2018年10月版:格安SIM35枚とドコモ本家の通信速度ランキングと評価、ヤマダニューモバイルを追加
2018年10月版の格安SIM35枚とドコモ本家の通信速度ランキング
超速い | 1位 UQ mobile、ドコモ本家(ドコモwith) 2位 BIGLOBE WiMAX 2+、ワイモバイル 3位 LINEモバイルのソフトバンク回線(暫定順位)、mineoのソフトバンクプラン(暫定順位) 4位 LinksMate、b-mobile Sのドコモ回線(暫定順位) |
比較的速い | 5位 BIGLOBEモバイルのタイプA、NifMo、LIBMO、mineoのドコモプラン 6位 IIJmioのタイプD、イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線、楽天モバイルの新APN |
普通 | 7位 LINEモバイルのドコモ回線、DMMモバイル、楽天モバイルの新新APN、b-mobile Sのソフトバンク回線、mineoのauプラン |
少し遅い | 8位 エキサイトモバイル、イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線、楽天モバイルのスーパーホーダイの低速ON、QTモバイルのDタイプ、OCNモバイルONE、IIJmioのタイプA、BIGLOBEモバイルのタイプD、FREETEL |
遅い | 9位 U-mobileの通常プラン、DTI SIM、nuroモバイルのドコモ回線、nuroモバイルのソフトバンク回線、ロケットモバイル、イオンモバイルのタイプ1のau回線、QTモバイルのSタイプ、ヤマダニューモバイル |
論外 | 10位 DMMモバイルのSNSフリー、TONEモバイル、0SIM |
上記が2018年9月平均と10月直近の通信速度(HTTPS速度)、反応速度と安定性、Webサイトの読込速度、アプリのダウンロード速度、動画の再生時の通信速度など、実際に出る通信速度を総合的に評価した格安SIMとWiMAX 2+の通信速度ランキングです。
通信速度は下記のサイトで毎日計測しています。
ここでは主に9月1日〜9月30日までの測定値をもとに評価していますが、過去の記録と10月直近の数値も考慮しています。
前回からの順位変動
今回初計測のヤマダニューモバイルは通信速度が遅いのに加えて、Youtubeの通信速度をさらに制限しているので9位にランクイン。どうしようもない感じです・・。
mineoのソフトバンク回線は通信の最適化を解除したら、平日の昼でも通信速度が超速くなったので、1ランクアップの3位。
DMMモバイルは通信速度が低下することが多くなっているので1ランクダウンの7位。
b-mobile S(前回U-mobile S)のソフトバンク回線は、Youtubeの通信速度を結構厳しく制限しているのが見つかったので1ランクダウンの7位。
楽天モバイルの新新APNは、アプリのダウンロードを結構厳しく制限しているのが見つかったので1ランクダウンの7位。
mineoのau回線が前回よりも結構速度が改善されているので、とりあえず1ランクアップの7位(次回も同じくらい良ければ6位)。
その他の格安SIMは、前回と同程度か誤差レベルなので、順位は変わりません。
格安SIMや格安スマホのニュース
楽天モバイルのau回線がスタート
楽天モバイルが2018年10月からau回線をスタートしました。
このサイトでも早速速度計測をしようと思い、契約手続きをしたのですが審査に落ちました・・。楽天モバイルは5回線までしか契約できません。
2回線を9月末で解約完了して、3回線だったのですが、解約した回線の最後の支払いが完了するまで回線数としてカウントするとかで、11月まで新たに契約できないそうです・・。
1回線は8月18日に解約手続きをしたのですが、楽天モバイルは15日までが当月中に解約できる期限だったので、9月30日までずれ込んでしまうという。
そんなこんなで、楽天モバイルのau回線の速度計測は11月の中旬ごろから開始します。通信速度は、おそらくIIJmioのタイプAと同じ程度の速度(あまり良くない速度)になっていると思われます。
なんで楽天モバイルが今更au回線を始めたのか不明ですが、フルMVNOを巡って楽天とIIJがいざこざを起こしたとかなんとかの噂が流れていたので、もしかしてその落とし前?なのではとか邪推してみたりします。(あくまで邪推なのです)
