格安SIMとスマホ比較」の過去ログと管理人の日常ログです。

「高齢者に丁寧な説明を」求める格安スマホのモンスタークレーマーを退治しよう?←家電量販店がクソっぽい

こんにちは、こんにちは。 今日も独り身、格安SIMの管理人です。

今回はNHKのニュースで取り上げられた『「高齢者に丁寧な説明を」 格安スマホで業界団体に注意喚起』について、ぶった切っていこうと思いますデス。

結論は丁寧な説明を求めるのではなく、国民生活センターが「家電量販店の店員が騙し討ちする可能性があることを周知するべき」です。

ソース元:“格安スマホ”の利用方法やサポート内容に注意-今までの携帯電話会社との違いを確認してから契約しましょう-

NHK:「高齢者に丁寧な説明を」 格安スマホで業界団体に注意喚起

無料通話には専用のアプリを使う必要があることを知らなかったため、高額な請求を受けたといった相談や、使い方を問い合わせたいのに店舗でサポートが受けられないなどの相談が寄せられているということです。

国民生活センターでは、格安スマホを利用する際にはサービス内容をよく理解したうえで、契約するよう注意を呼びかけているほか、業界団体に対しても高齢者を中心に丁寧な説明と可能なかぎりのサポートをするよう要望しています。

うっせぇ、馬鹿野郎。書いてあるんだよ、自分で読めよ。

はっ、化けの皮が剥がれてしまう。

元ネタは国民生活センター

NHKのニュースは国民生活センターの注意喚起が大元で、事例などが詳しく記載されています。

PDF:“格安スマホ”の利用方法やサポート内容に注意-今までの携帯電話会社との違いを確認してから契約しましょう-

比較的安価な料金体系でサービスを提供しているいわゆる“格安スマホ”の契約数は増加傾向にあり、現在2,000万件に達しています。

2017年度以降、全国の消費生活センター等に寄せられる“格安スマホ”に関する相談は2,000件を超えており、「通話時に専用のアプリを使う必要があると知らず、通話をしたら高額な請求を受けた」「スマートフォンの使い方が分からないが、店舗でのサポートを受けられないため解約したい」等、“格安スマホ”の利用方法やサポートが消費者の認識と異なっている相談などが、2017年4月公表の注意喚起後も引き続きみられ、契約当事者が60歳以上のトラブルの割合は増加傾向です。

そこで、改めて最新の相談事例を紹介するとともに、トラブルの未然防止に向けて関係機関へ 要望を行います。

格安スマホの契約者数が2,000万件のうち年間2,000件の相談が寄せられると・・・。1万分の1じゃん!バカはほっといて良いんじゃないでしょうか

なんとかとハサミは使いようなので、ネタ的に今回は国民生活センターの注意喚起にコメントしていこうと思うのです。

【事例1】無料で通話するためにはアプリの使用が必要であると知らず、通話料が高額になった

2019年8月受付 60歳代 男性

チラシをもらい格安スマホに興味を持ち、電話で何度か契約内容について問い合わせた上でインターネットから申し込んだ。

説明では「SIMカードだけ入れ替えればそのまま使える。通信状態は変わらないまま今より利用料金が安くなる。通話は1回10分以内であれば無料である。」 ということだったので、契約後も今までの携帯電話と同じ通話方法で使っていた。

しかし利用を開始してから2か月後、初めての請求がクレジットカードに上がってきて、利用料金が高額なことに気が付いた。

そこで格安スマホ会社のマイページで詳細を確認すると、2か月で27,000円もの通話料が発生していた。

また契約書をよく読むと、「無料通話にするためには特定のアプリを使用しなければいけない」と記載されていた。このような重要なことは事前に説明するべきだと思う。

インターネットの公式サイトを見ていれば避けられる

ほとんどの格安スマホは、10分かけ放題を使う場合は、特定の電話アプリで電話をする必要があります。格安スマホの公式サイトとかには大抵書いてあります。

※ UQモバイルとワイモバイルなら特定の電話アプリを使わずに10分かけ放題などが利用できます。

この人の場合、自分の質問だけして、格安スマホの公式サイトはほとんど見ずに契約したんだと思われます・・。

電話だと基本的に質問に対して答えるだけなので、聞かれてもいないことを答えるのはなかなか難しいです。

電話で問い合わせてきた人に対して、全てのサービス内容を説明しろみたいな感じになって現実的ではないです。

自分で公式サイトのサービス内容を確認すれば、書いてあるのにね・・。

人に聞かずに、まずは自分で読んでもらいたいです。

【事例2】購入した端末ではフィルタリング機能が利用できなかった

2019年3月受付 40歳代 男性

小学生の息子の通塾時にスマートフォンを持たせようと、最低料金で充実したフィルタリング機能の提供が受けられる契約を探していた。

家電量販店内にある格安スマホ会社の業務委託業者に説明を聞き、格安スマホ会社の契約者向けに提供しているアプリが気に入ったので、利用可能なことを確認して、キャンペーン価格1円の端末とSIMカードを契約した。

しかし、フィルタリングアプリを何度ダウンロードしても無効化通知が届き、利用を開始することができない。

おかしいと思い格安スマホ会社に確認したら、私が購入した端末ではフィルタリングアプリが利用不可であると分かった。

業務委託業者の説明が不適切であったことを格安スマホ会社に伝えて対応を求めたが、何も対応してくれない。どうしたらよいか。

家電量販店の業務委託業者が悪い

一部のファーウェイのスマホでフィルタリングアプリがうまく動かないなどを聞いたことがあります。

これは40歳代の男性は無罪です。

家電量販店内の業務委託業者に直接クレームを言って、契約解除させるしかないのではないでしょうか?

