格安SIMとスマホ比較」の過去ログと管理人の日常ログです。

2016年11月16日 格安SIM22枚とWiMAX 2+、nuroモバイルを追加、動画が快適に見れるトレードオフ

計測日時: 2016年11月16日 平日 水曜


2016年11月16日の格安SIMや格安スマホのニュース

格安スマホのhonor8を購入しました

楽天モバイルで格安スマホのhonor8を購入しました。超高性能のスマホをできるだけ安く買いたいならhonor8、DSDSを使いたいならZenFone 3です。

格安SIMのnuroモバイルを追加しました

2016年10月1日かは新しく始まった格安SIM、nuroモバイルを通信速度の計測に追加しました。実際に出る通信速度は始まったばかりということもあり速いのですが、1日で230MB〜250MB使うと、速度制限に引っかかるという粗悪サービスになっていました。

結論は、nuroモバイルは使わないほうが良いです。詳細はnuroモバイルの通信速度の速度結果にて記載します。

動画が快適に見れる格安SIMと、そのトレードオフ

平日の昼でも動画を再生途中で止まらずに見れる格安SIMと、再生途中でちょくちょく止まる格安SIMがあります。

平日の昼で動画が快適に見れる格安SIMは、そのトレードオフでWebの読み込み速度が少し遅かったり、アプリやファイルのダウンロードが絶望的に遅かったりします。その反対に、平日の昼で動画が再生途中で止まる格安SIMは、Webの読み込み速度が少し速かったり、アプリやファイルのダウンロード速度も最低限の速さを保っていたりします。

どちらが良いかというと、なんとも言えません。動画をよく見る場合は、動画が快適に見れる格安SIMを選ぶのもアリですが、動画を優先する状態がいつまで続くのかわかりません。動画の場合は速度を優先的に速くするのは以前からも少し見られましたが、今回の測定では、あからさまに動画の通信速度を優遇している格安SIMが多数出てきました。

平日の昼に加えて、平日の夜でもアプリのダウンロード速度を制限するかわりに、動画の再生時の通信速度を速めている格安SIMが多数存在しています。

中華製スマホにバックドアが仕掛けられていました

上海ADUPSという会社が作ったソフトウェアが中華製スマホに組み込まれていて、そのソフトウェアがユーザに無断で電話履歴などを上海の会社に送信していたことが判明しました。アメリカで販売している一部のスマホ(6000円くらいの超低価格スマホ)にそのソフトが搭載されていて、問題が発覚しました。アメリカに限らず、HuaweiやZTEにも搭載されているらしいので、大きな問題になっています。

このソフトはもともとは迷惑メールや迷惑電話などの情報を集めるために利用されるとかなんとか言っていますが、本当のところはわかりません。

ただし、これは基本的に中国市場向けのバックドアで、アメリカではBLUというスマホ会社がミスをしてADUPSを入れたままでアメリカ国内で販売してしまったようです。中華製スマホのHuaweiにも入っている可能性がありますが、入っている場合でもおそらく中国市場で売られているものだけだと思われます。

日本で販売しているおそらく無関係だと思われます。

ただ、いずれにしても、個人的な意見ですが、こういうのはもう諦めています。もし、スマホメーカーがちょっくら違法に情報を入手したところで、個人情報なんてエシュロン悪魔が全部引っこ抜いているはずだし・・。

スマホを利用するリスクが100としたら(メリットは2000くらい?)、そのうち2くらいがスマホメーカーによるバックドアやスパイウェアやらのリスクだと思っています。日本の国家機密を扱っている人が中華スマホを使っていたらぶっ飛ばしたいですが、個人レベルだともはや諦めようよみたいな感じです。(バックドアの批判をすること自体は、抑止力にもなるので賛成です)

Twitterの運用云々

Twitter:格安SIMの管理人を始めて1ヶ月ちょっと。フォロワー数も300人を超えました。フォローしてくれている人ありがとうございます。フォローしたのにフォローしてくれないのは、サイトの修正&コンテンツ追加に追われすぎて討ち死にしているためです。。許してください。。

2016年10月07日 Twitter開始
2016年10月21日 フォロワー127/5000
2016年11月19日 フォロワー399/5000

目標 2017年12月31日 フォロワー5000

フォローしてくれるとうれしいです。(5000人集まれば、MVNOに対して結構な発言力になるのではということで、目標にしています)

2016年11月16日の格安SIMとWiMAX 2+の通信品質ランキング

下記が2016年11月16日の画像の読込速度、アプリのダウンロード速度、ファイルのダウンロード速度、動画の再生時の通信速度など、実際に出る通信速度を総合的に評価した格安SIMとWiMAX 2+の通信品質ランキングです。

1位 BIGLOBE WiMAX 2+
2位 UQ mobile
3位 なし
4位 LINEモバイル(暫定順位)
5位 IIJmioのタイプA(暫定順位)
6位 NifMomineoのauプラン、DMM mobileエキサイトモバイルIIJmioのタイプD、イオンモバイル、mineoのドコモプラン
7位 FREETEL、スマモバ(計測終了)
8位 BIGLOBE SIM、OCNモバイルONE、楽天モバイルの新APN、楽天モバイルの新新APN、Umobile、DTI SIM、TONEモバイル(高速)
9位 0SIM、nuroモバイル、おかわりSIM
10位 ぷららモバイルLTE(計測終了)、TONEモバイル(通常)

前回からの順位変動

UQ mobileが前回の接続障害が解消されたので2位にワンランクアップ。IIJmioのタイプAは速度の低下とアプリのダウンロード速度の不具合から5位にランクダウン。

FREETELは速度の低下により7位にランクダウン。楽天モバイル(新)は1ランクアップしたいところですが、様子見の現状維持にします。TONEモバイル(高速)が速度がだいぶ改善してきたので1ランクアップの8位。おかわりSIMは速度低下により1ランクダウンの9位。