ちなみに、楽天モバイルは通信の最適化で画質を劣化させますが、au回線でもそうなのかと問い合わせたところ、わからないので後日折り返し連絡すると言われて、回答がないまま10日以上が経過しました・・。基本、楽天はそういうところです。
いずれにせよ、au回線を選ぶ場合は、通信速度が速いUQ mobileかBIGLOBEモバイルのタイプAを選んでおいたほうが無難です。
話題のAIカメラ、nova 3が発売
2018年10月5日にnova 3が発売されました。AIカメラを搭載した、コスパの良い高性能スマホという触れ込みの格安スマホです。定価は5万4800円ですが、OCNモバイルONEが2万7800円にして鬼のように安く売っています。
ひょんなことから、nova 3の発表会に参加していました。(見ていただけ)
発表会もカメラ中心にプレゼンが行われて、AIカメラで写真が綺麗に撮れることを強調していましたが・・・。BIGLOBEモバイルから借りて、nova 3のカメラテストをしたところ、うーんな画質。。
nova 3のAIカメラは、元の写真に対してAIで着色しています。元の写真自体の画質が5万円のスマホとしてはあまり良くなく、着色が実物よりも派手になる感じになっています。他人からの見栄えは良くなるかもですが、実物を見た本人からしたら、うーんこんな感じじゃなかったような・・みたいな気分になります。
nova 3は他人に見せる写真という位置付けとしては良いのかもしれません。(個人的には、しょぼくれてても見たままの色合いの写真が好きです)
ヤマダニューモバイルを追加
諸事情でヤマダニューモバイルの評価記事を追加して、借り物ですがヤマダニューモバイルの通信速度の計測を開始しました。
ヤマダニューモバイルは、ヤマダ電機とU-mobileの合弁会社です。なんかまずそうと思って、長らく無視していたのですが、少し色々あって評価記事やら速度計測やらをすることになりました。
その結果、通信速度は遅いし、Youtubeは0.3Mbps程度しか出ないように速度制限しているし、どうしようもないです。。何がしたいのかさっぱりわかりません。何がしたくて格安SIMを始めたのでしょう?
Twitterの運用状況
2016年10月07日 Twitter開始
2017年12月22日 フォロワー3102
2018年9月13日 フォロワー4646
2018年10月15日 フォロワー4825
Twitter:格安SIMの管理人で地道に運用を続けています。格安SIMとスマホの口コミと併用しながら活動しています。
2018年9月平均+10月直近の各MVNOの通信速度の総括
ここでは格安SIM35枚とドコモ本家の通信速度(リアルタイム)の2018年9月平均の数値をもとに評価しますが、10月直近の速度や過去の速度も考慮します。
ドコモ本家
ドコモ本家の2018年9月の通信速度(平日平均)
ドコモ本家は30Mbps程度の超速い速度で安定しています。前回は35Mbps〜40Mbps程度の速度なので、前回と比べると低下していますが、引き続き超速い速度を維持しています。
UQ mobile
UQ mobileの2018年9月の通信速度(平日平均)
ドコモ本家に次いで速度が速いのがUQ mobileです。
いつも同じ評価になってしまいますが、UQ mobileは相変わらず超速い速度を維持しています。平日昼でも夜でも土日祝日でも平均18Mbpsを維持しています。通信品質は全て良しです。いつでもサクッと速くて安定した通信品質を維持しています。
格安SIMの通信速度に不満を感じる人はUQ mobileがオススメです。特に平日昼でも快適に使いたい場合は格安SIMの中ではUQ mobileしか選択肢はありません。LINEモバイルのソフトバンク回線もかなり有力な候補ですが、より確実な速度品質を望む場合は格安SIMではUQ一択になります。
UQのプラン内容が自分に合っていない場合に他の格安SIMやドコモ本家を選ぶのが無難な感じです。
・UQ mobileの詳細評価
・UQ mobileの通信速度(リアルタイム)
BIGLOBEモバイル
※ 最適化解除APNで速度計測を行っています。エンタメフリーのオフです。
BIGLOBEモバイルのタイプD(ドコモ回線)の2018年9月の通信速度(平日平均)
BIGLOBEモバイルのドコモ回線は前回と同じく格安SIMの中で普通、もしくは少し遅い速度を維持しています。悪くはないけど良くもない。普通か少し遅いレベルで中途半端なところでウロウロしています。