私だったら、家電量販店内にある業務委託業者に乗り込んで、憤慨したそぶりで比較的大きな声で契約解除を要求するのです! 相手の態度次第でTwitterで放火してやる。

【事例3】スマートフォンの使い方が分からないが十分なサポートを受けられない

2019年1月受付 60歳代 女性

フィーチャーフォンからスマートフォンに乗り換えたいと思い、夫婦で家電量販店へ出向き、安い利用料金で使いたいことと機械音痴でスマートフォンの使い方が全く分からないことを伝えた。

店員に「いつでも教えてもらえるのか」と聞くと、「いつでも教えることができる」との返答だったので家電量販店で教えてもらえると思い、契約した。

サポートへ電話をかけながらようやくスマートフォンを接続することができたが、操作が難解だった。

家電量販店へ行くと、自社アプリについては説明可能であるが、スマートフォンの操作については格安スマホ会社の店舗へ行くように言われた。回線を提供しているキャリア店舗へ行ったら、当社では対応できないと言われ、格安スマホ会社店舗へ行ったところ、スマートフォンの簡単な操作方法のみを教えてもらえただけだった。

いつでも教えてもらえると思わせた説明に問題があるので、解約したい。

家電量販店だと適当ぶっこく店員がいるのかも

ネットでは十分なサポートが欲しければ、大手キャリア使えよみたいな風潮でしたが、原文読んだらこの人悪くはなかった。。

家電量販店の店員に「いつでも教えることができる」とか言われたら、普通の人なら安心しちゃう気がします。

私は以前にUQスポット(UQモバイルの実店舗)をいくつかうろうろしましたが、簡単な操作だったら教えることができる店員さんと、簡単な操作でも教えられないという店員さんがいました。「いつでも教えることができる」という店員さんには遭遇しませんでした。

家電量販店の店員は契約欲しさに適当ぶっこく店員がそれなりにいるのかも。。

格安スマホ会社店舗だと、おそらくそこまで良い加減なことは言わないと思われます。

家電量販店で契約したところに乗り込んで、ふざけんな騙しやがって、かかった費用全て無料にして解約させろと怒鳴り込むのが良いのかなと思います。

ただ、他社からの乗り換えだと思うので、落とし所が難しいですね・・。

【事例4】格安スマホ会社にMNPで乗り換えようとしたところ、インターネットでの契約手続きに時間がかかり、携帯電話会社の解約金がかからない期間を過ぎてしまった

2019年4月受付 50歳代 男性

2年前から契約していた携帯電話会社から格安スマホ会社に乗り換えようと、解約金がかからない期間を確認し、その期日の当日か前日にMNP番号を取得して、格安スマホ会社のSIMカードの購入をインターネットから申し込んだ。

数日後、アップロードした本人確認書類の写真が不鮮明だったため再度送るよう、格安スマホ会社から郵便で通知が届いた。

格安スマホ会社に問い合わせたところ、私専用に格安スマホ会社独自のメールアドレスを発行し、すでに通知を送っているとのことだが、メールアドレスの発行についての案内はなく、通知に気が付くことができなかった。

MNPの期限を過ぎていたため、再度MNP番号を取得しようと携帯電話会社に連絡したところ、「解約金のかからない期間を過ぎているため、13,000円の解約金がかかる」と言われた。

MNPの手続きに時間がかかり、解約金のかからない期間を過ぎてしまったことに納得できない。

すでに手遅れ

期日の当日か前日にMNP番号を取得・・・

これ、すでに手遅れです。

SIMカードが届いて開通手続きをした日が、乗り換え完了日です。申し込みから2〜3日くらいかかります。

今回の場合、MNP番号を所得した当日か前日が解約金がかからない期間なので、全て順調に進んでも解約金のかからない期間内に乗り換え完了日を迎えることはできません。

納得云々以前の話です。

※ 店舗なら即日乗り換えができるので、期限ギリギリなら店舗で即日乗り換えをすべきでした

ところで、ほとんど全ての場合で、申し込み時に入力した自分のメルアドに連絡が来るはずなのですが、最初から独自メールアドレスに連絡が来る格安スマホ会社は知らないのですが・・。