今回初計測のnuroモバイルは速度自体は良いですが、使えるデータ量が著しく制限されているので利便性の悪さにより9位にランクインとなりました。

その他の格安SIMは、前回と同程度か誤差レベルなので、順位は変わりません。

2016年11月16日の通信速度の総括

表の中の数字は通信速度(ダウンロード速度)です。単位は全てMbpsです。

計測する格安SIMが増えすぎて、朝と昼の計測において一定の時間内での計測が困難になったので、今回から朝と昼の計測だけ2日に分けて計測を行っています。

16日(平日) 朝に計測:計測アプリ、画像(Web)
18日(平日) 朝に計測:アプリ/ファイル、動画 ← 17日に計測予定でしたが18日になってしまいました・・(原因:寝坊)

16日(平日) 昼に計測:計測アプリ、画像(Web)
17日(平日) 昼に計測:アプリ/ファイル、動画

楽天モバイル(新新&新)

楽天モバイル(新/rmobile.jp) 2015年10月6日以降に契約した場合
これから楽天モバイルを契約する場合、基本的に楽天モバイル(新)が適用されます。

楽天モバイル(新) 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 21.53 0.8 0.15/0.2 4
12時 11.99 0.15 0.05 2.5
14時 25.61   18  
19時 18.06 1 0.3 1.4

楽天モバイルは計測アプリ(Speedtest)の通信速度の結果は速いのですが、実際の利用時の通信速度は格段に遅くなっています。

楽天モバイル(新)の実際の通信速度、Webサイトの読み込み速度やアプリやファイルのダウンロード速度が遅く、特に平日の昼になると他の格安SIMと比べてもかなり遅くなります。ただし、動画の再生時の通信速度だけは、平日の昼でも快適に見れるような速度が出ていました。

Youtubeなどの動画を中心に使うなら良いですが、アプリやファイルのダウンロード速度が大半の時間帯でかなり遅く、Webサイトの読込速度も使えなくはないですがあまり速くないので注意が必要です。

楽天モバイル(新新/rmobile.co) 2016年3月から7月に契約した場合、並びに2015年10月5日以前に契約した場合、楽天モバイル(新新)が適用されます。2016年8月以降の契約の一部で、楽天モバイル(新新)のAPNが適用される場合があります。

楽天モバイル(新新) 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 21.99 1.8 0.3/0.3 6
12時 8.13 0.4 0.05 4.5
14時 22.33   4.5  
19時 19.16 2.5 0.4 8

楽天モバイル(新新)は楽天モバイル(新)よりも通信速度が全般的に少し良いのですが、今回もその傾向になっていました。アプリのダウンロード速度は遅いですが、それ以外は合格点になります。動画の再生時の通信速度が異常に速くなっています。

最近の楽天モバイルは動画の再生時の通信速度が異常に速くなっています。その代わりに、アプリやファイルのダウンロード速度がかなり遅くなっていて、Webサイトの読込速度は少し遅めになっています。

アプリやファイルのダウンロード速度がかなり遅いので、楽天モバイルは自宅にWiFiがないとおすすめではありません。自宅にWiFiがあれば、アプリやファイルのダウンロード速度はそこまで気にする必要はないので大丈夫です。Webサイトの読込速度は少し遅めですが、楽天モバイル(新)の平日の昼以外なら支障は出ない程度の速度は維持されています。

ただ、なんでこんなに動画の再生時の通信速度が速くなっているのか不明です。以前から動画の通信速度は多少速くなっていたのですが、今回は異常に速くなっていました。この状態が続くのかも不明なので、なんとも言い難いです。

スマホのライトユーザや一般ユーザなら速度をそんなに重視しなくても大体は大丈夫なので、新しいスマホが必要な場合に、格安スマホがかなり割引価格で買える楽天モバイルを検討してみてください。

キャンペーン機種が割と頻繁に追加されたり、在庫切れで売り切れたりします。スマホのライトユーザから一般ユーザ、ヘビーユーザ向けの性能を持っているスマホが揃っています。

楽天モバイルだと格安スマホがかなり割安に買えるので、格安スマホ(+データSIM)を購入してさっさと解約して、格安スマホを他のMVNOで使うというやり方もありだと思います。このサイトでも最近、ヘビーユーザ向けの格安スマホ、honor8を1万円引きのキャンペーンで購入しました。(honor8とセットで購入したSIMカードは時期をみて解約する予定です)

楽天モバイルは通信速度が遅めで不安定なので、データをたくさん使うヘビーユーザ(月5GB以上)にはおすすめできないのですが、自宅や職場にWiFiがあれば速度面のデメリットがかなり軽減されます。加えて、楽天市場でもらえるポイントが2倍になります。ざっくり評価すると、自宅や職場にWiFiがあって、楽天市場を使う場合に楽天モバイルがおすすめです。

自宅や職場にWiFiがない場合や、データを月5GB以上使うヘビーユーザ、または楽天市場を使わない場合、楽天モバイルはおすすめではなくなります。こういう場合は、大容量のデータの選択肢があり、通信速度が比較的速め安定していて、月額料金も安めの、エキサイトモバイルやDMM mobileが無難な選択肢になります。(楽天モバイルでデータSIMとセットと割引価格の格安スマホを購入して、データSIMは即解約して、楽天モバイルで購入した格安スマホをエキサイトモバイルやDMM mobileの格安SIMで使うこともできます)

楽天モバイルの評価とネットの評判の詳細

UQ mobile

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 42.68 18 60 10
12時 43.04 25 55 10
14時 75.64   70  
19時 66.95 20 40 8

