通信を使いまくる人がいなくなるので、新コースのユーザが増えた場合でも、旧コースよりは速度が期待できます。
低速通信を使いまくっていなければ、旧コースを契約している人は新コースにプラン変更することをおすすめします。
LINEモバイル
LINEモバイルは2020年2月19日から新プランを開始しました。ドコモ回線だけ新プランと旧プランの速度が異なります。
新プランのドコモ回線
(速度スコア69点)
旧プランのドコモ回線
LINEモバイルの旧プランのドコモ回線はゴミでしたが、それと比べれば新プランのドコモ回線は少しまともです。
ただ、新プラン開始から69点ということは、新プランのユーザが増えるにつれて、速度がさらに悪化する可能性が高いです。アプリのダウンロード速度も制限しているので、近づかない方がいいです。
LINEモバイルのソフトバンク回線は速度は前回よりも少し改善して、速度スコアは70点から73点に少しアップしました。
LINEモバイルのソフトバンク回線の速度スコアは70点〜75点の間をフラフラしている感じです。格安SIMの中では普通なスコアです。
LINEモバイルを検討している場合は、ソフトバンク回線を選ぶことを強くオススメします。
LINEモバイルのau回線はゴミクズです。
安かろう悪かろうを地で言っているのがLINEモバイルです。
安かろう悪かろうでも、利用者は満足しているのかと思ったのですが、調べてみたら満足度は格安SIMの中で最悪でした。
ただし、LINEモバイルはソフトバンク回線なら速度は格安SIMの中でも普通レベルなので、LINEモバイルを検討する場合はソフトバンク回線を選ぶことをおすすめします。
- LINEモバイルの嘆きのレビュー、新料金プランと評価を実際に使って徹底解説&オプションでSNSがギガ消費なし
- LINEモバイルのドコモ回線の速度(リアルタイム)
- LINEモバイルのソフトバンク回線の速度(リアルタイム)
- LINEモバイルのau回線の速度(リアルタイム)
ワイモバイル
ワイモバイルは前回と同じく20Mbps程度の超速い速度で安定しています。
ソフトバンクのAndroidスマホを使っている場合はワイモバイル、SNSアプリをたくさん使う場合はLINEモバイルのソフトバンク回線を検討してみてください。
ソフトバンクのiPhoneを使っている場合は、SIMロックを解除してUQモバイルを使うのがおすすめです。
ただ、ネットで買い物をよくする場合は、ワイモバイルとYahooショッピングの組み合わせはコスパ最高です。ネットで最安値で買い物をしたい場合は、ワイモバイルを検討することを強くおすすめします。
5のつく日や日曜日に申し込むとPayPayがたくさんもらえるキャンペーンをしています。事務手数料3300円が無料、アウトレットやタイムセールで格安スマホをかなり安く買えます。
ワイモバイルは速度も超速く、Yahooショッピングがお得に使えます。
LinksMate(リンクスメイト)
LinksMateは前回と同じように快適な速度を維持しています。速度スコアは前回の83点から82点になりましたが、格安SIMの中では結構良いほうです。
LinksMateはアプリのダウンロードを終日4.5Mbps程度に制限していますが、4.5Mbpsくらい出ていれば許容範囲です。
Webサイトの読み込みや、Twitterの読み込み、そして昼の時間帯などはトラフィックコントロールで速度が制限されていますが、比較的快適に使える速度は維持しています。
LIBMO(リブモ)
LIBMOの速度がどんどん良くなってます。前々回の速度スコアは63点、前回は76点、今回は84点です。
平日の昼は速度がかなり遅くなりますが、それ以外の時間帯は快適に使うことができます。
流石にこれ以上の速度の改善は難しいと思いますが、現状維持の速度で頑張ってもらいたいです。
LIBMOは最大2万円のキャッシュバックキャンペーンを行なっていて、今までは高額キャッシュバックしか取り柄がなかったのですが、速度も格安SIMの中では満足いくものになっています。
QTモバイル