BIGLOBEモバイルのタイプA(au回線)の2018年9月の通信速度(平日平均)
BIGLOBEモバイルのau回線は平日の昼以外は、速い速度を維持していました。
前回よりもの平日の昼の速度が少し悪くなっていますが、格安SIMの中では平日の昼でもかなりまともに使える速度を維持しています。(たまに結構低下している日もありますが・・)
au回線は2018年8月中旬ごろから速くなりましたが、この速度が長期的に維持できる可能性は6〜7割くらいかなと中途半端な自信な感じです。(あと3ヶ月経っても現状維持の速度なら結構可能性が高くなると思います)
ここの管理人の使用スマホはBIGLOBEモバイルのau回線です。2018年9月にBIGLOBEモバイルのドコモ回線からau回線へ乗り換えました。ドコモ回線でテザリングでパソコンを使って、サイトの更新程度なら思った以上に普通に使えましたが、せっかくなので通信速度の速いau回線に乗り換えました。
使う時間帯がそんなに混雑していない時間帯なので、気持ち少し速くなった気分がするくらいで、実は体感的にはあまり変わらない感じだったりします。混雑時に使えば、体感で変わるのかなと思います。
BIGLOBEモバイルでの注意点は、主に動画サービス、Youtube、Amazonプライムビデオ、Huluに対してトラフィックコントロールで0.7Mbps程度に通信速度を制限している場合があることです。
AmazonプライムビデオやHuluを見る場合は、速度制限で消費するデータ量は少なくなりますが、初速バーストがほとんど効かないので、少しストレスになる感じの再生になる場合があります。
Youtubeに対しても時間帯によって0.7Mbpsの速度制限がある場合がありますが、Youtubeは数Mbpsの初速バーストが効いて読み込みが速いので、スマホで見るぶんには文句をいう人はほとんどいない感じです。
ただ、この0.7Mbps制限のパターンがよくわかりません。主に動画サービスのみ引っかかる制限だと思いますが、最適化解除APNを使うとある程度緩和して、最近になって(?)、0.7Mbps制限自体がある程度緩和されてきているのかな?という結果も出たりと、よくわからないです。
0.7Mbps制限のパターンがわかれば、懸念点が少なくなってau回線の評価もあげやすいですが、煮え切らない感じです。
Netflixだとトラフィックコントロールにかからないので快適に見れます。ただ通信速度が速すぎて30分の視聴で600MBくらいデータを消費して、おっふな感じになります。
・BIGLOBEモバイルの詳細評価
・BIGLOBEモバイルのドコモ回線の通信速度(リアルタイム)
・BIGLOBEモバイルのau回線の通信速度(リアルタイム)
楽天モバイル
楽天モバイルは4つの通信速度に分かれています。
①ドコモ回線:組み合わせプランでAPNがrmobile.jp:楽天(新)
②ドコモ回線:組み合わせプランでAPNがrmobile.co:楽天(新新)
③ドコモ回線:スーパーホーダイの低速ON
④au回線:組み合わせプラン
①と②のAPNは選択できません。契約した後に強制的にランダムでjpかcoのAPNになります。
①楽天モバイルの新APN(JP)の2018年9月の通信速度(平日平均)
楽天モバイルの新APN(JP)は前回と同じか少し速くなり、格安SIMの中でも比較的速い速度を維持しています。平日の昼でも0.5Mbps以上の速度を維持することが多くなっています。(他の格安SIMだと0.1Mbps〜0.4Mbps程度)
ただし、楽天モバイルは推定困難なトラフィックコントロールを行っています。アプリのダウンロードを極端に制限(0.3Mbps程度)したり、動画の通信速度を制限したりします。そして、その制限内容が一定していません。加えて、通信障害を年に何度も起こしたりします(大半の格安SIMは多くても年1回程度)
楽天モバイルは全体的には速度が良くなっていると思いますが、ここの通信品質は何か変なんです・・みたいな気分です。
②楽天モバイルの新新APN(CO)の2018年9月の通信速度(平日平均)
楽天モバイルの新新APN(CO)も前回より速度が少し速くなって、格安SIMの中でも比較的速い速度を維持しています。ただ、新APN(JP)と同じように新新APN(CO)でも変なことをしています。
平日19時30分の楽天モバイルの新新APN(CO)通信速度のグラフ
左がYoutubeを再生した時の通信速度で5Mbpsくらい出ます。右がアプリをダウンロードした時の通信速度で0.8Mbpsくらいしか出ません。