UQ mobileのデータ高速プラン、音声通話プラン、ぴったりプラン/たっぷりプランの通信速度になります。

前回は接続障害でまともに計測できませんでしたが、今回は問題なく超速い通信速度が出ていました。

2016年9月末から10月にわたって、UQ mobileで2つの謎の通信障害が発生しました。1つは平日の昼になると接続障害が起きて、ネットが非常に繋がりにくくなりました。ほぼ全てのユーザがこの接続障害を被りました。

もう一つは、規模は平日の昼の接続障害よりも規模こそ小さいですが、小中規模で不特定のユーザに対して時間帯不明、対象サービス不明で接続障害を起こしていました。

いずれの障害も10月下旬ごろに解消されました。今までUQ mobileなら万全だと思っていたのですが、UQ mobileでも障害を起こし、さらに障害を公表するのも遅れ、障害内容も曖昧にしか公表しませんでした・・・。

現在は超速い速度で使えるので良いのですが、UQ mobileだから大丈夫ということは今後は言えなくなってしまいました。もはや、格安SIMは障害が起こりうる前提で使った方が良い気がします。

もし障害を避けたい場合は、ZenFone 3などのDSDSを使い、2枚の格安SIMを使うのをおすすめします。1枚はUQ mobileのデータSIMを使い、もう一枚はエキサイトモバイルやDMM mobile等の音声通話SIMを使います。普段はデータSIMでデータを使い、データSIMが接続不良を起こした場合に音声SIMのデータを使うやり方をすれば、障害が起きても簡単に切り抜けられます。

UQ mobileでは、最近になってCMやら何やらで知名度上昇に躍起になっています。その一連の動きで、UQ mobileが現在強力に推し進めているぴったりプランとたっぷりプランがかなり安く使えるようになっています。

電話をほとんどしない人には無意味なプランなので無視してください。

新しいスマホが必要な場合で電話をそこそこして、新規契約またはau以外からMNPする場合、そして月に使うデータ量が2GB〜6GBの場合に、ぴったりプランとたっぷりプランはオススメのプランになります。

今なら最大1万3000円の商品券ももらえます。一体どこからお金が出てくるのやらと思わざるを得ないキャンペーンです。無理をしているというよりも、儲かっているお金をUQ mobileに流し込んでいる感じです。

電話をほとんどしない人は、商品券のプレゼントはありませんが、普通に高速データプランや無制限プランの方がおすすめです。

UQ mobileの評価とネットの評判の詳細

UQ mobileの無制限プランについて

通信速度は利用用途や時間帯によって大幅に変わりますが、UQ mobileの無制限プランだけは変わりません。朝でも昼でも夜でも、どんな利用用途でも通信速度が下記のように0.5Mbpsに一定しています。

無制限プラン 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 0.50 0.50 0.50  
12時 0.50 0.50    
14時     0.50  
19時 0.50 0.50 0.50 0.50

UQ mobileの無制限プランは先月起きた接続障害がない限り、0.5Mbpsで固定されています。平日の昼でも夜でも朝でも、どんな利用用途でも0.5Mbpsです。

この無制限プランは、基本的に動画をたくさん見るためのプランです。3日間で6GBまで使えるので、月最大60GB使えます。

NifMo

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 2.68 1.8 0.5 1.5
12時 0.65 0.5 0.1 0.8
14時 24.54   22  
19時 3.42 2 0.4 2

NifMoは前回と同程度ですが、利用用途による速度差が広がっています。

NifMoの場合、スマホをあまり使っていない時間帯(平日の14時など)はアプリやファイルのダウンロード速度は速いのですが、それ以外の時間帯でアプリやファイルのダウンロード速度がより遅くなっています。その代わりに、動画の再生時の通信速度を速くして、動画の視聴は快適に見れるようになっています。Webサイトの読込速度は比較的速い速度を維持しているので、普通にサイトも見ることができます。

アプリやファイルのダウンロード速度で使いづらい時間帯もありますが、快適に使える時間帯も普通にあるので、時間帯をうまく使えば問題なく使える格安SIMになっています。

NifMoは現在、格安スマホや格安SIMを契約すると最大2万100円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを行っています。

NifMoは去年の11月にはキャンペーンを終了していましたが、今年は引き続きキャンペーンを行なっています。通信速度も比較的速く安定していて、キャッシュバクもかなりお得なので、NifMoは格安SIMや格安スマホの中でもおすすめになっています。

NifMoの評価とネットの評判の詳細を見る

OCN モバイル ONE

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.42 3 0.6 2
12時 1.16 0.7 0.15 0.7
14時 14.98   3.5  
19時 1.72 1.4 0.3 1.4

OCNモバイルONEは前回と同じくらいですが、平日の夜の動画の再生時の通信速度が改善されていました。OCNモバイルONEのNifMoと同じく、動画の再生時の通信速度を速くする代わりに、アプリやファイルのダウンロード速度が遅くなる格安SIMです。ただ、OCNモバイルONEの通信速度はNifMoよりも全般的に遅くなっています。

特にOCNモバイルONは平日の空いている時間帯でもアプリやファイルのダウンロード速度は3Mbps〜5Mbps程度ですが、NifMoなら10Mbps〜20Mbpsくらいでます。

OCNモバイルONEは悪い格安SIMでもなく、良い格安SIMでもないです。月額料金が他の格安SIMよりも少しだけ高くて、速度は少しだけ遅くて、特にお得なキャンペーンをしていないのがOCNモバイルONEです。

わざわざ今からOCNモバイルONEを選ばなくても、他にもう少し良い格安SIMがあるので、OCNモバイルONEを選ぶなら他の格安SIMを選ぼうよというのが、このサイトでの評価です。

ただし、OCNモバイルONEの低速モードは他の格安SIMよりも少し速くて無制限に使えるので、radikoなどのインターネットラジオをたくさん聴く場合にOCNモバイルONEを検討してみてください。

