格安SIMとスマホ比較」の過去ログと管理人の日常ログです。

2015年6月25日 MVNO大手9社の格安SIMの通信速度、NifMoが相変わらず速い

計測日時: 2015年6月25日 平日木曜 晴れ
場所: 東京都(川崎とか蒲田とか羽田とか品川に近い場所)

計測するMVNO: IIJmio、楽天モバイル、NifMo、OCNモバイルONE、DMM mobile、U-mobile、ぷららモバイルLTE、freetel、UQ mobile

朝8時の通信速度の比較

MVNO 時刻 Down Ping
IIJmio 8:03 1.66 178
8:21 2.76 70
楽天 8:06 11.14 35
8:22 6.92 50
NifMo 8:07 16.68 70
8:24 10.12 82
OCN 8:10 3.52 50
8:25 8.98 58
DMM 8:13 1.72 77
8:27 1.20 156
Umobile 8:16 2.70 48
8:28 3.45 50
ぷらら 8:17 0.67 86
8:29 0.43 137
freetel 8:19 1.31 43
8:29 2.13 82
UQ 8:20 34.67 56

だいたいいつもどおりの速度になりました。ぷららモバイルLTEだけ前回よりも遅くなっています。ぷららモバイルLTEは無制限プランなので、ある程度遅くなるのはわかりますが、朝から0.5Mbps前後は勘弁してもらいたいなと思います。

Umobileだけ前回この時間帯では計っていないので、今回が初計測です。3Mbps前後も出ていたのでUmobileの朝は割りと快適です。

昼12時の通信速度の比較

MVNO 時刻 Down Ping
IIJmio 12:22 0.54 95
12:32 0.44 100
楽天 12:23 6.53 41
12:33 0.85 44
NifMo 12:24 1.69 51
12:34 1.35 57
OCN 12:25 0.83 68
12:35 Failed
DMM 12:26 0.40 96
12:37 0.42 203
Umobile 12:28 0.73 32
12:41 0.49 47
ぷらら 12:29 0.42 55
12:42 0.61 59
freetel 12:30 0.37 39
12:43 0.62 42
UQ 12:31 30.66 59

昼の時間帯もだいたいいつもどおりの速度になっていました。

平日の昼でもUQ mobileがダントツに速く、楽天モバイルとNifMoは普通に使えて、その他はダメダメな感じです。

OCNモバイルONEの2回目の計測に失敗しました。何度もSIMを出し入れしたのですが、4Gはおろか3Gでもつながらなくなってしまいました。スマホの画面には、“現在このネットワークに接続できません。しばらくしてからもう1度お試しください。”と表示されるだけで電波を掴まなくなってしまいました。結局、2時間ぐらいして電波を掴むようになりました。他のSIMカードは普通に電波を掴んでいることから原因不明です。

夕方18時の通信速度の比較

MVNO 時刻 Down Ping
IIJmio 18:22 1.22 78
18:33 0.82 78
楽天 18:23 5.67 55
18:34 2.90 55
NifMo 18:25 16.05 45
18:35 7.26 77
OCN 18:26 1.63 75
18:37 0.83 138
DMM 18:28 0.84 157
18:38 1.14 193
Umobile 18:29 0.91 116
18:40 0.45 154
ぷらら 18:30 0.99 153
18:42 0.51 132
freetel 18:32 0.54 98
18:43 0.77 156
UQ 18:32 29.63 39

夕方18時になるとIIJmio、OCNモバイルONE、DMM mobileは相変わらず1Mbps程度をうろうろしています。いつの間にかこの速度が定位置になってしまいました。動画は普通画質なら途中で止まらずに見れるからこの速度で十分だと思っているのかな? ネットはサクサク見ることはできませんが、ちょっと読み込みが遅いかな程度で見ることができます。ただし、テザリングを使う人は、IIJmio、OCNモバイルONE、DMM mobileでは速度不足なので選んじゃダメです。

ぷららモバイルLTEとUmobileは無制限プランなので他の格安SIMよりも平日の夜は遅くなっています。freetelは無制限プランでもないのに、無制限プラン並みに遅いです。

楽天モバイルとNifMoは快適に使うことができます。UQ mobileは相変わらず圧倒的に速いです。

夜22時の通信速度の比較

MVNO 時刻 Down Ping
IIJmio 22:03 2.46 168
22:14 3.05 159
楽天 22:04 3.63 79
22:15 3.34 77
NifMo 22:06 20.82 76
22:17 20.26 79
OCN 22:07 2.30 157
22:18 2.11 128
DMM 22:08 2.59 162
22:19 3.97 146
Umobile 22:10 0.69 158
22:21 0.77 163
ぷらら 22:12 0.40 143
22:23 0.64 144
freetel 22:13 0.93 102
22:24 1.06 154
UQ 22:14 29.69 64

この時間帯のNifMoは前回に続いて爆速です。正直20Mbpsなんて出る必要はないのですが(3Mbps以上あればハッピー)、freeltelのように1Mbps程度しか出ないのと比べると、なんで同じような値段でこんなに速度に違いが出るのか不思議です。

前回この時間帯で1Mbpsちょっとしか出なかったDMM mobileは、今回は3Mbps程度出ていました。OCNモバイルONEも前回は1Mbps程度しか出ていませんでしたが、今回は2Mbps程度出ていました。IIJmioは前回と同じくらいです。

