格安SIMとスマホ比較」の過去ログと管理人の日常ログです。

2016年3月23日 MVNO大手13社+3の格安SIM、MVNOの通信速度の不安定さと実用性

計測日時: 2016年3月23日 平日 水曜
場所: 東京都(川崎とか蒲田とか羽田とか品川に近い場所)

計測するMVNO: IIJmio、楽天モバイル(旧)、楽天モバイル(新)、NifMo、OCNモバイルONE、DMM mobile、U-mobile、ぷららモバイルLTE、FREETEL、UQ mobile 3GBプラン、UQ mobile 無制限プラン、mineo auプラン(A)、mineo ドコモプラン(D)、BIGLOBE、DTI SIM、b-mobile おかわりSIM(日本通信)

MVNOの通信速度の不安定さと実用性について

まず最初に、ぷららモバイルLTEとOCNモバイルONEは避けてください。ぷららモバイルLTEは速度が不安定すぎる、OCNモバイルONEは利用用途によって速度がかなり遅くなります。この二つを、わざわざ選ぶメリットはありません。

なんでも快適に使いたい場合、UQ mobileを選んでください。現時点で、なんの用途でも快適に使えるMVNOはUQ mobileしかありません。ただし、実質的に月3GBプランしかありません。

他のMVNOというと、ユーザの状況によって異なってきます。

家にWiFiがある場合は、通信速度という面では格安SIMは基本的にどれでも良いです。家にWiFiがあれば、格安SIMの速度が多少遅くても不便に感じることはほとんどないです。

家にWiFiがない場合でも、アプリやファイルのダウンロードを平日の夜にやらなければ、基本的にどの格安SIMでも良いです。

問題が発生するケース

家にWiFiがない場合で平日の夜でもアプリやファイルのダウンロードをしたい場合に問題が発生します。格安SIMの中ではUQ mobileがダントツに一番良いのですが実質的に月3GBプランしかありません。

家にWiFiがない場合で月3GB超のデータが必要な場合、そして平日の夜でもアプリやファイルのダウンロードをしたい場合、選択肢はカオスです。

原因は平日の夜は、多くの格安SIMでアプリやファイルのダウンロード速度を制限しているためです。平均的なアプリ(50MB)を1つダウンロードするのに、10分から20分くらいかかります。中には数百MBのアプリもあるので、下手したら1時間を超えてきます。

家にWiFiがある場合でも、外でテザリングでノートパソコンを使って何かファイルをダウンロードしようとするときに同じように速度制限に引っかかります。

アプリやファイルのダウンロードが速い格安SIMというのはあります。UQ mobileです。それ以外の格安SIMもあるにはあるのですが、立ち替り入れ替わりなんです。アプリやファイルのダウンロードが速かった格安SIMでも、いつの間にか遅くなったり、遅かった格安SIMが速くなったりもします。

正直言って、平日の夜のアプリやファイルのダウンロード速度の評価は判断不能です。日によって速くなったり遅くなったりする落差が大きすぎます。平日の夜のアプリのダウンロード速度の計測はしますが、あくまで参考程度に考えてください。

計測機器と格安SIMの組み合わせ: HUAWEI GR5(IIJmio)、Priori3 LTE(新しい楽天モバイル)、ZenFone Max(古い楽天モバイル)、GALAXY S4 SC-04E(NifMo)、Priori3 LTE(OCNモバイルONE)、SAMURAI MIYABI(DMM mobile)、FLEAZ POP(U-mobile)、dtab d-01g(ぷららモバイルLTE)、AQUOS PAD(BIGLOBE)、ZenFone 2 Laser(FREETEL)、Xperia A SO-04E(DTI SIM)、Desire 626(mineo ドコモプラン)、Galaxy S5 SCL23(mineo auプラン)、arrows M02(UQ mobile 無制限プラン)、au MeMO Pad 8 AST21(UQ mobile 無制限プラン)、ZenFone 5(b-mobile おかわりSIM)