OCN モバイル ONEの評価とネットの評判の詳細

IIJmio

IIJmio タイプD 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 1.97 1.5 1.4 1.5
12時 0.48 0.4 0.4 0.35
14時 12.13   13  
19時 1.49 1.5 0.8 1.5

IIJmio タイプDはすこーしずつ速度が低下していっている気がします。「格安SIMの中では比較的速度が速い」と評価するのがだんだんと厳しくなってきているのですが、それでも他の格安SIMと比べるとまともな格安SIMだと評価できます。

他の格安SIMだと利用用途によって、通信速度が大幅に異なります。特にアプリのダウンロード速度なんて多くの格安SIMで速度が制限されてしまっています。加えて、何を制限しているのか非常にわかりづらく、一般的な使い方から少し離れると、どの程度の速度が出るのか不明になります。

その点、IIJmioならどんな利用用途でも通信速度は同じになります。最近はIIJmioでもアプリのダウンロード速度が遅くなっているような気がしますが、それでも格安SIMの中でもアプリのダウンロード速度はトップクラスです。

自宅にWiFiがない場合、アプリのダウンロード速度が出ないと不便をきたします。自宅にWiFiがない場合は、アプリのダウンロード速度もある程度出るようになっているIIJmioやIIJmio系の格安SIM(エキサイトモバイルやDMM mobile)がオススメになります。

IIJmio タイプA 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 忘れました      
12時 9.13 13 ※0.4/6 15
14時 18.44   ※0.7/12  
19時 16.12 7 12 17

IJmio タイプAだけ11月18日 金曜(平日)の通信速度になります。IIJmio タイプAの計測を忘れていました・・。データを集計している時に抜けているのがわかって、気づいたのは18日の昼なので、朝の速度は今回は省略させてもらいます。すみません。

IIJmioのタイプAのアプリのダウンロード速度が異常に遅くなっていました。何時から発生していたのかはわかりませんが、とりあえず昼から夕方にかけて、アプリのダウンロード速度が1Mbpsを切っていました。再起動してもアプリのダウンロード速度だけ出ません。IIJmioのタイプDを試したのですがタイプDはいつも通りの速度が出ていました。

原因は不明ですが、小規模な障害かそれともIIJmioの何かしらの試験運用でもしていたのかな?と思います。おそらく一時的な現象だと思うので、あまり気にしなくて良いかと思います。

今回のアプリの速度は例外として、IIJmioのタイプAは若干速度が低下していますが、前回に続き速い速度を維持していました。IIJmioのタイプAは悪くはない選択肢なのですが、現状au系の格安SIMはUQ mobileのぴったりプランとたっぷりプランによりお得すぎるキャンペーンで占拠されています。

新しいスマホが必要で、電話もある程度する場合、そして新規ユーザまたはauとau系の格安SIM以外からMNPをする場合に、UQモバイルがかなり割安に使えてしまいます。電話をほとんどしない場合は、IIJmioのタイプAやmineoのauプランを選ぶのもアリですが、電話をそこそこする場合は、最大1万3000円分の商品券がもらえるUQ mobileのぴったりプランとたっぷりプランの方を検討してみてください。

長期的な視点からだと、最も無難な選択肢がIIJmioとIIJmio系(エキサイトモバイル、DMM Mobile、イオンモバイル)です。MVNOというビジネス単体で最も健全に多少なりとも儲けているのがIIJmioだからです。

楽天モバイルとUQ mobileは札束で殴り合っていて、MVNO単体ではまず間違いなく赤字です。mineoは関西グループに属しますが、UQ mobileの札束攻撃とauの裏ボス攻撃を食らって、とても不利な状況に陥っています。OCNモバイルONEはMVNOでもシェア上位に入りますが、サービス内容が後手後手で、なんか第二の日本通信になりそうな・・・。

IIJmio系が最も無難です。ただし、IIJmioはIIJという会社が運営しているのですが、最近業績を下方修正しました。MVNO事業自体は順調に伸ばしていますが、売り上げの3分の1を占めるSI事業で利益が悪化していたりします。ただ、まずい悪化ではないので、MVNO事業への悪影響は限定的だと思います。

いずれにしてもMVNOは薄利すぎて多くのMVNOがジリ貧状況になっています。無難な格安SIMを選ぶならIIJmio系が良さそうです。あとは、UQはお金をたくさん持っていそうなので、UQ mobileでも良さそうです。楽天モバイルは楽天市場の業績次第ですが、業績悪化のあおりを受けて速度が低下する恐れはありますが、潰れることはそうそうないと思います。

IIJmioの評価とネットの評判の詳細

DMM mobile

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 2.16 1.6 1.5 1.7
12時 0.50 0.4 0.4 0.4
14時 27.80   14  
19時 1.82 1.5 1.2 1.5

IIJmioのジリジリとした速度低下に伴い、DMM mobileもジリジリと速度が低下しています。ただし、速度低下といっても、低下するスピードが超緩やかなのでそこまで気にする必要はありません。

DMM mobileもIIJmioと同じようにアプリのダウンロード速度もある程度維持されている格安SIMになっています。自宅にWiFiがないなどの場合に、特にオススメの格安SIMです。

基本的にIIJmioを検討する場合は、IIJmioの設備を使っていて、IIJmioよりもなぜか少し速くなるDMM mobileやエキサイトモバイルがおすすめになります。

IIJmio系で月1GB以下のデータしか使わないなら、月1GB以下の月額料金が安いDMM mobileが一番おすすめです。月1GBを超える場合は、月1GB超だと月額料金が安くなるエキサイトモバイルがおすすめになります。