こんな感じの速度制限が不定期に現れては消えたりします・・。
③楽天モバイルのスーパーホーダイ(APN:CO)の低速ONの2018年9月の通信速度(平日平均)
スーパーホーダイは最大1Mbpsの低速モードが無制限で使える、10分かけ放題付きの通話SIMのプランです。昼12:00~13:00と18:00~19:00の時間帯は最大300kbps制限されます。
いつも通り最大1Mbpsの実効速度は1Mbps、最大300kbpsの実効速度も300kbpsでした。ただ、スーパーホーダイでもアプリの速度制限を行っていました。。
平日19時30分のスーパーホーダイの低速最大1Mbpsの通信速度のグラフ
右がYoutubeを再生した時の通信速度で1Mbpsくらい出ます。左がアプリをダウンロードした時の通信速度で0.3Mbpsくらいしか出ません。
こんな感じで実質的にアプリのダウンロードをできなくさせています。ただ、いつでもできなくさせているわけではなく、時間帯によっては制限がなくなっていたり、APNの違いでできる場合があったり、時期によってできるようになる場合もあったり、楽天の気分次第で変わります。
楽天モバイルのau回線について
2018年11月の中旬くらいからau回線の速度計測を行います。おそらく楽天モバイルのau回線はそんなに速くないと思うので、au回線は通信速度が速いUQ mobileかBIGLBOEモバイルのタイプAを使うことをオススメします。
楽天モバイルの総合評価
楽天モバイルの通信品質は以前よりも良くなってきています。
ただし、変な速度制限があっちにあったり、こっちにきたり、よくわからない不確実性を抱えています。
加えて、通信障害でネット自体ができなくなることが、他の格安SIMと比べてだいぶ多いです。多いと言っても年に数回程度ですが、運がそこそこ悪いと出先でネットが使えないという可能性もあるので注意が必要です。
楽天モバイルのスーパーホーダイ、もしくは通話SIMを契約すると、楽天市場でもらえるポイントが+2倍になるので、楽天市場で買い物をよくする場合に検討してみてください。あとは、スマホで動画をたくさん見る場合はスーパーホーダイは良い選択肢です。
・楽天モバイルの詳細評価
・楽天モバイルの新APN(JP)の通信速度(リアルタイム)
・楽天モバイルの新新APN(CO)の通信速度(リアルタイム)
・楽天モバイルのスーパーホーダイ(APN:CO)の通信速度(リアルタイム)
IIJmio
IIJmioのタイプD(ドコモ回線)の2018年9月の通信速度(平日平均)
IIJmioのタイプDは前回よりも速度が少しだけ改善していますが、引き続き平均的な格安SIMよりかは少し速い程度の速度を維持しています。
平日昼の混雑時でもパケロスが少ないので、通信速度が遅くても他の格安SIMよりかは少しまともにネットができるくらいです・・。
IIJmioのタイプA(au回線)の2018年9月の通信速度(平日平均)
IIJmioのタイプAはクズ回線なので無視です。
au系の格安SIMは、何をおいてもUQ mobile、次にBIGLOBEモバイルのタイプAを検討することをオススメします。IIJmioのタイプAにせよ、mineoのauプランにせよ、速度がもうダメっぽいので無視したほうが良いです。(最近mineoのauプランが少し良くなってきていますが・・)
IIJmioを選ぶ場合は、タイプDがおすすめです。
・IIJmioの詳細評価
・IIJmioのタイプDの通信速度(リアルタイム)
・IIJmioのタイプAの通信速度(リアルタイム)
エキサイトモバイル
エキサイトモバイルの2018年9月の通信速度(平日平均)
エキサイトモバイルは今回は前回よりかは良くなりましたが、10月になってから再び速度が悪くなって、格安SIMの中でも少し悪い速度を維持しています。
土日も他の格安SIMと比べて遅くなることが多いです。平日の木曜や金曜になるとカス速度になることも多くなります。
エキサイトモバイルを運営しているエキサイト株式会社は業績不振で他の企業に買収されてしまい、今後の動向が気になります。
・エキサイトモバイルの詳細評価
・エキサイトモバイルの通信速度(リアルタイム)
DMMモバイル
DMMモバイルの2018年9月の通信速度(平日平均)
DMMモバイルは前回よりかは少し速くなりましたが、10月になってから速度が低下して格安SIMの中では普通レベルの速度になっています。