朝8時の通信速度の比較

MVNO 時刻 Down Ping
IIJmio 8:08 9.81 66
8:22 6.02 59
楽天(新) 8:09 7.89 35
8:22 9.65 36
楽天(旧) 8:09 2.17 30
8:23 5.07 33
NifMo 8:13 24.50 35
8:23 20.04 39
OCN 8:11 4.23 57
8:24 5.12 50
DMM 8:12 9.67 70
8:25 8.66 77
Umobile 8:13 21.94 38
8:25 23.08 35
ぷらら 8:14 0.76 46
8:26 1.04 36
FREETEL 8:— 通信不能
BIGLOBE 8:15 21.73 39
8:25 23.56 35
DTI 8:16 7.96 39
8:27 7.99 35
mineo D 8:22 9.28 64
8:27 17.59 77
mineo A 8:18 10.85 49
8:28 9.58 51
UQ(3GB) 8:20 52.39 22
8:29 39.37 29
UQ(無制限) 8:20 0.56 32
8:29 0.53 35
おかわりSIM 8:20 13.16 37
8:30 12.26 38

FREETELが通信不能を起こしました。

FREETELの公式発表
「2016年3月23日(水)午前7時35分現在、一部データの通信接続が
繋がりにくくなっており、現在、調査および復旧対応中です。」

繋がりにくくなっていると記載していますが、ほぼ完全に繋がりませんでした。もしかしたら1kbpsくらい出ていたかもしれませんが、実質的に通信不能に陥りました。

Twitterで少し情報収集しただけでも、大阪・神奈川・東京・鹿児島・福岡・兵庫・千葉の人たちが通信できないとツイートしていました。これは、相当広範囲に通信不能を起こしています。電話自体はできるのですが、インターネットに繋がらないので、スマホが単なる電話機になってしまいました。

これ、かなりダメです。非常にダメです。数分とかだったらわかるのですが、調べた範囲では6時半頃から10時半頃ぐらいまで通信不能になっていました。4時間です。4時間インターネットに繋がらない状態になっているのは、非常に非常にマズイです。

どのくらいマズイかというと、まず最初にFREETELを疑いません。

はて、アプリの調子がおかしいのかなと、アプリを再起動します。それでも動かないから、APNの設定がおかしくなったのかな?とAPNの設定を見ます。それも普通です。仕方ない、とりあえずスマホを再起動するかということで、スマホを再起動します。それでも繋がりません。あれ、もしかして料金未納で止められた?とか思って、FREETELのマイページを見に行きます。普通に支払っています。そして、ようやく、もしかしてFREETELで障害出してる??みたいになって、FREETELの障害情報を確認しに行くレベルです。

通信速度が安定しないことはありますが、通信が完全にできないのは、初めてです。

原因はPGW(Packet Data Network Gateway)という終端装置の不具合で、根元がヤられたらしいです。普通、こういうのバックアップのバックアップを取って、不具合が起きても、すぐバックアップが代わりを務めるはずなのですが、何か重大なミスをしたくさいです。

で、これどうしようか?というわけで、考えるのですが、FREETELの場合、ミスはするのですが、同じミスを二度するというわけでもありません。

本来であれば、一発レッドカードを上げたいところですが、今後同じ超バカなミスを犯す可能性は相当低くなっていると思います。今回はイエローカードで収めるのが妥当かと思います。

他のMVNOはどうなのかというと、たしかBiglobeあたりが小規模ながら障害を出していたような気がします。IIJmioも小規模ながら障害を出したという噂を聞きます。ただ、こういうの、小規模だと把握できないんです。加えて、ユーザ数がそんなに多くないMVNOだと、障害出したところで、その情報を掴むことさえ難しです。FREETELだけ槍玉にあげるのはフェアではないので、とりあえず今回は穏便に、次回は2枚目イエローカードで、レッドカードにしようと思います。

FREETEL以外の格安SIMは快適な通信速度を維持していました。

昼12時の通信速度の比較(3月24日 平日木曜)