DMM mobileの評価とネットの評判の詳細

エキサイトモバイル

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 13.39 15 1.4 1.7
12時 0.59 0.45 0.4 0.4
14時 22.16   17  
19時 1.82 1.5 0.8 2

エキサイトモバイルは前回と同様比較的速い速度を維持していました。エキサイトモバイルもIIJmioの設備を使っていて、アプリのダウンロード速度もある程度の速度を維持してくれています。自宅にWiFiがない場合で、データを月1GB以上使う場合に特にオススメの格安SIMになります。

エキサイトモバイルはIIJmio系では唯一、実際に使ったデータ量に応じて月額料金が変わる従量制のプランを行っています。安定した速度で、できるだけ簡単に月額料金を抑えたい場合にオススメの格安SIMになっています。シェアSIMなどで複数の格安SIMを使いたい場合もおすすめです。

ただ、月に1GBもデータを使わない場合は従量制のプランにしても意味がないので、1GB以下のデータプランが安いDMM mobileを選ぶのがおすすめです。

エキサイトモバイルだけIIJmio系にしては少しだけお得なキャンペーンを行っています。以前は2000円の割引だったのですが、9月中旬くらいにオプションを加入した場合にだけ割引が適用されるようになったので、実質1000円くらいの割引キャンペーンになっています。(IIJmio系にしては、少しだけですが頑張ってます)

エキサイトモバイルの評価とネットの評判の詳細

イオンモバイル

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 13.25 3.5 1.5 1.7
12時 0.76 0.4 0.4 0.4
14時 15.88   15  
19時 1.95 1.5 0.8 1.5

エキサイトモバイルは前回と同様比較的速い速度を維持していました。

イオンモバイルはIIJmioの設備を使っているIIJmio系の格安SIMですが、このサイトではあまり勧めていません。近くにイオンモバイルを扱っているイオンの実店舗があれば、見に行けば良いのではないでしょうか?みたいな感じです。それ以外だと、わざわざイオンモバイルを選ぶ理由は特にありません。

実店舗に見に行くのに注意してもらいたいのは、クズな格安スマホをイオンモバイルで扱っていることです。店員さんがどんな売り方をするのかわかりませんが、イオンのKYOCERAとかVAIOとかXperiaとかからは逃げたほうがいいです。

イオンモバイルを嫌っている理由は、クズスマホを割高に売っている点、それとイオンモバイルのWebサイトはMVNOの中でもU-mobileとためを張るくらい最悪な見やすさになっている点です。ユーザ目線ではなく、小売店の販売方法、全種類陳列方法&カートに入れる方式で掲載しているところが、頭が悪すぎます・・。(このサイトのデザインセンスもあれですが、デザインだけはいつまでたっても向上しないので許してくださいm( _ _)m)

イオンモバイルの評価とネットの評判の詳細

U-mobile

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 1.48 2 3 3.5
12時 0.61 0.5   1
14時 15.19   12  
19時 1.64 2 0.7 2

上記はU-mobileの1GB、5GB、ダブルフィックス、USEN MUSIC SIMの通信速度になります。PREMIUM LTE使い放題、U-mobile SUPERは別回線を通るので、上記の通信速度は適用されません。このほかU-mobile MAXという月25GBのプランがあるのですが、ドコモ回線なのですが、どの通信速度が適用されるのかはわかりません。

最近のU-mobileの通信速度は割と良い速度が出ています。ある程度の期間で平均的に見るとIIJmioよりも少し劣る程度ですが、格安SIMの中では割とまともなものになっています。ただし、U-mobileの実際に出る通信速度は、プランによって大幅に異なっています。

このサイトで計測しているのは1GB、5GB、ダブルフィックス、USEN MUSIC SIMに適用される通信速度です。PREMIUM LTE使い放題の計測は行っていませんが、評判はすこぶる悪いです。U-mobile SUPERは、もはやYmobileの代理店プランなので、Ymobileと同じ速い速度で同じ料金です。

U-mobile MAXに関しては、アクセスポイント(APN)から1GB、5GB、ダブルフィックス、USEN MUSIC SIM、そしてPREMIUM LTE使い放題とも違うものになっています。どんな速度が出るのか未知数ですが、おそらくU-mobile MAXが日本通信との協業しているアクセスポイントだと思われます。

U-mobileは回線種類の坩堝(るつぼ)と化していて、評価不能になっています。ただ、U-mobileは最近こそ通信速度はそこそこ速く安定してきていますが、少し前々ボロクソな速度が出していたので信頼性は低めです。U-mobileは微妙な格安SIMです。

先月まで、U-mobileの人気プランランキングで、販売を終了したZenFone2が一番、忘れるほど古いAscend G6が二番だったのですが、いつの間にやら改修されてarrows M02とNuAns NEO、ZenFone Goを人気スマホへと変更していました。これで、少しはまともな体裁になりました。

ただ、今更1年前に発売されたarrows M02を人気スマホとして定価販売するのって、ダメだと思います。在庫が余りすぎているのかなーと思います。

このサイトでもU-mobileを下記のページで紹介していますが、色々直さないといけないところがあって、やばいです。できるだけ早めに直そうと思います。(ただ、U-mobileを選ぶ人がかなり少ないので、優先順位もかなり低く・・)

U-mobileの評価とネットの評判の詳細

FREETEL(FREETEL SIM)

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 13.14 3 0.7 1.4
12時 6.26 0.6 0.3 0.5
14時 12.94   12  
19時 10.57 1.3 0.5 1

FREETELは相変わらず計測アプリの速度結果は速いですが、実際の利用時の速度はかなり低下して、前回と比較してもFREETELの実際に出る速度は悪化していました。

FREETELは以前は比較的速いIIJmioよりも少しだけ速いという評価だったのですが、最近のFREETELは比較的速いIIJmioよりも少し遅い速度になっています。