IIJ系ではIImioとDMMモバイルが同等くらいでしたが、10月に入ってからIIJmioよりも少し劣る速度になりつつあります。
微々たる違いかもですが、IIJ系の通信速度はIIJmio > DMMモバイル > エキサイトモバイルとイオンモバイルのような感じになっています。
IIJ系は平日の昼でもパケロスが少ないので、通信速度が遅くても比較的ネットの反応が良くて体感は少し良いのですが、それでも最近は全体的に速度が低下して微妙な感じです・・。
・DMMモバイルの詳細評価
・DMMモバイルの通信速度(リアルタイム)
イオンモバイル
イオンモバイルには3つの回線、タイプ1のドコモ回線、タイプ1のau回線、タイプ2のドコモ回線があります。それぞれで実際に出る通信速度が異なります。タイプ2だけデータSIMだけ申し込みを受け付けています。
タイプ1はIIJmioの設備を使ったIIJmio系の格安SIMです。タイプ2はNTTコム系の格安SIMです。
イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線の2018年9月の通信速度(平日平均)
タイプ1のドコモ回線は、前回と同じくらいの少し遅い速度を維持しています。日によって速度がさらに低下している日が多いので、基本的には避けたほうがよいです。
イオンモバイルのタイプ1のau回線の2018年9月の通信速度(平日平均)
タイプ1のau回線はゴミカスなので無視です。
イオンモバイルのタイプ2の2018年9月の通信速度(平日平均)
タイプ2は前回と同じように比較的速い速度を維持していました。平日昼はゴミ速度になりますが、平日昼さえ抜かせば結構速い通信速度が出る格安SIMです。ただ、タイプ2は通話SIMはなく、データSIMのみの提供になります。
イオンモバイルはまともなキャンペーンをほとんど行っていなく、タイプ1の通信速度も遅いので、基本的にはおすすめではないのですが、低速を無制限で使えるタイプ2だけ検討してみてください。
・イオンモバイルの詳細評価
・イオンモバイルのタイプ1のドコモ回線の通信速度
・イオンモバイルのタイプ1のau回線の通信速度
・イオンモバイルのタイプ2のドコモ回線の通信速度
mineo(マイネオ)
mineoのドコモプランの2018年9月の通信速度(平日平均)
mineoのドコモプランは前回と同じく比較的よい速度を維持しています。
平日昼はmineoはパケロスが多いので、IIJ系やBIGLOBEモバイルのドコモ回線と比べて反応速度が悪く、体感速度が悪くなりますが、それ以外の時間帯はmineoのドコモ回線は、ドコモ系の格安SIMの中でも優秀な速度になっています。
mineoのauプランの2018年9月の通信速度(平日平均)
mineoのauプランは前回よりも速度が結構改善されて、格安SIMの中でも比較的速い速度になっています。
mineoのドコモ回線と同じく、平日昼はパケロスが多く、遅い通信速度以上に体感速度が悪くなりますが、それ以外の時間帯はかなり良い速度を維持しています。
ただ、UQ mobileやBIGLOBEモバイルのau回線と比べるとどうしても速度に見劣りするので、難しいところです・・。
mineoのソフトバンクプランの2018年9月の通信速度(平日平均)
mineoのソフトバンクプランが2018年9月からサービスを開始しました。
平日昼でも1.4Mbps程度を維持していて、かなり快適に使うことができます。ただ、mineoの上層部がドコモ/au回線並みの速度に落ち着くと言っていたので、数ヶ月後にはそのくらいなるのかなと思います。
上記の測定は通信の最適化中の通信速度ですが、通信の最適化を解除すると、ソフトバンクプランなら平日昼でも10Mbps前後の速度が出るようになりました。
通信の最適化を行うと、あらかじめ決められた速度で一定になるのだと思います。今はまだソフトバンク回線に余裕があるので、最適化を解除したほうが速い速度を使うことができます。
回線に余裕がなくなってきたら、最適化中も最適化解除済みでも、同じような速度になるのではと思います。もしかしたら、最適化中のほうがパケロスがほんの少し少なくなって、平日昼の体感速度が少しだけ良くなるかもです。(おそらく誤差レベル・・)
ドコモ系の格安SIMの中でmineoのドコモプランは比較的優秀なので、mineoを選ぶ場合はドコモプランがオススメです。