MVNO 時刻 Down Ping
IIJmio 12:23 0.52 130
12:32 0.42 134
楽天(新) 12:25 0.90 47
12:33 1.23 57
楽天(旧) 12:25 0.23 115
12:33 0.23 128
NifMo 12:26 1.52 59
12:34 1.19 79
OCN 12:26 0.60 66
12:35 0.70 59
DMM 12:26 0.40 127
12:35 0.39 117
Umobile 12:27 2.31 84
12:36 0.73 86
ぷらら 12:27 0.84 54
12:36 0.44 50
FREETEL 12:28 1.11 113
12:36 0.90 121
BIGLOBE 12:29 0.62 39
12:37 0.44 40
DTI 12:29 1.77 82
12:37 3.76 67
mineo D 12:30 1.36 78
12:50 0.93 85
mineo A 12:30 1.19 212
12:35 0.47 135
UQ(3GB) 12:31 2.11 38
12:39 1.12 53
UQ(無制限) 12:31 0.47 119
12:40 0.48 67
おかわりSIM 12:32 0.61 35
12:43 0.54 27

昼12時の通信速度だけ、1日ずれて3月24日 平日木曜の速度結果になります。

平日昼の通信速度は前回と比べて、全体的に低下していました。

特に楽天(新)は前回は5Mbpsくらいでていたのですが、今回は1Mbps前後にまで速度が低下してしまいました。楽天(旧)も前回は0.5Mbpsと格安SIMの中では平均レベルだったのですが、今回は0.2Mbpちょっとと最悪な通信速度まで低下しています。

IIJmioやDMM mobileも0.4Mbpsちょっとと速度が悪くなっています。UQ mobileの3GBプランも前回は3Mbpsくらい出ていましたが、今回は半減してしまいました。

FREETELは計測アプリでは15Mbpsぐらいでていましたが、今回は一気に1Mbpsにまで低下しました。FREETELは計測アプリだけ通信速度を速くしていたのですが、やめたっぽいです。

その他の格安SIMは前回と比べて計測アプリ上は変わりはありませでした。

昼12時の画像の読込速度の比較(3月24日 平日木曜)

計測アプリの速度結果だけを見るとバカを見るのが、平日の昼です。

この時間帯は下記の読込速度を重視してください。500KBの画像3つをSSLでダウンロードした時の通信速度のグラフになります。Webサイトを見るときに、最も重要な指標になります。平日の昼でも快適にWebサイトを見れるかどうかの判断基準になります。

IIJmio 12:45 (昼)

IIJmioは400kbpsくらいでした。良くはないけど、悪くはない、そんなレベルです。

楽天(新) 12:46 (昼)

楽天(新)は500kbpsくらいでした。IIJmioよりは少し良いレベルです。

楽天(旧) 12:47 (昼)

楽天(旧)は250kbpsくらいでした。非常に悪いです。

NifMo 12:48 (昼)

NifMoは700kbpsくらいでした。平日の昼の時間帯としては、割と良いです。

OCN 12:44 (昼)

OCNは250kbpsくらいでした。楽天(旧)と同様に非常に悪いです。

DMM 12:49 (昼)

DMM mobileは400kbpsくらいでした。IIJmoと同レベルです。

Umobile 12:49 (昼)

Umobileは4Mbpsくらいでした。非常に良いです。ただし、Umobileは回線増強をサボって速度を低下させっぱなしにすることがあるので注意してください。

Plala 12:50 (昼)

Plalaは1Mbpsくらいでした。とても良いです。ただし、通信速度が安定しない場合があるので注意してください。

FREETEL 12:43 (昼)

FREETELは1.2Mbpsくらいでした。とても良いです。

BIGLOBE 12:52 (昼)

BIGLOBEは1.2Mbpsくらいでした。とても良いです。ただし、ピーク時から少し外れてしまっているので、少し割り引く必要があります。

DTI 12:53 (昼)