そんなFREETELですが、FREELTELの公式サイトにはこう記載されています

『フリーテルはドコモ回線なので安心・高速通信。
「業界最速」の通信速度だからシェアNo.1!』

嘘こけボケ、みたいな感じです。増強直前だったらある程度の速度低下はわかるのですが、FREETELは11月11日に回線の増強をしていて、このサイトの速度計測は16日です。

FREETELの実際に出る通信速度は平均的な格安SIMよりもちょっと良いかなくらいなので、悪くはありません。悪くはないのですが、業界最速とか言ってると後ろから蹴りたくなります。

他にも誤解を招くような記載が多数あったり、FREETEL人気4機種の中に、KATANA1、KATAN2、MUSASHIの地雷スマホが3機種含まれていたり、残りの1機種は不具合報告が多数出ているSAMURAI REIだったりします。

SAMURAI REIに関しては、このサイトでもそこそこ良い評価を出してしまい、誠に申し訳ありませんでした・・。KIWAMIに関しても電池持ちがかなり悪く、初期不良も多数報告されていて、評価替えを行わないと・・・。

FREETELの格安スマホは不具合が多数残った状態で発売されるので、発売直近では買わないほうが良いです。発売されてから半年くらいしたら不具合がある程度解消されて、欠陥品の場合は大幅値下げされるので、その時に検討するのがちょうどいい気がします。FREETELではKIWAMI 2やRAIJINという格安スマホを今年の12月に発売予定ですが、購入にはご注意を・・。

そんな問題ばかり出てくるFREETELの格安スマホですが、最近FREETELが増資を行って、その調達したお金で格安スマホの開発に投資するようです。これで少しはまともな格安スマホが出てくれば良いのですが・・。FREETELは信頼性の面で著しく劣化しています。

FREETELの評価替えに伴い、下記のFREETELの評価記事を大幅に修正する予定です。優先順位は高いので今月中には修正を行います。

FREETELの評価とネットの評判の詳細

mineo(マイネオ)

mineo ドコモプラン 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.02 3 0.3 6
12時 0.70 0.6 0.15 3
14時 14.41   25  
19時 2.02 1.8 0.4 4

mineoのドコモプランは前回に引き続き、今回も速度が低下しました。前々回は増強後の影響を大きく受けて速度がとても速くなり、それから順調に低下して現在にいたります。とりあえず、まだ比較的速度の速い格安SIMのポジションにいますが、mineoのドコモプランはどうも速度があまり安定しない印象があります。

mineoのドコモプランは速度がかなり遅くなることがありますが、1ヶ月くらいで改善されます。ただ、もう少し安定してもらいたいところです。mineoのドコモプランは、アプリやファイルのダウンロード速度を制限する代わりに、動画の再生時の通信速度を速くしています。

mineo auプラン 計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.07 2.5 0.4 6
12時 0.85 0.7 0.1 2.5
14時 72.92   25  
19時 3.17 3 0.4 5

mineoのauプランは前回よりも速度が低下していましたが、動画の再生時の通信速度だけは速くなっていました。全体的には比較的速い速度を維持しています。

mineoもそうですが、最近は動画の通信速度が速くなる代わりに、アプリやファイルのダウンロード速度がかなり遅くなる格安SIMが同時多発的に増えています。mineoのアプリのダウンロード速度はかなり遅いですが、速い時間帯をうまく使えば、そんなにデメリットはないです。

ただし、自宅にWiFiがないとアプリのダウンロードに異様時間がかかることになるので、自宅にWiFiがない場合はmineoはおすすめしません。自宅にWiFiがない場合は、アプリのダウンロードでも超速いUQ mobileや、ある程度の速度が出るIIJmioとIIJmio系(エキサイトモバイルとDMM mobile)がおすすめになります。

mineoは格安SIMの中でも信頼性が高く、なんだかんだと独自サービスも充実しています。mineoだけがコミュニティーサイトを持っていることです。mineoユーザやmineoじゃないユーザでも、掲示板やらなんやらで交流しています。批判もオープンガードで誠実にボコられるのがmineoです。

個人的にはmineoはおすすめできるのですが、ただお金の節約の観点からだと、電話をある程度する場合はmineoのauプランを選ぶよりもUQモバイルの方がかなりお得なプランになっています。mineoのauプランは現在かなりの劣勢に立たされています。mineoは関西グループの会社ですが、それでもau率いるUQ mobileには勝ち目が・・・。mineoの今後が少し心配になっています。

mineoの評価とネットの評判の詳細

BIGLOBE SIM(3G・LTE)

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.48 8 1.3 3
12時 0.41 0.4 0.3 0.4
14時 16.64   4.5  
19時 1.82 1.5 0.9 0.9

BIGLOBE SIMは前回とほぼ同じく格安SIMの中でも平均的な速度が出ていました。

最近の格安SIMの多くは、動画の再生時の通信速度を速くする代わりに、アプリやファイルのダウンロードを超遅くしたりしますが、BIGLOBE SIMの場合は、同じように扱っています。

動画は基本的に0.6Mbpsくらいでれば、スマホでの再生には支障がないので、BIGLOBE SIM程度の速度でも問題なく視聴できます。逆に、動画の再生時で通信速度が速くなると、その分データをたくさん使うのであまり嬉しくはありません嬉しくはありません(ちゃんと設定すればデータの消費は抑えられます)

BIGLOBE SIMと同じような通信速度の出し方をするIIJmio系を比べると、IIJmio系の方が速度が少し速いので、わざわざBIGLOBE SIMを選ぶ必要があまりありません。

ただし、自宅に光回線などでBIGLOBEに加入しているとBIGLOBE SIMの月額料金が200円引きになるので、料金面でのお得どが高いのでBIGLBOE SIMがおすすめになります。加えて、最大7200円引きのキャンペーンも行っています。

