2014年版のZenFone 5の詳細スペックと使える格安SIMのまとめ
Zenfone 5は2014年11月8日に発売された格安スマホです。ドコモ回線の格安SIMとソフトバンク回線の格安SIMで使えます。
2018年に新型のZenFone 5が発売されましたが、2014年にも同じ名前でZenfone 5が発売されているので混同しないように注意してください。
ここでは2014年に発売されたZenfone 5について説明していきます。
2014年に発売されたZenfone 5は当時の格安スマホの中で、圧倒的な人気を誇っていました。
流石に今から買うのはまずいですが、最低限で動きます。
ーーー 以下2014年時点の情報 ーーー
Zenphone 5ではなくてZenfone 5です。読み方はゼンフォンファイブ。
格安スマホとして初めて大ヒットしたのがこのZenfone 5です。Zenfone 5を簡単に説明するとコストパフォーマンスが最高な格安スマホです。
Zenfone 5以前の格安スマホは安かろう悪かろうでした。安いけど性能が低かったり不具合だらけだったり。Zenfone 5が2014年11月に発売されて格安スマホの質が一気に向上しました。
今まで低価格だけど低品質だった格安スマホの市場が低価格で高品質(少なくとも中品質)なものに生まれ変わりました。
Zenfone 5の詳細スペック(性能)
CPU | クワッドコア1.2GHz | ||
---|---|---|---|
RAM | 2GB | ||
ROM | 8GB/16GB/32GB | ||
ディスプレイ | 5インチ | ||
解像度 | 1280×720 (294ppi) | ||
カメラ | 背面800万画素/前面200万画素 | ||
電池容量 | 2110mAh | ||
連続待受 | LTE 180時間、3G 395時間 | ||
サイズ | 148.2 x 72.8 x 10.34 mm | ||
重さ | 145グラム | ||
価格(税込) | 2万9000円前後(16GB版) |
Android4.4(5.0へのアップデート予定)、SIMフリー、マイクロSIM、テザリング対応、外部マイクロSDカードスロット(最大64GB)あり、FOMAプラスエリアにも対応。
ZenFone 5が使える格安SIMのまとめ
ZenFone 5の対応周波数(バンド)
3G :W-CDMA 1/2/5/6/8/19
4G(LTE):1/3/7/8/19
ZenFone 5はドコモ回線の格安SIMとソフトバンク回線の格安SIMで使えます。
ZenFone 5のSIMのサイズはマイクロSIMです。
格安SIMはナノSIMを申し込んで、マイクロSIMに変換するアダプターを買って使うのがオススメです。
ドコモ回線の格安SIMは最近マルチSIM型のSIMカードに移行しているので、MVNOによってはSIMサイズの指定がなく、マルチSIMになっている場合があります。
格安SIMを持っていない場合は、下記のキャンペーンを参考に格安SIMを選ぶことをオススメします。通信速度を重視する場合は、格安SIM/ドコモ/ポケットWiFiの速度ランキングの記録を参考にしてみてください。
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2014年発売時のZenfone 5の性能レビュー
CPUがクワッドコア1.2GHzでRAMが2GB。これはほとんどすべてのアプリを問題なく使うことができるスペックです。もちろんLineやパスドラ、モンスト、ツムツムなど問題なく使えます。RAMが2GBあるので複数のアプリを起動してもサクサク使えます。ネットもストレスなく使えます。
大切に使えば性能的には4年使える機種です。
ドコモの主要なLTEのバンドをカバーして、FOMAプラスエリアにも対応しているので、電波の受信感度はとてもいいです。Zenfone 5で電波がなければ諦めようレベルです。
ディスプレイも5インチの大画面で比較的高画質です。そして外部マイクロSDカードスロットもあるので保存容量が足りなくなったら後で買い足せます。
この性能で2万9000円は安いです。Zenfone 5より性能が悪いのに価格が高い格安スマホがゴロゴロしています。3万円を切る価格でこれ以上のコストパフォーマンスが良い格安スマホは今の所ありません。
Zenfone 5は買って後悔しない格安スマホになっています。
(ちなみに私もZenfone 5を買いました)
ROMは16GBを選ぶ