mineoのauプランは今は速度が結構良い感じですが、時期によって速度が遅くなることもあります。そのため、速度がそもそも良いau系の格安SIM、UQ mobileかBIGLOBEモバイルのタイプAがオススメです。
mineoのソフトバンクプランは、LINEモバイルのソフトバンク回線に勝てそうもないので、ソフトバンク系の格安SIMを使いたい場合はLINEモバイルのソフトバンク回線が無難です。
・mineoの詳細評価
・mineoのドコモプランの通信速度(リアルタイム)
・mineoのauプランの通信速度(リアルタイム)
・mineoのソフトバンクプランの通信速度(リアルタイム)
NifMo
NifMoの2018年9月の通信速度(平日平均)
NifMoは前回と同じくらい格安SIMの中でも比較的速い速度を維持しています。
平日の昼はパケロスと遅い通信速度で、他の格安SIMと比べても、体感速度がかなり悪くなりますが、それ以外の時間帯はかなり良い速度を維持しています。
ただ・・・、NifMoは10月1日からキャンペーンを大幅に縮小してしまいました・・。
9月30日までは月3GBのプランでも1万6000円程度のキャッシュバックがもらえたのですが、10月1日から3GBプランはキャッシュバック対象外、そして7GB以上のプランのキャッシュバックも減額。
MVNOを申し込む人の大半は3GBプランを契約しています。通信速度が比較的速くても、まともなキャンペーンを行っていないと、正直手も足も出ないです。
それなりのキャンペーンであれば通信速度を理由になんとかなるのですが、実質キャンペーンがなくなった現状ではどうにもならない感じです。
せめて通話SIMの3GBプランと格安スマホのセットでキャッシュバック8000円くらいもらえるキャンペーンが戻ってくるまで、NifMoは冬眠に。。
・NifMoの詳細評価
・NifMoの通信速度(リアルタイム)
OCN モバイル ONE
OCNモバイルONEの2018年9月の通信速度(平日平均)
OCNモバイルONEは前回よりも速度が低下して、格安SIMの中でも少し遅い速度になっています。平日の昼のパケロスもひどく、通信速度の遅さ以上に体感速度が悪くなっています。
OCN モバイル ONEは格安SIMの中でもシェア上位のMVNOですが、通信速度はシェア上位の格安SIMの中でも一番悪いです・・。
ただ、OCNモバイルONEなら、10月5日に発売されたnova3を鬼のように安く買えます。
nova 3のカメラ性能は賛否両論があると思いますが、AI着色カメラを考慮しても、nova 3を2万7800円で買えるのはコスパ最強です。OCNモバイルONEの通信速度はあれですけど・・。
低速モードを中心に使う場合はOCNモバイルONEはオススメです。
低速モードが230kbpsくらい出るので、インターネットラジオや音楽ストリーミングサービスをたくさん使おうと思っている場合にOCNモバイルONEを検討してみてください。
OCNモバイルONEは、2018年8月から高速データ通信でもAmazon Music、AWA、dヒッツ、Google Play MUSIC、Spotify、ひかりTVミュージック、レコチョクBestならデータ消費なしに聞けるようになりました。
・OCNモバイルONEの詳細評価
・OCNモバイルONEの通信速度(リアルタイム)
LINEモバイル
LINEモバイルのドコモ回線の2018年9月の通信速度(平日平均)
LINEモバイルのドコモ回線は前回と同じくらい、もしく少し速くなっています。格安SIMの中では普通か少し速いレベルです。
LINEモバイルのソフトバンク回線の2018年9月の通信速度(平日平均)
LINEモバイルのソフトバンク回線は、前回よりも全体的に速度が3Mbpsくらい低下して、12Mbps程度の速度になっていますが、引き続き平日の昼でも快適に使える速度を維持しています。
LINEモバイルはソフトバンク回線限定で2018年8月から2018年12月末まで最低1Mbps保証キャンペーンを行っています。相当余力を持って回線の増強が入っているっぽいので、ソフトバンク回線は12月末まで格安SIMとは思えない速度を維持することになります。
あくまで予想ですが、2019年以降は平日昼でもUQモバイルやワイモバイルのように10Mbps以上の速度を維持するのは、ソフトバンク回線であっても無理です。いつでも無敵の速度で使いたい場合は、UQモバイルやワイモバイル、ドコモ本家などの大手キャリアを使ってください。