このキャンペーンをよくよく計算してみると、他の格安SIMのキャンペーンと比べて割安度はそんなにないのでおまけレベルです。ただし、最近になって最近になって月額480円のオプション料金(エンタメフリー・オプション)を支払えば、YoutubeやAmebaTVがデータ消費なしに見るできるオプションが追加されました。

月6GB以上のプランを契約している場合にだけ加入できるプランです。動画をたくさん見る場合は、お得度はかなり高いです。(音声通話SIMだと月額480円、データSIMだと980円)

現状、スマホで動画をたくさん見る場合、UQ mobileの無制限プランが一番割安で長時間見れて良いのですが、通信速度が後少しだけ欲しい感じになります。AmebaTVならギリギリなんとか止まらずに見れますが、Youtubeの普通画質(360p)が途中で止まる場合があります。

BIGLOBE SIMの音声通話の6GBプラン+エンタメフリー・オプションなら、月額料金的にはUQ mobileの音声通話付きの無制限プランと同じような料金です。ただし、YoutubeやAmebaTVの視聴時の通信速度がUQ mobileの無制限プランよりも少しだけ速くなっていて、Youtubeなら普通に止まらずに再生できるようになっています。このサイトでも、エンタメフリー・オプションを来月にも試してみようと思います。

BIGLOBE SIMの評価とネットの評判の詳細

DTI SIM

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 5.59 18 1.5 6
12時 4.28 0.8 0.3 2
14時 12.43   3.5  
19時 3.51 6 1.1 2

DTI SIMは前回に引き続き速度が低下しましたが、平均的な格安SIMより少し速い速度を維持していました。

DTI SIMはTwitterなどの評判は悪いのですが、速度計測をしているとそんなに悪い格安SIMでもありません。ただし、DTI SIMは無制限プラン(ネット使い放題)が採算割れレベルのサービス内容なので、どこかで資金ショートして最悪な速度になる可能性は割とあると思っているので、信頼性は低いです。

加えて、DIT SIMは度々ネットが繋がらなくなる障害を発生させています。11月4日の15時から20時まで、どのくらいの割合で障害が発生したのかわかりませんが、ネットが繋がらなくなりました。機材ではなくソフトウェア障害です。さらに、話によると11月以前にも大規模な障害を起こしていたようです。

DTI SIMは月額料金の割に、通信速度もそこそこ出るのでコスパは良いのですが、障害が発生してデータ通信ができなくなる可能性の最も高い格安SIMの一つだと思われます。そこまで重要なことには使っていないなら良いのですが、ビジネスで使うような場合はメインとして使うのは危険すぎるので、サブとして使うぐらいがちょうど良くなります。

キャンペーンでネットつかい放題が半年間980円引の1220円で使えたり、3GBのデータSIMなら通常850円の月額料金が半年間無料で使うことができます。

通信速度の変動が大きく、速度も遅くなることもあり、加えて通信障害でデータ通信ができなくなる可能性も比較的高い格安SIMですが、半年間の月額料金がかなり安いので、使ってみてもそんなに後悔することもない気がします。料金が高ければ怒り狂いますが、月1220円で月30GBくらい(ネット使い放題)が使えるのは、かなり安いです。

ただ、DTI SIMの場合は、1年に数回くらい障害でネットが使えなくなる可能性が高いので、致命傷を受けそうな場合は避けたほうが良いです。

音声通話SIMの場合、12ヶ月以内に解約した場合は9800円の契約解除料がかかるので賭けになってしまいますが、データSIMなら値段の割にはそこそこまともに使えるのでオススメです。

DTI SIMの評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

日本通信 b-mobile おかわりSIM

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 3.71 1.3 2 1.3
12時 0.58 0.5 0.45 0.6
14時 2.74   2.2  
19時 0.91 0.8 0.8 0.8

11月になって日本通信のおかわりSIMは正式にU-mobileに事業譲渡されました。その結果かどうかは知りませんが、前回と比べて通信速度も低下して、平均的な格安SIMよりも遅い速度にランクダウンしました。

おかわりSIMは今から選ぶメリットは何もないので、おかわりSIMを選ぶなら同じ料金システム(従量制)をしているエキサイトモバイルを選ぶのがオススメです。このサイトでは興味本位でおかわりSIMの速度の計測を続けます!

b-mobile(おかわりSIM+高速定額)の評価と他の格安SIMとの比較とネットの評判の詳細

トーンモバイル

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 5.40 2 2.5 3
12時 1.87 1.5 0.9 0.9
14時 1.71   2.5  
19時 2.22 2 0.6 1.5

TONEモバイルは1GB300円の高速チケットを使っている状態の通信速度です。高速チケットなしの速度は遅すぎて測る気もしません。

トーンモバイルは前々回に速度が改善され、今回もさらに改善されていました。高速チケット使っても通信速度の遅い格安SIM(格安スマホ)だと思っていましたが、今回の速度を維持できれば、通信速度面で割と使える格安スマホと評価できます。割と使えると言っても、平均的な格安SIM程度なので、特に良いというわけではなく、今までが悪すぎたという感じです。

トーンモバイルの通信速度は現時点ではそこそこ良いですが、トーンモバイルの格安スマホの性能がすでに時代遅れの割高機種になっているのでオススメではありません。税込みで1万8000円くらいなら妥当ですが、2万9800円(税込3万2184円)はかなり割高です。トーンモバイルは格安スマホを作りすぎてしまったのでしょうかね・・。

トーンモバイルを申し込むなら、NifMoでP9lite(月3GB)を申し込むことを強くおすすめします。

トーンモバイルの評価と他の格安SIMや格安スマホとの比較と評判

0SIM

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 1.30 0.6 2 2
12時 0.15 0.1 0.2 0.2
14時 2.49   0.6  
19時 2.01 1 1.5 1.2