DTIは4Mbpくらいでした。非常に良いです。ピーク時から少し外れてしまいましたが、割り引いたとしても非常に良い速度が出ていると言えます。

mineo D 12:51 (昼)

mino Dは1.2Mbpsくらいでした。とても良いです。ピーク時から少し外れてしまったので、少し割り引く必要があります。

mineo A 12:50 (昼)

mino Aは1.2Mbpsくらいでした。とても良いです。ピーク時から少し外れてしまったので、少し割り引く必要があります。

UQ(3GB) 12:53 (昼)

UQ(3GB)は3Mbpsくらいでした。非常に良いです。ピーク時から少し外れてしまいましたが、割り引いたとしても非常に良い速度が出ていると言えます。

UQ(無制限) 12:54 (昼)

UQ(無制限)は500kbpsです。普通レベルです。UQ mobileの無制限プランは常に500kbpsです。

おかわりSIM 12:52 (昼)

おかわりSIMは500kbpsくらいでした。普通レベルです。ピーク時から少し外れてしまったので、少し割り引く必要があります。

夕方18時の通信速度の比較

MVNO 時刻 Down Ping
IIJmio 18:53 1.69 119
19:01 1.28 117
楽天(新) 18:53 2.77 29
19:02 1.36 39
19:11 3.44 47
楽天(旧) 18:54 2.40 38
19:02 2.21 33
NifMo 18:54 21.61 36
19:03 17.23 39
OCN 18:55 1.80 68
19:03 1.94 54
DMM 18:55 3.13 111
19:04 3.64 112
Umobile 18:56 6.82 60
19:04 3.65 77
ぷらら 18:56 0.87 40
19:05 1.21 38
FREETEL 18:57 15.65 35
19:05 14.92 33
BIGLOBE 18:57 0.81 39
19:06 2.79 34
DTI 18:58 8.43 75
19:06 5.81 75
mineo D 18:58 6.72 74
19:07 4.43 74
mineo A 18:59 4.88 71
19:07 4.28 62
UQ(3GB) 18:59 29.04 26
19:07 30.05 26
UQ(無制限) 19:00 0.50 27
おかわりSIM 19:01 0.89 30
19:09 1.79 48

今回大きく変わったのは、楽天(新)です。前回は10Mbps程度でていたのが、今回は2Mbpsちょっとに一気に低下してしまいました。楽天(旧)は、前回と同じ程度の速度を維持しています。

IIJmioの通信速度も前回と比べて半減しています。ただ、IIJmio系のDMM mobileは前回と同じ程度の速度を維持していました。

1ヶ月ちょっと前はひどい速度を出していたUmobileは、ここ1ヶ月は快適な速度を維持しています。mineoのauプランとドコモプランは前回よりも通信速度が上がっていました。その他は前回と同じ程度になります。

夜19時のアプリのダウンロード速度の比較

下記はGoogle Playでパズドラをダウンロードした時の通信速度になります。

ちなみに同じ時間帯に画像の読込テストを行いましたが、全ての格安SIMが快適にダウンロードできる速度が出ていたのが省略します。

IIJmio 19:13

IIJmioのダウンロード速度は1Mbpsくらいでした。格安SIMとしては悪くはないですが、この速度でアプリのダウンロードはしたくありません。前回よりも少し低下していました。

楽天(新) 19:15

楽天(新)のダウンロード速度は0.7Mbpsくらいでした。1ヶ月くらい前は5Mbpsくらいでていたのに、一気に低下してしまいました。

楽天(旧) 19:16

楽天(旧)のダウンロード速度は1Mbpsくらいで、IIJmioレベルでした。こう見ると、IIJmioもたいしたことないです・・・。前回と同じくらいの速度でした。

NifMo 19:18

NifMoのダウンロード速度は10Mbpsも出ていました。とてもとても良いです。前回と同様、快適です。

OCN 19:20

OCNのダウンロード速度は0.4Mbpsくらいでした。最悪レベルです。前回は0.6Mbpsくらいでした。

DMM 19:23

DMMは計測アプリではIIJmioよりも倍の速度が出ていましたが、アプリのダウンロード速度は1MbpsとIIJmioと同じでした。前回は1.5Mbpsでした。

Umobile 19:24

Umobileのダウンロード速度は2.5Mbpsくらいでした。とても良いです。ただし、Umobileは3か月以上速度を低下したままで放置した経歴があるので注意が必要です。前回(1ヶ月前)は0.3Mbpsくらいでした。大幅に改善されています。

