GMOとくとくBBはWiMAX2+のサービスを提供しているので有名ですが、格安SIMのサービスも行っています。
GMOとくとくBBの格安SIMはBIGLOBEモバイルからの借りものでしたが、GMOとくとくBBの方が少し安く使えて、格安SIMの中でも月額料金最安値レベルです。
※ 現在もGMOがBIGLOBEモバイルを使っているかは不明です。
ただし、
・余ったデータの繰越不可
・3日間で使えるデータ量に制限
・安く使えるキャンペーンを全く行っていない
GMOとくとくBBの格安SIMは月額料金が最安値レベルでもお得感はありません。
サービスを開始して数ヶ月だけ何かごちゃごちゃやっていて、しばらくして通話SIMの受付を終了して、今ではデータSIMのみ受け付けています。
格安スマホを販売していた時期もありましたが、ラインアップが古い格安スマホのままで、サービス開始から1年半で格安スマホの販売は終了しました。
ほとんど誰も契約しませんが、ゾンビ化した格安SIMの一例として解説記事を残しておきます。
目次
GMOとくとくBBの格安SIMのメリット
- データSIMの月額料金が業界最安値レベル
GMOとくとくBBの格安SIMのデメリット
- キャンペーンを行なっていない
- 通話SIMは申し込めなくなった
- 実質的に放置されいる
- ほとんど誰も申し込んでいない
- 余ったデータを繰り越せない
- 直近3日間で使えるデータ量に制限がある
- 今でもBIGLOBEモバイルの設備を使っているのか不明
- 評判が皆無のため、実際の速度もわからない
GMOとくとくBBの格安SIMの料金プランの詳細
月額料金 | データ量 | 3日間で使えるデータ量 | |
---|---|---|---|
データSIM | 630円 | 月1GB | 3日間で360MBまで |
880円 | 月3GB | ||
1250円 | 月5GB | 3日間で1GBまで | |
1900円 | 月7GB | ||
2240円 | 月10GB |
※ 毎月50円相当のポイントがもらえます。
その他にかかる費用
・事務手数料:3000円
・SIMカード準備料:394円
SIMサイズの変更
・SIM発行手数料3000円+SIMカード準備料394円
オプション料金
・データSIMのSMS機能 120円/月
低速モードの詳細
・低速と高速の切り替え不可
通信制限(規制情報)
・月1GB/3GBプラン:直近3日間で360MBを超えると、速度が256kbpsに制限
・月5GB/10GBプラン:直近3日間で1GBを超えると、速度が256kbpsに制限
・データ量を使い切った場合は通信速度は200kbpsに制限されます。
GMOとくとくBBの格安SIMはドコモ回線の格安SIMです。余ったデータの繰越はできません。
GMOとくとくBBの格安SIMを徹底解説
GMOとくとくBBの格安SIMは、BIGLOBモバイルを使っていました。
GMOとくとくBBの通話SIMはBIGLOBEモバイルを使っていて、データSIMは別のMVNEの格安SIMを使っていました。それが、いつのまにかBIGLOBEモバイルに一本化しました。
GMOとくとくBBは、BIGLOBEモバイルと同じ通信品質や通信速度でした。
格安SIMの管理人は2017年にGMOの格安SIMサービスの新規受付を終了したと思ったのですが、2020年になってGMOとくとくBBの格安SIMサービスが今だにサービスの新規受付をしているのに気づきました。
通話SIMの新規受付は終了していましたが、データSIMの受付は今でも行っています。
ただし、BIGLOBEモバイルにはない制限がいつの間にか設けられているので、GMOの格安SIMはBIGLOBEモバイルから、また別のMVNEに変えている可能性があります。
GMOとくとくBBの格安SIMは正体不明です。
GMOとくとくBBは、格安SIM事業にはやる気がない
GMOとくとくBBは、格安SIMサービスを2016年7月ごろに開始しましたが、最初の数ヶ月でやる気をなくしました。旧型の格安スマホを定価で奉仕していました。
データSIMの月額料金は安いですが、キャンペーンをしていません。
GMOとくとくBBはWiMAX2+なども取り扱っていますが、格安SIMサービスは既に見放されているので、わざわざ選ぶメリットは皆無です。
GMOとくとくBBはの格安SIMは、中身がどうなっているのか、そして今後どうなるのかさっぱりわからない格安SIMなので手を出さないほうがいいです。
データSIMの月額料金が少し安いけど、実質は安くない
GMOとくとくBBのデータSIMの月額料金は業界最安値クラスですが、実質は安くないです。
普通の格安SIMの特徴
・余ったデータを繰り越せる
・3日間で使えるデータ量に制限はない(データ残量があれば全部使える)
GMOとくとくBBの格安SIM
・余ったデータを繰り越せない
・3日間で使えるデータ量に制限があるので、普段よりも多く使う日があったりすると、256kbpsの速度制限になる。
GMOとくとくBBの格安SIMは使い勝手が悪いです。
さらにGMOとくとくBBの格安SIMはキャンペーンをしていないので、易く使い始めることができません。
GMOとくとくBBの格安SIMのまとめ
GMOとくとくBBは、おそらくあまり考えずに格安SIMサービスに手を出したものと思われます。
BIGLOBEモバイルの格安SIMを借りてきて、少し安くして、販売すればちょっぴりお金が入るみたいな・・。ある意味正しいやり方かもしれませんが、格安SIM事業はそんな甘いものではありません。
お得なキャンペーンをしないと契約者数を増えません。それなりに知名度ないと相当お得なキャンペーンを行わないと、ユーザが振り向いてくれません。速度が遅くなると、解約する人が増えていきます。
格安SIM事業はかなり厳しい事業です。
そのため、GMOとくとくBBは頑張るのではなく、早期に実質放棄したのかもです。
GMOとくとくBBの格安SIMの評判
GMOとくとくBBの格安SIMを実際に使っている人が皆無なため評判もありません。
月額料金は最安値水準ですが、もはやサービス改善を放棄している格安SIMなので、安いからといって手を出すことはオススメできません。
格安SIMを検討している場合は、下記の格安SIMが無難な選択肢です。