0SIMは前回生まれ変わったかのような、とても速い速度が出ましたが、今回は通信速度が超低下して、0SIMなりの遅い格安SIMになりました。

0SIMは月500MBまで無料で使えるので、安かろう悪かろうという料金とサービス内容です。2ヶ月前は最高でも0.4Mbpsまでしか出なかったクズSIMなので、この程度の遅さなら許容内です。悪かろうですが、とりあえずは使えるレベルの速度にはなっています。ただ、0SIMはすでにビジネスとして成り立っていない感じがするので、基本的には近づかないほうが良いと思います。

スマホをできるだけ無難に安く使いたい場合は、DMM mobileの月1GBのプラン(月額480円)がオススメです。

0SIMの評価と他の格安SIMや格安スマホとの比較と評判

nuroモバイル

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 11.39 12 速度制限 速度制限
12時 1.45 1.2 速度制限 速度制限
14時 21.82   26  
19時 2.40 2 速度制限 速度制限

nuroモバイルは今回が初計測になります。比較的速い速度が出ましたが、途中でデータの使いすぎによる速度制限に引っかかって制限速度(0.2Mbps)になってしまいました。

nuroモバイルは月2GBのデータプランを契約しているのですが、1日で240MB〜250MB使うと、その瞬間から速度制限に引っかかって通信速度が0.2Mbpsに制限されてしまいました。

2日経って速度制限は解除されたのですが、おそらく2GBのプランだと48時間以内に250MB使うと速度制限になるような制限になっているようです。

nuroモバイルに何かしらの速度制限があることは予期していましたが、まさかここまで厳しいものとは思いませんでした。一部の極端な使い方の場合に、速度制限に引っかかると思っていましたが、nuroモバイルの速度制限はかなり厳しいです。しかも、速度制限になるデータ量は非公表です。

ここまで厳しいのはnuroモバイルくらいです。次に厳しいのは、楽天モバイルの月3.1GBのプランで3日間に使えるデータ量は540MBです。ただ、楽天モバイルの場合、事前に公表されていて、月3.1GBで3日間で540MBならなんとかなるのですが・・・。

おそらくnuroモバイルの3GB以上のプランも厳しい速度制限が入っていると思われます。通信速度以前に、利便性が悪すぎるのでnuroモバイルは使わないほうが良いです。後発なのにどうしようもないです。

nuroモバイルの評価と他の格安SIMや格安スマホとの比較と評判

LINEモバイル

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 38.38 21 25 10
12時 26.00 21 20 10
14時 39.21   21  
19時 23.84 16 25 12

LINEモバイルは前回よりも速度が速くなっていました。もともととても速いのですが、さらに速くなってしまいました。

通常、格安SIMはサービス開始直後は超速いですが、ユーザが増えるにつれて速度が低下していきます。LINEモバイルの場合、おそらくユーザが増えることを予想して、回線増強をたくさんしてたら、思ったよりもユーザが増えずに速度だけが速くなったのではないかと思います。

LINEモバイルのユーザがそんなに増えていない原因は、おそらくキャンペーンがしょぼいからです。LINEという知名度だけでどうにかしようと思ったのか販管費をケチってます。地道に増やすという作戦もありかもしれませんが、後発参入の場合、キャンペーンという大砲を用意してぶっ放すしかないと思います。

LINEモバイル自体は、LINEを多用する人、特にLINEもビデオ通話を使う場合に効果的に節約できるプランになっています。加えて、LINEの年齢認証を突破できるので、出会い系を使いたい場合に必須な格安SIMになります。

ただ、LINEモバイルのデータ消費なしに使える範囲は限られています。Twitterのデータ消費量が無料と言っても、Twitterの一部の利用時のデータ消費量が無料になるだけで、大きな割合を占める外部リンクはデータを消費します。FacebookもFacebook Liveなどの動画はデータを消費します。このため、実際のデータの節約度合いは限定的なので、おまけ要素と考えたほうが良いです。

LINEモバイルの評価と他の格安SIMや格安スマホとの比較と評判

BIGLOBE WiMAX 2+

  計測アプリ 画像(Web) アプリ/ファイル 動画
8時 23.35 20 23 10
12時 25.66 16 15 14
14時 23.89   22  
19時 22.64 15 12 14

BIGLOBE WiMAX 2+は前回は使いすぎで途中で速度制限に引っかかってしまいましたが、今回は速度制限なしに、とても速い速度が出ていました。

ただ、前回、懸念した3日間で3GBの制限時の通信速度の低下ですが、やはり5Mbpsから4Mbpsに低下していました。

参考:WiMAX 2+の3日間で3GBの速度制限時の通信速度の計測結果

4Mbpsでも快適に使えるので文句はないのですが、もし再度速度低下が発生しても3Mbpsくらいまでに止まってもらいたいものです。訴訟問題で大炎上したことがあるので、無茶な速度低下はしないとは思いますが・・。

とりあえずは、当分の間は快適に使えそうです。

WiMAX 2+の場合、郊外に行けば行くほど速度が遅くなったり、ビルに囲まれていると速度が遅くなったりするので、その点だけ注意すればかなり満足度は高いです。月10GB超のデータを使いそうな場合に、WiMAX 2+を検討してみてください。ちなみに、このサイトの管理人は月に30GB〜40GB使ってます(ファミレスやマクドナルドなどで、サイトを更新している時に動画や音楽を無駄に垂れ流しているのが原因・・)。

BIGLOBE WiMAX 2+の評価と比較とネットの評判の詳細

WiMAX 2+とポケットWiFiの比較と評価、自分に最適なプランの選び方