Plala 19:25

Plalaのダウンロード速度は0.35Mbpsくらいでした。最悪レベルです。前回同様、最悪です。

FREETEL 19:26

FREETELのダウンロード速度は4Mbpsくらいでした。とても良いです。前回は0.6Mbpsくらいだったので、大幅に改善されました。

BIGLOBE 19:28

BIGLOBEのダウンロード速度は1.5Mbpsくらいでした。平均より少し良いレベルです。前回計測した時は、0.15Mbpsとクソ以下の速度だったのですが、かなり改善されていました。

DTI 19:30

DTIのダウンロード速度は0.5Mbpsくらいでした。前回同様、とても悪いレベルです。

mineo D 20:01

mineo Dのダウンロード速度は測定不能レベルでした。アプリのダウンロードが途中で止まります。原因は不明ですが、最悪です。前回は0.8Mbpsくらいでていました。

mineo A 19:36

mineo Aのダウンロード速度は8Mbpsくらいでした。とてもとても良いです。前回と同様に快適です。

UQ(3GB) 19:37

UQ(3GB)のダウンロード速度は80Mbpsくらいでした。前回同様、圧倒的超速度です。

UQ(無制限) 19:39

UQ(無制限プラン)のダウンロード速度は0.5Mbpsでした。無制限プランの速度は0.5Mbpsと公式ページにも記載されているので、文句を言う筋合いはありません。前回同様の速度です。

おかわりSIM 19:40

おかわりSIMのダウンロード速度は1Mbpsくらいでした。前回と同様の速度です。

夜22時の通信速度の比較

MVNO 時刻 Down Ping
IIJmio 22:02 7.58 78
22:14 10.25 69
楽天(新) 22:02 3.17 38
22:14 2.89 32
楽天(旧) 22:03 1.40 36
22:15 1.55 47
NifMo 22:04 22.25 63
22:15 21.79 59
OCN 22:04 2.42 58
22:16 2.48 66
DMM 22:05 15.30 71
22:16 8.12 74
Umobile 22:05 4.47 63
22:16 5.17 73
ぷらら 22:06 0.59 57
22:17 0.68 49
FREETEL 22:07 4.68 67
22:16 3.71 52
BIGLOBE 22:08 4.50 39
22:18 4.76 39
DTI 22:08 2.01 68
22:19 2.64 81
mineo D 22:09 15.36 73
22:20 12.15 62
mineo A 22:10 11.87 152
22:20 8.86 75
UQ(3GB) 22:10 30.41 40
UQ(無制限) 22:11 0.53 52
おかわりSIM 22:12 1.86 33
22:20 4.64

 

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ぷららモバイルLTEは、どうしようもないので評価しません。

前回と大きく変わっているのはFREETELです。FREETELは前回は10Mbps以上出ていましたが、今回は4Mbps程度にまで低下しています。これは、計測アプリだけ速度を上げていたのを止めたためです。

mineoのドコモプランとauプランの速度が上がっていました。ただし、ドコモプランはアプリのダウンロード速度が死んでいました。

IIJmioが10Mbpsくらいでていたのですが、IIJmioだけこの時間帯のアプリのダウンロードをしてみましたが、引き続き1Mbpsくらいしかアプリのダウンロード速度が出ませんでした。

楽天(新)の速度も前回と比べて半減していました。DTI SIMの速度も前回は10Mbpsくらいでていましたが、2Mbpsくらいに低下してしまいました。

その他の格安SIMは前回と比べて変化はあまりありませんでした。

2016年3月23日の通信速度の総括

楽天モバイル(新&旧)

楽天モバイルは契約した日によって二つの速度に分かれます。

楽天(新)は2015年10月6日以降に楽天モバイルを申し込んだ場合の通信速度です。今まで快適な通信速度を維持していましたが、今回速度が急低下してしまいました。ただし、急低下した後でも比較的速い程度の通信速度は維持していました。