【事例5】インターネットでの解約手続きに漏れがあり、利用していないのに請求が続いていた

2019年2月受付 50歳代 女性

格安スマホ会社で家族4人分の通信契約を私名義で行い、クレジットカードで決済していた。

昨年、格安スマホ会社のホームページから解約手続きを行い、4台分のSIMカードを格安スマホ会社宛に送った。

ところが昨日クレジットカードの明細履歴を確認したところ、解約後も約2,000円の利用料の引き落としが続いていたことが分かった。

金額からして1台分だと思うが詳細が分からないので、格安スマホ会社に電話をしたが混み合っていて通じない。

すべての契約を解約できているものだと思って契約書等を破棄してしまったため、格安スマホ会社のマイページにログインすることもできない。どうすればよいか。

NifMoくさい・・

これは格安スマホに超詳しい人なら知っていると思いますが、普通は知らないNifMoのトラップくさいです。

NifMoのファミリープログラムを契約していた場合、NifMoを解約しただけでは月2000円の利用料が別途発生するという、謎のような仕様が存在します。

ファミリープログラムに加入するにはniftyの無制限コースに加入する必要があります。

この無制限コースは月2000円かかりますが、NifMoを契約している場合はこの2000円は無料になります。

そして、この人はNifMoを解約したんです。

残念!

解約はそれだけじゃないんです!niftyも解約しないといけないんです!

NifMoは解約できたけど、niftyの契約は生きている。そしてNifMoを契約していないから、niftyの無制限コースの月2000円が新たに発生!

ぶっちゃけこんなの普通の人が知るわけなんです。

マニアックな紹介サイトが、ちょっぴり注意事項に記載しているくらいです。。

家族向け:複数契約してデータをシェアできるファミリープログラムについて

ファミリープログラムに加入するには無制限コースに変更する必要があります。無制限コースにすると1750円ほど月額料金が高くなりますが、NifMoユーザの場合、この1750円が帳消しになります。ただ、後日NifMoを解約する場合でnifty IDは残したい場合、無制限コースから@nifty基本料金へ変更しないと、帳消しになっていた1750円が復活してしまうので少し注意が必要です。

NifMoに繋がるまで電話をかけて、niftyを解約するしか方法がありません。

NifMoの解約トラップは一定数の怨嗟を生み出すのです。誰が悪いと言われれば、意味不明なシステムにしているNifMoが悪いと思います。

【事例6】中古のスマートフォンをインターネット通販で購入したが、SIMロックがかかっており、格安スマホ会社のSIMカードで通話ができなかった

2019年5月受付 20歳代 男性

9か月前、インターネット通販で中古のスマートフォンを13,000円ほどで購入した。サイトの広告には「SIMロックが解除されていない」とは書かれておらず、SIMロック解除されているものだと思い込んでいた。

しかし、購入したスマートフォンはSIMロック解除されておらず、格安スマホ会社のSIMカードでは通話機能を利用することができなかった。

通販サイトに返品を申し出たが断られた。

前の使用者が端末を購入した携帯電話会社へSIMロック解除を求めたが、「中古で購入している端末はSIMロック解除できない」と言われた。スマートフォンを返品したい。

確認しなかった購入者が悪い

基本的に中古スマホはSIMロックが解除されていたら「SIMロック解除済み」みたいな記載がされています。何も書いていなければ、SIMロックが解除されていません。

人のせいにせず、自分で確認すべきです。

ちなみに、今なら中古で購入した端末でもSIMロック解除できるようになってます。(超古いスマホ、5年前のスマホとかだと無理)

丁寧な対面での説明やサポートが欲しければ、割高で騙し討ちするかもな大手キャリアを使うべき?

今回の事例を見ると、単なるバカが2人、家電量販店の店員に騙し討ちにあったのが2人、格安スマホ事業者が悪いのが1人、よくわからんのが1人という結果になりました。

NHKのニュースだと、高齢者のモンスタークレーマーが無茶な要求でもしているのかと思いましたが、事例を見るに案外そうではなかったです。

単に、国民生活センターが無茶な要求をしているだけです。

国民生活センターの要求

とくに、契約当事者が高齢者の場合は、販売形態に関わらず、契約時や利用時の注意点等について丁寧な説明や可能な限りのサポート、またホームページ等への記載を含め、より一層の消費者への啓発等に関する取り組みを行うことを要望します。

丁寧な説明って・・、単に家電量販店の店員に騙し討ちにあっただけじゃん。必要なのは騙さない普通の説明です。

可能な限りのサポートって、アホ言ってんじゃねぇよ。十分なサポートが欲しいという人には、無理ですと答えるべきです。ホームページの記載に関しても基本的に十分だと思います。(速度に関しては一言二言ありますが・・)

格安スマホ会社には非がないアホみたいな相談内容が他にもたくさんあるのかもです。国民生活センターはアホな消費者は聞いてくれないから、アホみたいな相談件数を減らしたく、格安スマホ事業者にアホみたいな要望を出すのかもです。

本当に必要なのは、家電量販店の店員が騙し討ちをする可能性があることを周知することくらいです。

家電量販店だけが騙し討ちしているわけでもなく、キャリアショップは不要なオプション漬けで騙し討ちするのですけどね。

ドコモショップの炎上を解説するよ! 高額商品の押し売り→老人搾取→客をクソ野郎扱い

他人に全部丸投げする人は、遅かれ早かれ騙されるので、自分である程度調べて判断できるようになる必要があると思います。