QTモバイルのドコモ回線もIIJmioの設備を使っているので、前回と比べて速度が少し改善しています。
下記はほぼコピペです(手抜き)。
QTモバイルのDタイプはIIJmioのタイプDの設備を使っていますが、通信速度はイオンモバイルと同じようにIIJmioよりも1段階遅くなり、格安SIMの中では普通速度になります。
QTモバイルのAタイプはmineoのauプランの設備を使っていて、速度はおそらくmineoのauプランとほぼ同じだと思いますが、au回線なら通信速度が速いUQ mobileやBIGLOBEモバイルがオススメです。
QTモバイルのSタイプは、nuroモバイルのソフトバンク回線の設備を使っています。nuroモバイルのソフトバンク回線の速度は遅めなので、ソフトバンク回線はmineoかLINEモバイルを使った方が無難です。
QTモバイルは月1GBでもキャンペーンで商品券がもらえて、月6GBの場合は月額割引がアップするので、料金的にはかなり安く使うことができます。キャンペーンで安く使えそうな場合に検討してみてください。
イオンモバイル
イオンモバイルには3つの回線、タイプ1のドコモ回線、タイプ1のau回線、タイプ2のドコモ回線があります。それぞれで実際に出る通信速度が異なります。タイプ2だけデータSIMだけ申し込みを受け付けています。
タイプ1はIIJmioの設備を使ったIIJmio系の格安SIMです。タイプ2はNTTコム系の格安SIMです。
タイプ1のドコモ回線もIIJmioと同様に前回よりも少し速くなっています。
イオンモバイルのタイプ1のau回線はクズ速度でしたが、IIJmioのau回線の速度が大幅アップしたため、イオンモバイルのau回線も遅い程度の速度まで改善しました。
タイプ2(データSIMのみ)は前回と同じく比較的速い速度を維持しています。
トラフィックコントロールでアプリのダウンロードを遅くしている時間帯がありますが、それを考慮してもタイプ2は全体的に格安SIMの中では比較的良い通信品質です。
イオンモバイルを選ぶ場合はタイプ1のドコモ回線か、タイプ2を検討してみてください。
- イオンモバイルの料金プランと評判を徹底解説
- イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線の速度(リアルタイム)
- イオンモバイルのタイプ1のau回線の速度(リアルタイム)
- イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線の速度(リアルタイム)
FUJI WiFi
2020年02月11日からFUJI WiFiの速度計測を始めました。
FUJI WiFiはポケットWiFiとして使ったり、格安SIMのみの契約もできるので、DSDVに対応した格安スマホに入れて使ったりできます。
月1480円で20GB、月1980円で50GB、月2480円で100GB、月2980円で200GB、縛りなしです。
FUJI WiFiの通信速度の実力は・・・
平日昼でも速度が低下しませんでした!速度も15Mbps前後出ています。
ごくまれに速度が3Mbps前後になる場合もありますが、ごく稀なので平均値にすると15Mbpsになります。
この速度で20GBが月1480円で使えるのはコスパが超良いです。
FUJI WiFiはソフトバンクの再販型のSIMです。どこかが法人契約でソフトバンク回線を契約して、それを再販する形でFUJI WiFiが存在しています。
通信速度がワイモバイルやソフトバンクと同じかは少し微妙ですが、近い速度が出ます。
FUJI WiFiはいつから存在しているのか知りませんが、4年前くらいには存在していた気がします。2020年2月に値下げして、キャンペーンで安く始められるので、このサイトでもFUJI WiFiを紹介することにしました。
正直言って、なんでこんなコスパの良い格安SIMが存在するのは意味不明です。長年存在しているという理由と、縛りなしなので何かあってもいつでも違約金なしに辞めれるので、とりあえず使ってみることをおすすめします。