2019年以降は、速度が徐々に低下して長期的には平日昼は1Mbps前後を維持すると思います。
いずれにせよ、ソフトバンク系の格安SIMでコスパ最強はLINEモバイルはソフトバンク回線です。特にソフトバンクのスマホを使っている場合は、LINEモバイルはソフトバンク回線を優先して検討することをオススメします。
・LINEモバイルの詳細
・LINEモバイルのドコモ回線の通信速度(リアルタイム)
・LINEモバイルのソフトバンク回線の通信速度(リアルタイム)
ワイモバイル
ワイモバイルの2018年9月の通信速度(平日平均)
ワイモバイルは特に変わらず超速い通信速度が出ています。いつでも快適に使えます。
ワイモバイルはソフトバンクの一部門、LINEモバイルはソフトバンクの子会社という立場です。実質的にはどっちも似たり寄ったりの立場です。
LINEモバイルのソフトバンク回線のほうが安く使えて十分な速度が出るので、ワイモバイルをあえて選ぶ理由はあまりないです。月額料金が少し高くなっても実店舗のサポートが欲しい場合や、速い通信速度を確実に使いたい場合はワイモバイルを検討してみてください。
・ワイモバイルの詳細評価
・ワイモバイルのキャンペーンの詳細
・ワイモバイルの通信速度(リアルタイム)
LinksMate(リンクスメイト)
LinksMateの2018年9月の通信速度(平日平均)
LinksMateは相変わらず快適な速度を維持しています。
平日の昼は速度が少し低下する場合がありますが、他のドコモ系の格安SIMと比べるとはるかにマシです。たまにゲームの大型アップデートで速度が急低下している時間帯がありますが、月に1回か2回なので、許容範囲だと思います。
キャンペーンをほとんどしておらず、5GB、10GB、20GB、30GBとざっくりとしたプランしか用意していませんが(1GBプランは2Mbpsの速度制限)、それゆえに速度を維持しやすいのかもしれません。
キャンペーンよりもドコモ系の格安SIMで速い通信速度を重視している場合や、ゲームが好きな場合にLinksMateがおすすめです。
・リンクスメイトの詳細評価
・LinksMateの通信速度(リアルタイム)
LIBMO(リブモ)
LIBMOの2018年9月の通信速度(平日平均)
LIBMOも毎回同じ比較的速い速度を維持しています。いつも同じなので、下記はいつも通りのコピペです。
LIBMOのHTTPS速度は2.8Mbps程度に制限しています。平日昼は速度が遅くなりますが、Youtubeは比較的快適に見えることができます。平日夕方18時台は他の格安SIMは1Mbpsを切ることが多いですが、LIBMOなら2Mbps近く出ていたりします。
一般的な使い方なら10Mbpsとかの速度はあまり必要ないです。2Mbps以上出ていれば快適で、1Mbpsを切ると顔色が悪くなる感じです。そういう意味でLIBMOのように2Mbps以上を安定して維持できれば文句なしです。
ただ、アプリのダウンロード速度を終日2Mbps程度に制限している点だけ少し注意が必要です。
LIBMOは合計最大7200円の月額割引(1年間)を行なっています。他のMVNOだと主にキャッシュバックや商品券が半年から1年後にもらえたりするキャンペーンをしていますが、LIBMOなら月額割引なので最初から支払う金額を少なくすることができます。月額割引重視の場合に、LIBMOがオススメです。
・LIBMOの詳細評価
・LIBMOの通信速度(リアルタイム)
QTモバイル
QTモバイルのDタイプの2018年9月の通信速度(平日平均)
QTモバイルのDタイプ(ドコモ回線)の通信速度はあまり良くありません。格安SIMの中でも少し悪い速度です。10月になってからさらに少し悪くなっています。
QTモバイルのDタイプはIIJmioのタイプDの設備を使っていますが、通信速度はエキサイトモバイルやイオンモバイルと同じようにIIJmioよりも1段低めの速度、格安SIMの中では少し遅い速度になっています。
QTモバイルのAタイプはmineoのauプランの設備を使っているので微妙。
QTモバイルのSタイプは、おそらくnuroモバイルのソフトバンク回線の設備を使っていて、とにかく通信速度が遅いです。格安SIMの中で1,2位を競うくらいの遅さです。アプリのダウンロードも0.4Mbps程度に制限されていて、まともにできません。
QTモバイルのDタイプは格安SIMの中ではあまり良くありませんが、そこまで悪くはないので、キャンペーンで安く使えそうな場合に検討してみてください。