平日の昼の画像の読込速度は平均レベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は悪いレベルでした。

楽天(旧)は2015年10月5日以前に楽天モバイルを申し込んだ場合の通信速度になります。前回よりも少し速度が低下して、平均レベルの通信速度になっています。ただし、平日の昼の通信速度は非常に悪いです。

平日の昼の画像の読込速度は悪いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は平均レベルでした。

楽天モバイルには通信速度の強みはなくなりました。弱みというほどでもないので、通信速度は普通レベルの格安SIMです。

通信速度の強みはありませんが、格安スマホが安く買えるキャンペーンをしょっちゅう行っているので、新しいスマホが必要な場合に楽天モバイルを検討してみてください。

3月26日から30日まで格安スマホの半額キャンペーンを行います。ざっくり評価すると、ZenFone 2 Laser(8GBモデル)以外は、非常にお買い得なキャンペーンになっています。近日中に半額キャンペーンの記事を掲載する予定です。

楽天モバイルは、これ他に月850円で5分間の国内通話がかけ放題になる5分かけ放題オプションが人気になっています。通話SIMを申し込むと楽天市場の買い物でもらえるポイントが2倍になる特典をもらえます。

安く買える新しいスマホや、5分かけ放題、楽天市場の2倍ポイントなどが、楽天モバイルの強みになります。

楽天モバイルの評価とネットの評判の詳細

UQ mobile

UQ mobileの3GBプランは通信速度最強です。UQ mobileの3GBプランの場合、通信速度で頭を痛めることがありません。安心の超速さです。

他の格安SIMだとアプリやファイルのダウンロード速度を制限したりしますが、UQ mobileはしません。全ての用途で超速い通信速度が出ます。平日の昼でも快適に画像が表示されます。

UQ mobileの無制限プランは全ての通信が500kbpsで超安定しています。動画をたくさん見る場合に、最も無難なのがUQ mobileの無制限プランです。

ただし、UQ mobileの無制限プランには弱点があります。Webサイトを見るとき画像がジリジリ表示されるようになることです。

他の格安SIMの場合、画像の読込速度だけは速くなっている場合がほとんどですが、UQ mobileの無制限プランの場合は常に500kbpsです。画像がたくさんあると、ジリジリ表示する感じになってしまいます。

UQ mobileの無制限プランは使いよう(動画をたくさん見る!)によっては、とても使えるプランなので検討してみてください。

UQ mobileの評価とネットの評判の詳細

NifMo

最近のNifMoの通信速度はとても良いです。平日の昼の画像の読込速度は比較的速いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度はとても速いレベルです。

格安スマホが割高だったり、微妙なオプションがあったりしますが、通信速度という点においては、おすすめできる格安SIMと言えます。

NifMoには月額1300円で国内通話がかけ放題のプランがありますが、相手に非通知になったり、海外サーバーを経由するので音質に疑問が残るので、国内通話がかけ放題プランは避けたほうがいいです。

格安SIMでも電話をある程度したい場合は、楽天モバイルの5分かけ放題オプション、またはBIGLOBE SIMの通話パック60がおすすめになります。

NifMoの評価とネットの評判の詳細を見る

OCN モバイル ONE

OCNモバイルONEは、今まで通信速度は普通レベルの格安SIMだと思っていましたが、よくよく調べてみると質の悪い通信速度になっていました。

平日の昼の画像の読込速度は悪いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は最悪レベルです。計測アプリの速度結果は普通レベルですが、他の用途での速度は非常に芳しくありません。

加えて、月額料金も他の格安SIMと比べると少し高いので、OCNモバイルONEを選ぶメリットはないです。

低速モード(200kbps)が無制限に使えるので、radikoなどのインターネットラジオをたくさん聞きたい人だけ、検討に入れてみてください。それ以外の人は、検討しなくていいです。