UmobileとぷららモバイルLTEは無制限プランなので他よりも遅いですが、前回よりは若干速くなった気がしないでもないです。

UQ mobileは相変わらず圧倒的に速いです。

2015年6月25日の通信速度の総括

UQ mobile

UQ mobileは相変わらず圧倒的に速いです。 いつもいつも相変わらず速いと繰り返し言っていたので、今回からは圧倒的に速いと言うことにしました。

いつかはユーザが増えて速度が低下していくと思うのですが、その兆しがまったく見えません。同じau系の格安SIMのmineoのほうがホームページが立派だし、なんか見たことあるタレントがいるし。UQ mobileのホームページは若干地味で、知らない赤いおっさん?おばさん?がサムズアップしてるだけ。。

まぁ、UQ mobileの既存ユーザからだと、このまま地味に活動してもらいたいと思っていることでしょう。

UQ mobileの評価とネットの評判の詳細

楽天モバイル

楽天モバイルは前回に引き続き今回も速い通信速度を維持していました。

最近、楽天モバイルでコストパフォーマンスが非常に高いHUAWEI P8liteの販売を開始しました。4750円のキャッシュバックをもらえるので、格安SIMと一緒にスマホを買おうと思っている人は、楽天モバイルを見ていくといいですよ。

NifMo

NifMoも前回に引き続きとても速い通信速度を維持していました。

UQ mobileが意味不明に速くて、NifMoが必要以上に速くて、楽天モバイルが満足するくらい速い。そんな感じになっています。

NifMoではZenfone 2が安く買えたのですが、いつの間にか5000円のキャッシュバックをやめてしまい、少し安く買えるくらいの価格になってしまいました。代わりに、HUAWEI P8liteが楽天モバイルより更に2000円くらい安く買えます。現時点の格安スマホの最適解は、HUAWEI P8liteと楽天モバイルまたはNifMoの組み合わせです。

OCN モバイル ONE

OCNモバイルONEは格安SIMでトップシェアを占めていますが、トップシェアだからといって良いというわけではないのがOCNモバイルONEです。通信速度は平凡ですが、普通画質の動画を見るくらいは問題ありません。サイトも少し遅く感じることがあるかもしれませんが、ちょっと読み込みが遅いかもくらいでサイトを見ることができます。

テザリングを夜に使う人は後悔するでしょうが、テザリングを夜に使わなければ使い続けていけると思います。

OCN モバイル ONEの評価とネットの評判の詳細

IIJmio

前回に引き続き、平凡な通信速度よりもちょっと速い通信速度を出しているのがIIJmioです。OCNモバイルONEよりは少しですが通信速度が全般的に速くなっています。

IIJmioは7月7日から格安スマホの第一弾としてHUAWEI P8liteの販売を開始します。どんなキャンペーン割引をしてくるのかわかりませんが、十中八九、楽天モバイルやNifMoよりも高くなると思います。

IIJmioが楽天モバイルくらい速くなることを祈りましょうー。(ちなみにOCNモバイルONEは希望ゼロ)

IIJmioの評価とネットの評判の詳細

DMM mobile

DMM mobileは前回よりは速度が少しだけ速くなった感じがしますが、OCNモバイルONEよりは少し遅い、そんな感じです。テザリングを使わなければ、少しだけ我慢すれば使えます。ただ、速度低下がまだ終わってなさそうなので、近いうちに我慢できないくらい(freetelのように)遅くなる可能性があります。

月額料金最安値を目指しているらしいので、料金を最重視する人ならいいかもしれません。最近も、NifMoが月額640円で1.1GBプランを出したことから、DMM mobileの1GBプランが660円から630円に値下げになりました。(値下げは7月2日から)

U-mobile

U-mobileは高速データ通信が無制限に使えるLTE使い放題プランがあります。そのため、他の格安SIMよりも通信速度が遅めになっていますが、実用上、ほとんど問題なく使うことができる速度が出ています。

夜に速度が0.5Mbpsに低下していますが、前回よりも速度低下している時間が短くなっていました。

ぷららモバイルLTE

ぷららモバイルLTEは定額無制限プラン(3Mbps)の通信速度になります。前回と同様、だいぶ我慢しないと使い物にならない通信速度しか出ませんでした。

特に、朝の時間帯でも0.5Mbps程度しか出ず、18時から24時の間は0.5Mbps程度の通信速度しか出ません。U-mobileの無制限プランと異なり、ぷららモバイルLTEの場合は使いすぎた場合も速度制限はありませんが、肝心の速度が・・・。

気が長くて、時間がたくさんある人にだけ、ぷららモバイルLTEをおすすめします。普通の人は無制限プランならU-mobileを選びましょう。

freetel フリモバ

freetelは前回も通信速度が遅かったのですが、今回も遅かったです。現状、フリモバを使うのは残念でしかありません。フリモバは計測する価値はあるのか自問自答してしまいます。

残念すぎるフリモバですが、7月15日から新料金プランが始まります。それにともない、“最高通信品質”を掲げていました。つまり、7月15日からこのクソ遅い通信速度から開放される! 気がしない。

もしかしたら、7月15日から通信速度が少しだけ速くなるかもしれません。それにほんの少し期待したいところです。せめてOCNモバイルONEくらいの通信速度になれば月額料金の安さと1万円スマホですすめられるのですけど。