安心感を最重視する場合は、料金が2倍3倍になりますが、ワイモバイルやソフトバンクを検討してくださいとしか・・。
- FUJI WiFiは最強の格安SIM&格安スマホ&ポケットWiFi、50GBが月1980円など高品質激安、SIMのみの契約も可能、最高の使い方を徹底解説
- FUJI WiFiの申し込みの全て、必要なもの→実際に申し込む→日数と届いた中身→設定のためのAPN情報→忘れると損する安心サポートの解約の仕方
- FUJI WiFiの速度(リアルタイム)
どんなときもWiFi
どんなときもWiFiは前回は18Mbps前後で安定していましたが、今回は15Mbps前後に低下しました。。速度スコアも99点から92点へ低下です。
原因は、2月下旬から発生した通信障害です。
2月23日前後から2月29日まで、通信障害でどんなときもWiFiの速度が劇遅になりました。
どんなときもWiFiはクラウドSIMを採用しています。運営会社がSIMをたくさんぶっ刺して機材を持っていて、利用者はネット経由でそのSIMにアクセスして、ネットができるような仕組みになっています。
そのたくさんあるSIMの多くがポンコツSIMと化しました。
※ ここまで大規模にポンコツ化したのは新型コロナが原因かも・・。新型コロナでみんな引きこもって、動画をたくさん見すぎたのかも・・。
どんなときもWiFiの速度が超遅くなった、繋がらない、YouTubeが再生しない場合の解決方法→端末再起動、だけど最近おかしい、通信障害も発生・・、コード14のエラーも発生
格安SIMの管理人は、どんなときもWiFiの速度を計測しているのですが、なんかここ数ヶ月どんなときもWiFiの接続がおかしいような・・、そして1月下旬にYouTubeだけ速度制限にあい、再起動したら速度が劇遅い現象に遭遇して、それを書いたら運営元からクレームが・・。
どんなときもWiFiへ不信感が高まったので、サイトで紹介することから撤収を開始して、その時に目をつけたのがFUJI WiFiだったりします。
2月下旬の通信障害は、そんなクレーム入れるから障害が発生するんだとか思わなくもないですが、
うちのサイトからもどんなときもWiFiを契約してくれた人、それなりにいるんです・・・。
どんなときもWiFiなどのクラウドSIMはギガ使い放題ですが、そのうち月150GB〜200GBに使えるギガ数を制限してくるとは思ったのですが、ギガ使い放題のままで、大規模で長時間の通信障害を発生させるとは思っていなかったです・・。
サイト経由で申し込んでくれた人には、ごめんなさいとしか言いようがないです。。
どんなときもWiFiの運営会社は、違約金免除も視野に入れて検討しているそうです。
本当にギガ使い放題の場合、異常にギガを使いすぎる人たちが集まって設備をパンクさせるんだろうと思います。
たくさん使う人でも月200GBもあればほとんどの人をカバーするので、クラウドSIMではなく、物理SIMのFUJI WiFi(月20GB〜200GB)を使うことをおすすめします。。
WiMAX2+
格安SIMの管理人はGMOとくとくBB WiMAX2+でHOME L02を契約しています。
WiMAX2+は前回と同じく超速い速度を安定して維持しています。
WiMAX2+は使えるデータ量が3日間で10GBまでです。月額料金は3300円くらいで3年縛り。
FUJI WiFiも速度が十分に速く、使えるデータ量は月20GB〜200GBです。月20GBなら1480円、50GBは1980円、100GBは2480円、200GBは2980円です。
FUJI WiFiならWiMAXのように3日10GB制限などはありません。しかも縛りがないので、いつ解約しても違約金がありません。
信頼性の面ではWiMAX2+の方が上ですが、電波の入りはFUJI WiFiの方が良いし、安いし、ギガをたくさん使えるし、縛りもないし・・・。
FUJI WiFiが現状のサービスを維持している限り、WiMAXを選ぶメリットがほとんどないです。。
WiMAXの3日10GB制限などが緩和されることを願ってます。