OCN モバイル ONEの評価とネットの評判の詳細

IIJmio

IIJmioはWebサイトを見るくらいなら、快適な速度を維持していました。Youtubeなどの動画の視聴も問題ありません。

ただ、平日の昼の画像の読込速度は平均レベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は平均レベルです。悪くはないですが、よくもないのが実質的なIIJmioの現在の評価になります。

こんなもんか、、みたいな感じです。

IIJmioの評価とネットの評判の詳細

DMM mobile

DMM mobileもIIJmioと同じ評価になります。

DMM mobileはIIJmioの設備を使っているので、通信速度もIIJmioと近似することになります。計測アプリの速度結果だとDMM mobileの方が速かったりしますが、画像の読込速度やアプリのダウンロード速度を見ると、ほぼ同じ結果になっています。

DMM mobileも平日の昼の画像の読込速度は平均レベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は平均レベルです。

サービス歴もある程度長いので、通信速度が良い格安SIMとは言えませんが、通信速度が無難な格安SIMとは言えます。

DMM mobileの評価とネットの評判の詳細

U-mobile

U-mobileは快適な通信速度になっていました。平日の昼の画像の読込速度はとても速いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度もとても速いレベルです。

U-mobileは現時点ではとても通信速度が良い格安SIMですが、少し前まで質の悪い速度を長らく放置していました。4ヶ月くらい遅い速度のままになっていたので、通信速度の信頼性は低いです。

今のままの通信速度が続けば、とてもおすすめできる格安SIMなのですが、どうせまた速度が遅くなって放置されるんだろうなと思ってしまいます。

U-mobileの評価とネットの評判の詳細

ぷららモバイルLTE

ぷららモバイルLTEは定額無制限プラン(3Mbps)の通信速度になります。

ぷららモバイルLTEはやめたほうがいいです。格安SIMの中で、最も速度が安定しないのがぷららモバイルLTEです。同じ時間帯でも、速くなったり遅くなったり遅くなったり遅くなったり、みたいに速度が安定しません。このため、反応が鈍くなったりすので、ストレスが溜まります。

平日の昼の画像の読込速度はとても速いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は最悪レベルです。速い結果が出ても、ちょっと時間をずらすと、遅くなったりするので、全てがあてになりません。

ぷららモバイルLTEの評価とネットの評判の詳細

FREETEL(FREETEL SIM)

今回、4時間にも渡って通信不能を引き起こしたFREETEL。この件に関しては既に記載したので、ここでも指摘するのは面倒なのでスキップします。読み飛ばしている人は、このページの上の方を読んでください。

ここ数ヶ月、FREETELは計測アプリの速度結果だけ異常に速くなるようにいじっていたみたいですが、どうやらやめたようです。

その結果、FREETELが化けの皮が剥がれたかというと、他の格安SIMと比べると良い通信速度になっていました。平日の昼の画像の読込速度はとても良いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度はとても良いレベルです。

たまにキャンペーンなどで予想以上にユーザが増えて、速度低下を起こしたりしますが、少しすれば戻ってくるので、通信速度はFREETELは比較的良いと言えます。

このほか、FREETELが話題になったニュースがあります。

iPhoneアプリのダウンロードがとても遅いという報告を問い合わせからもらったことがあるのですが、その時は単純にキャンペーンで速度が低下していたというのもありますが、どうやら一部の人が常軌を逸した使い方をしていたようです。

FREETELが特定ユーザに対して不正な利用をしているから訴訟も辞さない、みたいなことを公式サイトで言っていて、ネットでは、その姿勢を批判していました。ただ、これFREETEL側に分がありそうな気がします。

FREETELはiPhoneアプリをデータ消費なしにダウンロードできるのですが、これを利用して同じアプリのダウンロードを繰り返して、ランキングを操作していた人またはグループがいるそうです。

具体的には発表していないのですが、ほかに考えられるケースは、何かしらの商売敵だったり逆恨みをしている場合、FREETEL SIMを数十枚購入してiPhoneアプリのダウンロードアタックを繰り返したら、相当FREETELに打撃を与えられる気がします。