Zenfone 5の内蔵メモリの容量は8GB/16GB/32GBと3種類ありますが16GBを選びましょう。8GBは少なすぎるので選ぶと後で後悔します。32GBのものは価格が3000円ほど高くなります。
Zenfone 5には外部マイクロSDカードのスロットがあるので基本的に16GBでも32GBでもどちらでも問題ありません。保存する容量がすくなくなったら後から追加することができます。(費用は32GBの追加で2000円くらい)
Zenfone 5の問題点
Zenfone 5の問題点をあげるとしたらカメラ性能とバッテリーの持ちです。カメラは800万画素あって格安スマホとしては十分ですが、大手キャリアが出しているスマホと比べるとカメラ性能は若干劣っています。
カメラの性能を重視する人はXperia Z3 Compact SO-02Gがおすすめです。Xperiaはソニーが作っていることからカメラの性能は非常に良いです。
Xperia Z3 Compact SO-02Gはドコモの白ロムで非常にコストパフォーマンスが良い機種になっています。SIMロックされていますがドコモ系の格安SIMなら使えます。ただしテザリングはできないので注意が必要です。
Zenfone 5の電池の持ちは若干悪いです。悪いと言っても格安スマホとしては十分合格点なのですが一日中使うとなると少し不安が出てきます。Zenfone 5の後継、Zenfone 2が電池の容量をアップして近いうちに発売される予定になっているので、時間に余裕のある人はZenfone 2が発売されるまで待つのもありだと思います。
ちなみにXperia Z3 Compact SO-02Gは電池の持ちもいいです。
2014年発売時のZenfone 5の評判
Zenfone 5の評判は最高です。格安スマホはたくさん種類がありますが、ほとんどのMVNOでZenfone 5を販売していることからも人気のほどがうかがえます。格安スマホで一番売れているのはまちがいなくZenfone 5です。
特に電波の受信の良さが好評です。
他の格安スマホだとFOMAプラスエリアに対応していなかったりするので、建物内や都会を離れた時に電波を受けにくくなったりします。
Zenfone 5はFOMAプラスエリアに対応しているし、ドコモの主要なLTEバンドにも対応しているのでほとんどの場所でネットがサクサク使えます。
スマホによくある不具合なんかもありません。
電池の持ちも思ったほど悪くなく、ゲームアプリをずっとやっていない限りそれほど心配する必要はなさそうです。
2014年発売時のZenfone 5の注意点
Zenfone 5の最大の注意点は、2015年5月16日にZenfone 2が発売されるということです。Zenfone 2はZenfone 5の後継版です。
Zenfone 2が発売された時にZenfone 5の価値はざっくり言って4000円くらい下がると思われていました。しかしZenfone 2の下位モデルが販売されないこと、そして販売されるモデルの価格も高めになったためZenfone 5の価格も下がりそうにありません。
Zenfone 2はZenfone 5よりも電池容量が大きくなっているので電池の持ちもよくなります。高スペック、中スペック、低スペックの複数のタイプが海外では発売されていますが、日本でへ高価格帯のZenfone 2のモデルだけ発売されます。
ざっくり言うと、一般的な使い方で電池交換無しでZenfone 5(16GB、2万9000円)は2年から2年半使うことができます。Zenfone 2(ZE551ML ROM2GB、3万8000円)は電池容量が増えたので2年半くらい使うことができます。Zenfone 2(ZE551ML ROM2GB)のほうが電池寿命は3ヶ月くらい良くなると思います。
保存容量が16GBで十分な場合(あまり写真や音楽を保存しない等)は、Zenfone 5がいいと思います。写真や音楽を沢山保存する場合は、Zenfone 2(ZE551ML ROM2GB)を買うのもありかもしれません。Zenfone 5でもあとから保存容量を増やせるので、あとは予算と相談で。
Zenfone 5のA500KLとA501CG
Zenfone 5にはA500KLとA501CGの2つの型番があります。
A500KLがLTE版で、A501CGが3G版です。A501CGは19800円と安いですがLTEに対応していないばかりかFOMAプラスエリアにも対応していません。
Amazonで安いZenfone 5を見つけた!とか言って間違えて買わないように注意しましょう。