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DIGNO Vの詳細スペックと使える格安SIMのまとめ(2017年発売)

DIGNO Vは2017年7月14日にUQ mobileから発売された格安スマホです。au回線の格安SIMで使えます。

ドコモ回線とソフトバンク回線の格安SIMでも使えますが、対応バンドがわからないため、電波の受信が悪くなる可能性があります。

発売当時はそこそこ良い格安スマホだったので、今でもそれなりに使うことができます。

DIGNO V

ーーー 以下2017年時点の情報 ーーー

DIGNO VはUQ mobileから発売された、そこそこの性能のCPUを搭載した、防水・おサイフケータイ対応で、衝撃に強いスマホです。

ざっくり評価するとAQUOS senseのほうがおすすめです。

AQUOS senseのCPUの性能はDIGNO Vと同じですが、AQUOS senseはRAMが3GB、ROMが32GBです。アプリを多く起動しても比較的サクサク使えて、アプリをたくさんインストールすることができます。さらにAQUOS senseには指紋認証が搭載されています。

スマホをあまり使わない場合で、壊れにくいスマホを重視する場合にDIGNO Vを検討する感じです。

DIGNO Vの詳細スペック(性能)

  DIGNO V
CPU オクタコア1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア Snapdragon 430 MSM8937
RAM 2GB
ROM 16GB
ディスプレイ 5インチ
解像度 1280×720
カメラ 1300万画素/前面500万画素
電池容量 2600mAh
サイズ 146 × 73 × 8.9mm(最厚部9.2mm)
重さ 139グラム
連続待受 650時間
本体カラー ホワイト、ネイビー
価格 2万4100円(UQ) / 2万8800円(mineo)

Android 7.1、SIMフリー、テザリング対応、外部マイクロSD(最大256GB)、指紋認証非対応、USB Type C 非対応、Bluetooth v4.2、Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac、防水・防塵、耐衝撃、おサイフケータイ対応

DIGNO Vが使える格安SIMのまとめ

DIGNO Vの対応バンド

対応通信規格:4G LTE / WiMAX 2+

DIGNO VはauのLTEバンドをカバーしているはずなので、FDD-LTEのバンド1、18、26に対応していると思われます。auのWiMX 2+は、TDD-LTEのバンド41になります。

DIGNO Vはau回線の格安SIMで使えます。SIMのサイズはマルチSIMです。

ドコモ回線とソフトバンク回線の格安SIMでも使えますが、対応バンドが不明なため、ドコモとソフトバンクの電波が悪くなる可能性があるので注意してください。

格安SIMを持っていない場合は、下記のキャンペーンを参考に格安SIMを選ぶことをオススメします。通信速度を重視する場合は、格安SIMの速度ランキングの記録を参考にしてみてください。

格安SIMのキャンペーンのおすすめランキング

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2017年発売時のDIGNO Vの性能レビュー

比較的性能の良いCPUを搭載

DIGNO WのCPUはオクタコア1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア Snapdragon 430です。格安スマホの中ではそこそこ良いCPUを搭載しています。

Snapdragon 430はとりわけ優れたCPUというわけではありませんが無難なCPUです。一般ユーザなら結構サクサク使うことができます。

ただし、高度な3Dゲームが大好きな場合は、DIGNO V程度のCPUの性能では快適なゲームプレイができない恐れがあります。

一般的なゲーム、パズドラ、モンスト、ツムツム、ポケモンGOなどは遊べます。多少高度なゲームでもDIGNO Vでそれなりに遊べます。とっても高度だと厳しいです。

2021年版:超ざっくりしたCPUの性能表(SoCの性能)
超高性能
Snapdragon:845、855、865
Kirin:990
iPhone:XR、XS、XS Max、SE 第2世代、11、11Pro、11Pro Max、12、12mini、12Pro、12Pro Max
高性能
Snapdragon:730、730G、690 5G、720G、732G、765G、835
Kirin:970、980
iPhone:8、X
比較的高性能
Snapdragon:662、665、660、820、670、675、710
Kirin:950、955、960、810
iPhone:7
普通性能
Snapdragon:630、632、650、636
Kirin:710
Galaxy:Exynos7904、Exynos7885
iPhone:6s、SE 第1世代
低性能
Snapdragon:450、625、439、460
Kirin:650、655、658、659
Galaxy:Exynos7884B
iPhone:5s、6
最底辺
Snapdragon:400、410、430、435

※ 右に行くほど高性能

スマホをあまり使わない場合は低性能のCPUでも十分に使えます。

スマホを普通程度に使う場合は普通性能のCPUでも普通に使えます。一般的なゲームなら普通性能でも遊べます。

スマホを人よりも少し多く使う場合は比較的高性能以上を選びます。スマホがよりサクサク動くようになります。重い3Dゲームが好きな場合は高性能以上を選びます。

スマホをたくさん使う場合で常にヌルヌルサクサク使いたい場合、またはゲーム性能を最重視する場合は超高性能を選びます。

RAM2GB、ROM16GB

DIGNO VのRAMは2GB、ROMは16GBです。

CPUが脳みそに相当しますが、RAMは勉強机の広さに相当します。RAMが多ければ多いほど、より多くのアプリを起動することができます。ROMは机の引き出しの大きさに相当します。ROMの容量が大きければより多くのデータを保存することができます。

ざっくり評価すると、ライトユーザとライトユーザよりの一般ユーザ向けのRAMとROMの容量です。

少しヘビーに使う場合は、RAM2GB、ROM16GBでは足りません。RAM3GB以上、ROM32GB以上のスマホを検討する必要があります。

写真や音楽、動画などはマイクロSDカードに保存できるので心配する必要はありません。アプリ、特にゲームアプリをたくさんインストールしたい場合は、ROM16GBのDIGNO Vは避けた方が良いです。