基本的に一般人には関係ない話です。多少、ダウンロードを繰り返しても文句は言われません。ただ、世の中には常軌を逸したケースがありそうなので、そういった異常に迷惑な輩を対象にしているんだと思います。

FREETELの評価とネットの評判の詳細

mineo(マイネオ) auプラン(A)

mineoのauプランは前回に続き快適な速度を維持していました。

平日の昼の画像の読込速度はとても良いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度はとてもとても良いレベルでした。

UQ mobileの3GBプランを除けば、mineoのauプランの通信速度が最も質が良いと言えるかもしれません。ただ、どこまで維持できるかは、UQ mobile以外はあまりあてにならないので、mineoのauプランはそこそこ良いくらいに思っておいてください。

mineoの評価とネットの評判の詳細

mineo(マイネオ) ドコモプラン(D)

mineoのドコモプランは、前回よりもさらに通信速度は速くなっていました。ただし、原因はわかりませんが、今回はアプリのダウンロードができなくなっていました。

平日の昼の画像の読込速度はとても良いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は測定不能レベルでした。

なんども試して、スマホも再起動してみたりもしたのですが、平日の夜の時間帯にアプリをダウンロードしようとしても、ダウンロードの途中で鬼のように速度が低下して、ほとんどダウンロードしなくなってしまいました。

前回は遅いながらも0.8Mbpsくらいでていましたが、今回は測定不能です。画像の読込速度などは快適な速度が出るのですが、mineoのドコモプランのアプリのダウンロードには注意が必要です。

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BIGLOBE SIM(3G・LTE)

BIGLOBE SIMの通信速度は普通レベルよりも下回る程度ですが、今回は平日の昼の画像の読込速度は良いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は比較的良いレベルになっていました。

前回は平日の夜のアプリのダウンロード速度がクソ以下の速度0.15Mbpsになっていましたが、今回は1.5Mbpsと比較的良い速度が出ていました。今後どうなるのかわかりませんが、まともに使えるくらいにはなっている可能性があります。

BIGLOBE SIMの通信速度はあまりあてにはならないのですが、格安SIMでもある程度電話をしたい場合、BIGLOBEが有力な候補になります。BIGLOBEには通話パック60という月額650円で60分の通話ができるオプションがあるので、ある程度電話をしたい人に向いている格安SIMになっています。

BIGLOBE SIMでは2016年3月31日までに月6GBと12GBプランを申し込むと、月額料金が最大3カ月間無料になるキャンペーンを行っています。格安SIMだけちょっと使ってみたい場合に、検討してみてください。

BIGLOBE SIMの評価とネットの評判の詳細

DTI SIM

DTI SIMは前回同様快適に使える速度を維持していました。ただし、アプリのダウンロード速度は遅めになっています。

平日の昼の画像の読込速度はとても良いレベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は悪いレベルです。Webサイトなどは平日の昼でもサクサク見れますが、アプリのダウンロードは遅くなっています。

月額料金は安いのですが、余ったデータの繰越に対応していないので実際には少し割高な格安SIMになっています。総合すると、あまりお勧めの格安SIMではないです。ただ、今なら3GBのデータSIMの月額料金が半年間無料になるキャンペーンを行っています。

去年の12月下旬頃から始まったキャンペーンなのですが、延長に延長を重ねて、結局3月31日までのキャンペーンになりました。

半年間無料キャンペーンはわりとお得なキャンペーンなので、使ってみるのは悪くないと思います。

DTI SIMの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

日本通信 b-mobile おかわりSIM

おかわりSIMは特に変わりなしです。普通に使える速度を維持していました。

平日の昼の画像の読込速度は普通レベル、平日の夜のアプリのダウンロード速度は普通レベルです。おかわりSIMの知名度はあまりありませんが、格安SIMシェア1位のOCNモバイルと比べると、おかわりSIMの方が質の良い通信速度になっています。

おかわりSIMはもう少し評価されても良い格安SIMだと思います。

b-mobile(おかわりSIM+高速定額)の評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細