月1GBでもキャンペーンで商品券がもらえて、ドコモプランの月6GBの場合は月額割引がアップするので、料金的にはかなり安く使うことができます。
QTモバイルのAタイプは、UQ mobileやBIGLOBEモバイルを使ったほうが無難です。SタイプはひどいのでLINEモバイルのソフトバンク回線のほうがはるかに良いです。
b-mobile
b-mobile Sのドコモ回線の2018年9月の通信速度(平日平均)
b-mobile Sのドコモ回線(190PadSIM)の通信速度はかなり速いです。b-mobile Sのドコモ回線は、ドコモ系の格安SIMの中でも月額料金が高く、キャンペーンもなく少し割高ですが、通信速度はかなり良いです。
b-mobile Sのソフトバンク回線の2018年9月の通信速度(平日平均)
b-mobile Sのソフトバンク回線は前回よりも少し速度が速くなっていました。ドコモ回線よりかは遅いですが、格安SIMの中ではかなり速い通信速度を維持しています。
ただし・・・、b-mobile Sのソフトバンク回線はYoutubeの通信速度を制限しています。
b-mobile Sのソフトバンク回線でYoutubeを再生した時の通信速度
なんか怪しいと思って10月10日の平日19時30分ごろに詳細テストをした結果、他の用途だと通信速度は安定しませんが2Mbps〜10Mbps程度出ましたが、Youtubeを再生したところ通信速度は0.5Mbpsに制限されてしまいました。
b-mobile Sのソフトバンク回線は、LINEモバイルのソフトバンク回線よりも月額料金が高く、LINEモバイルと比べると通信速度が遅く、さらにYoutubeは秘密裏に速度制限・・。初速バーストも効いておらず、普通画質でも再生途中に微妙に止まる可能性がある0.5Mbps。。
ソフトバンク回線を使いたい場合は、LINEモバイルのソフトバンク回線を使うことを強くオススメします。
b-mobile Sのドコモ回線は問題なかったのですが、ソフトバンク回線で怪しいことをしたり、b-mobileを運営している日本通信の業績はまともじゃないので、ドコモ回線で通信速度を重視する場合はLinksMateを使うことをオススメします。
ヤマダニューモバイル
ヤマダニューモバイルの2018年10月の通信速度(平日平均)
ヤマダニューモバイルは2018年10月から速度計測を開始しました。
結果、悪いです。選ばない方がいいです。
通信速度が1Mbps程度しか出ません。極端に遅くなるわけではありませんが、ずーと少し遅い速度が続く感じです。さらに悪いことに、Youtubeの通信速度は0.3Mbps程度に制限しています。0.3Mbpsだと普通画質も見れません。常に低画質です。
いったい何を考えてるのやら・・。
BIGLOBE WiMAX 2+
BIGLOBE WiMAX 2+は契約から2年経って解約したため、いったんWiMAXから離れることにしました。しばらくBIGLOBEモバイルのテザリングをWiMAXの代わりに使って、その後どうするか考えようと思います。
そのうちリアルタイム計測にWiMAX2+も加えようかなとか思っています。
BIGLOBE WiMAXは2年近く1ヶ月ごとに計測を行っていましたが、この辺のWiMAX2+の通信速度は時間帯に関わらず15Mbps前後で安定していました。ということで、今後も15Mbps程度は出るものとして評価します。
※ WiMAX2+は場所によって速度が大幅に異なります。特に郊外だとまともな利用はおそらく無理です。
——–以下、WiMAX2+のいつもの宣伝——–
WiMAX 2+なら3日間で10GB使えるので、1ヶ月で最大100GB使えます。2年契約ならキャッシュバックを計算に入れると月3000円くらいで使えます。
格安SIMは大容量のデータプランだと月額料金がかなり高くなり、大容量プランに適した速い速度も出ません。格安SIMにも無制限プランがありますが、実際にはデータは無制限には使えず速度も遅いです。
月10GB以上データを使うならWiMAX2+を検討し始めて、月15GB以上ならWiMAX2+を選んだほうが良いです。
ただ、WiMAX2+は場所によっては電波の受信が悪くなる可能性が高いので、郊外に住んでいるような場合はWiMAX2+を選ぶのはリスクが高いので注意してください。
・BIGLOBE WiMAX 2+の評価とキャンペーンの詳細
・WiMAX 2+とポケットWiFiの評価とキャンペーンの詳細