電池持ちはかなり良い

DIGNO WとDIGNO Vの性能はほぼ同じで、電池容量だけ15%ほど少なくなっています。

DIGNO Wは格安スマホの中でも超電池持ちが良いので、DIGNO Vが15%ほど電池持ちが低下しても、かなり電池持ちが良いと評価できます。

DIGNO WのYoutubeの連続再生時間は14時間35分
→予想されるDIGNO Vの再生時間12時間ほど

DIGNO Vは電池持ちに特化しているとまではいきませんが、電池持ちはかなり良い部類に属します。ただ、より電池持ちを重視する場合はAQUOS L2やDIGNO Wがおすすめです。

おサイフケータイ対応

DIGNO Vはおサイフケータイに対応しています。

防水&耐衝撃

DIGNO Vは防水に対応していてい、落としても壊れにくい衝撃に強い作りになっています。

DIGNO Vと同じように防水&耐衝撃スマホは、DIGNO Wとarrows M04です。

DIGNO Wとarrows M04は洗剤で洗うこともできるので、汚れ仕事でスマホが汚れることが多い場合におすすめです。ただ、arrows M04はCPUがかなり低性能なのでおすすめ度は低いです。

防水と対衝撃を備えたスマホを検討しているなら、基本的にDIGNO VかDIGNO Wがおすすめです。

カメラ性能はおそらく普通レベル

カメラ性能は画素数だけではわからなくなっています。実際に写真をとって、他の格安スマホと比較することで相対的なカメラの実性能を測ることができます。

実機がないのでテストすることができませんが、かなり高い可能性でDIGNO Wと同じカメラ性能になっていると思われます。

スマホの写真に特にこだわりがなければ、特に問題はないと思いますが、写真を撮るのが好きな場合はDIGNO Vに限らず、日本メーカーのSIMフリースマホは避けた方がいいです。

GPSの精度はおそらく少し良い

基本的に最近の格安スマホはGPSの精度が良いので、GPSの精度はそんなに気にする必要はないのです。

DIGNO Vとほぼ同性能のDIGNO WのGPSの精度は格安スマホの中でも少し良いレベルになっていたので、DIGNO Vも特に問題ないと思われます。

ドコモ回線の格安SIMもおそらく使える

DIGNO Vの製品ページには、「本機種は日本国内において3G通信はご利用いただけません。」と記載されています。

3G通信ができない場合、ドコモ回線の格安SIM(通話SIM)では電話やSMSができないはずですが、DIGNO WやAQUOS L2では3G通信は利用できないと記載されているにも限らず、実際は利用できています。

このことから、DIGNO Vも3G通信は利用できないと記載していても、実際には利用できる可能性は非常に高いです。

ちなみに、京セラやUQに問い合わせても、使えることを否定すると思われるので、DIGNO Vに関しては実際に試してみるまでわからないです。(DIGNO WとAQUOS L2は実際に試しました)

その他の細々としたかと

電源ボタンをスマホの下部に搭載

DIGNO Vの電源ボタンは、スマホの画面の下(前面)に付いています。ほとんどのスマホは、電源ボタンは側面に付いているのですが、前面にあった方が押しやすいんじゃないかということで、DIGNO Vでは前面に付いています。

前面が押しやすいかというと、ぶっちゃけ大して変わりません。どうでも良い感じです。

クリアな音質&快適な通話機能を搭載

DIGNO Vには、通話中の相手の声が聞き取りにくい場合に自分が聞きやすい音質に調整する機能と、スマートソニックレシーバーというディスプレイ全体を振動させて声を伝える機能が付いています。

スマートソニックレシーバーなら騒がしい場所でもクリアに聞くことができます。

ただ、格安スマホは前提として電話をそんなにしない人にオススメなので、DIGNO Vの通話機能はオマケ程度になります。

指紋認証非対応

2016年以降に発売されたスマホのほとんどは指紋認証に対応していますが、DIGNO Vは対応していません。

DIGNO Vに限らず、arrows M04やDIGNO W、AQUOS L2などの日本メーカーのSIMフリースマホに指紋認証を搭載していません。ガラバゴスな機能をつけても、指紋認証のような重要な機能を付けない・・。

海外メーカーのスマホなら、2万円程度のスマホでも指紋認証が付いているので、日本メーカーは頑なに指紋認証の搭載を拒否しています。正直、理解できません。

2017年発売時のDIGNO Vの評判

DIGNO Vを使っている人の評判はありません。無名です。無名の原因はUQ mobileでしか販売していないためです。

レビューしている人も、実際に買ってレビューしているわけではなく、ほとんどがカタログスペックを見ただけだったり、借り物だったりです。こういう場合は基本的にポジティブな評価を前提に記載されるので、そんな役立つものでもないです。

このサイトはカタログスペックを見ただけですが、特にしがらみもないので公平に評価します。DIGNO Vはライトユーザとライトユーザよりの一般ユーザ向けに適した格安スマホという評価になります。

DIGNO Vでも一般ユーザでも短期的には使えますが、一般的な使い方だとRAM2GB&ROM16GB&指紋認証なしという組み合わせが足かせになっていき、1,2年くらいで不満に感じてしまいます。

AQUOS senseなら、そこそこ高性能のCPUとRAM3GB、ROM32GB、指紋認証対応、OSのアップデートにまで対応しています。防水・おサイフケータイが必要なら、
AQUOS senseが一番オススメです。